2021/02/20

最近のコンパクトカー(その6):ヘッドアップディスプレイ

マツダ2のヘッドアップディスプレイ
マツダ2はコンパクトカーにもかかわらず、中級グレード以上には『ヘッドアップディスプレイ』が標準装備でついています。ヘッドアップディスプレイには2つのタイプがあります。フロントガラスに映すものと、専用の投射板に映すもので、マツダ2は後者のタイプです。フロントガラスに映す方が視線の移動が少なく、見やすいと言われていますが、技術的に難しいところがあり、コストアップになります。コンパクトカーとしてはコストアップは押さえたいところで、投射板タイプになったのでしょうが、私個人としてはこのタイプで十分です。

前方から視線をほとんど動かさずに、制限速度や現在の速度、必要最小限のカーナビ情報、クルーズコントロールの状況、また必要に応じて表示される各種の警報などを確認することが出来ます。表示される項目はグレードまたはオプションによって異なります。いずれ別の日に書きますが、隣のレーンを後方から近づいてくる車があれば、その警報も出ます。視線の移動が少なくて必要な情報を得られるのはとても安心できます。

衝突防止装置のような純然たる安全装備とは異なりますが、視線を前方から動かさずに済むので、安全運転に寄与すると考えます。

2021/02/17

チロ(その35):ブラッシング

チロは昨年までは冬でも原則として外で、雨の日や風の強い日の夜は玄関でした。玄関は風は防げてもそれなりに寒く、しっかり冬毛が生えてました。それで冬毛が抜け始めるのは晩春以降でした。今年の冬は昼も夜も暖房の効いた居間に入れたためだと思いますが、まだ2月だというのにもう冬毛が抜け始めました。


ブラッシング手袋でブラッシングして抜けた冬毛
とにかく抜け毛がひどいので、晴天の今日、ブラッシングをしました。チロはブラシでのブラッシングは好きでなく、ブラッシング手袋でマッサージされながらのブラッシングが大好きです。今日もブラッシング手袋でブラッシングしたのですが、予想もしなかった問題が起きてとても大変でした。

静電気で手袋の反対側に付いた冬毛何が大変だったかと言うと、静電気です。ブラッシングで抜けた毛が、ブラッシングで起きた静電気で、服や顔にくっついて取れないのです。今までは冬毛が抜けるのは晩春以降だったので、湿度が結構高い時期で、ブラッシングをしても静電気は起きませんでしたが、今日は湿度が低く、静電気がバリバリでした。特に顔に付いた毛は鬱陶しいのですが、手で払っても全く取れません。でも我慢して何とかブラッシングを終了し、最後に顔は濡らしたタオルで拭き、着ているものはコロコロできれいにしました。そのコロコロに付いた毛がものの見事にピーンと立っています。静電気の強さが分かります。
静電気で服に付いた冬毛

チロはずいぶんすっきりしました。昨日の写真にあったような段差もなくなりました。その分お尻はますますほっそりとなってしまいました。ちょっと残念です。






2021/02/16

チロ(その34):もう換毛期!!

冬毛が抜け始めたチロ
やっと冬毛が生え揃ったと思ったら、もう抜け毛です。お尻とおなかをを中心に抜け始めました。あちこち抜けた冬毛で大変です。コロコロの紙の消費量が半端ありません。立春が過ぎたのを分かっているのでしょうか?暖房が効いた部屋の中でぬくぬくとして、外に出るのは散歩の時だけなので、もう冬毛は必要ないのでしょう。ふっくらしてかわいらしかったお尻が、またスッキリになりつつあります。

冬毛が抜け始めたお尻のアップ
もう夜は暖房が効いた部屋はチロにとって暑すぎるのかもしれません。昨夜は外に出たまま戻ってこないので、どこにいるのか見に行ったら、ハウスの中で丸まってました。呼んでも戻って来ず、久しぶりに一晩中ハウスで寝て、朝早くから、ジョギングしている人や散歩している犬に吠えていました。外を通る人にはちょっと迷惑でしょうが番犬復活です。

2021/02/12

家内のスマホ買い替え

Xperia 10 Ⅱの写真
家内のスマホが古くなって、使っているアプリで動かないものが出てきました。具体的には、昨年12月下旬からモバイルSuicaが使えなくなってしまいました。チャージ済みの分は使えるのですが、新たにチャージすることが出来なくなってしまいました。モバイルSuicaが使えないと宇都宮に行く時に不便ですので、これを機会に買い替えることにしました。

テレビでは盛んに5Gの宣伝をしていますが、この辺で5Gが使えるようになるのはまだまだ先のことですし、そもそもLineをしたり、YouTubeを見たり、ちょっとYahooやGoogleで調べ物をするだけなら5Gは必要ありません。ということで、4Gで持ちやすくて、かつ画面が広いのを探しまして、縦長の「Xperia 10 Ⅱ」にしました。一般的に画面が広いのは横幅も広くて持ちにくいのですが、これは縦長で横幅は広くないの
Xperia 10 Ⅱの背面の写真
で、とても持ちやすいと言っています。この薄緑色も気に入っているようです。

買い替えた直後は、使い勝手が異なるので、ちょっと戸惑っている様子でしたが、すぐに慣れたようです。画質も音も、以前の機種より段違いに良いとのことです。文字の大きさも何段階にも変えられますので、見やすいとのことです。まだ本格的に試していませんが、カメラの性能も数段アップしています。2月5日のチロの「新車に初乗り」の写真もこれで撮りました。ただ、まだアラームには慣れていないようで、朝目覚ましをかけて、寝ぼけ眼で起きて、アラームを止められずにあたふたしています。まあ、毎朝の事なので、もう少したてば、寝ぼけながらでも止められるようになると思います。

家内はスマホ画面のアイコンをすぐに行方不明にする特技を持っています。家の中の探し物は得意なのに、行方不明になったアイコンを探して戻すのは苦手なようで、時々手助けを要請されます。大体は二つのアイコンを一緒にしてフォルダーの中に入れてしまうことが多いです。画面のスクリーンショットを撮っておけば良いのですが、その写真を見るためのアルバムアイコンを行方不明にしてしまったこともありました。

2021/02/09

最近のコンパクトカー(その5):バックカメラクリーナー

最近は多くの車に、ギヤをバックに入れると後方を映すバックモニターが付いていると思います。車種によっては、車を上方から見たように映る「360°モニター」(メーカーによって呼び名はいろいろです)も装備されています。とても便利で、バックモニターに慣れると付いていない車でバックするのが不安になります。昨年、運転免許更新で初めて高齢者講習を受けたのですが、その時実車講習で使った教習所の車にはバックモニターが付いておらず、バックでの車庫入れでちょっと苦労しました。


雨滴のついたバックモニターカメラ
そのバックモニターですが、実は一番頼りにしたい雨の日にはレンズに水滴が付いて、とても見にくいことがあります。水滴は下部につくことが多いので、一番見たいすぐ後ろのところが見えず、ぎりぎりに寄せて停めたい時に、肝心のところが見えなくて困ることが結構あります。水滴が付くのを防止するスプレーもあるのですが、事前に塗っておくと雨が降るまでに取れてしまって効果がなく、かと言って、実際に水滴が付いて困ってから、雨の中をスプレーしに行かなくてはならないのでは、全く意味がありません。


マツダ2のバックカメラクリーナー
ところが、マツダ2には「バックカメラクリーナー」と言って、ギヤをバックに入れるとバックカメラのレンズ部に高圧空気を吹き付けてレンズの水滴を吹き飛ばす装置がオプションで用意されています。面白そうなので取り付けてもらいました。まだ雨は2回しか経験していませんが、問題なくきれいに見えて、とても良好です。ただし、高圧空気を吹き付けると言っても、バックしている間中、ずっと吹き付けているわけではなく、ギヤをバックに入れた時に瞬間的に5回吹き付けるだけなので、大雨の時はバックしている間にまた水滴が付くかもしれません(まだ大雨は経験していないのでわかりません)。ただ、普通程度の雨の時は全く問題ありません。頻繁に役立つものではありませんが、雨の日のバックモニターの水滴が気になる人にはお勧めの装備です。

2021/02/05

チロ(その33):新車に初乗り

新車のマツダ2に初乗りした白柴チロ①
チロは車に乗るのが大好きです。車のキーを持っただけで出かけるのを察知して、サッと飛び出して待機しています。チロの専用車はプリウスで、運転席と助手席の間に立って運転手より前に顔を出して景色を見ているのが定位置です。しかし先日娘から「チロと車に乗るなら、安全装備が付いているマツダ2のほうにしたら」と言われました。もっともな意見なのですが、一応まだ買ってから2ヵ月も経ってない新車なので、さすがにためらいました。しかし意を決して、シートを汚さないように、シートカバーを取り寄せて昨日2時間かけて取り付けて、今日チロが初乗りしました。

新車のマツダ2に初乗りした白柴チロ②
マツダ2はプリウスよりは一回り狭いですが、全く違和感なく、プリウスの時と同じ立ち方で乗っていました。前足を乗せるアームレストの幅もプリウスよりかなり狭いので、立ちにくいかと思ったのですが、ちゃんと右足と左足を少しずらして上手に乗っていました。景色を眺めるのに飽きると、後席で丸まって寝ています。これからこの新車がチロの専用車になりそうです。


犬をこういう乗せ方をするのは安全上問題なのは重々承知なので、注意して運転します。

2021/02/03

立春

今日は立春です。昨日も書きましたが、立春が2月3日になるのは124年ぶりです。立春は二十四節気の最初の節気で、旧暦では新しい年の始まりを意味していました。旧暦では立春のころに元日がめぐってきて、立春と正月はほぼ重なっていました。必ずしも立春=元日にならないのは、二十四節気は太陽の動き、元日は月の動きで決められていたからです。いずれにしても、立春が新しい年の始まりであり、「新春」「迎春」などの言葉にその名残がみられます。「八十八夜」「二百十日」なども立春が起点になっています。という訳で、暦の上では今日から春で、二十四節気が作られた中国内陸部は大陸性気候のためこの時期から気温が上がり始めますが、海に囲まれた日本列島では季節がずれ込み、まだまだ寒い日が続きます。


玄関に貼った立春大吉のお札
我が家には、お寺から毎年「立春大吉」と「鎮防火燭」のお札が届きます。厄除けと火伏のお札で、立春の日の朝に貼り替えるとされています。今朝、昨夜の柊と鰯の頭(実は煮干しの頭)を外し、古いお札を新しいお札に貼り替えました。それに加えて、玄関には「SECOM」のシールも貼ってあるので万全でしょう。




主に以下を参考にさせていただきました。

暮らし歳時記:
 https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/nijyushisekki/risshun/

2021/02/02

今日は節分

節分は2月3日と思っていた方が多いでしょうが、今年は今日2月2日が節分です。節分は立春の前の日で、実は立春が2月3日になるのは124年ぶりです。なぜそうなるのかは昨年12月12日のブログに書いてありますので、興味のある方は読み直してみてください。


本来、節分とは季節の節目である「立春、立夏、立秋、立冬の前日」のことをいい、年に4回あります。ところが、旧暦では春から新しい年が始まったため、立春の前日の節分は、大晦日に相当する大事な日でした。そこで、立春の前日の節分が重要視され、節分といえばこの日をさすようになったのです。


豆まきのイメージのイラスト
昔は、季節の分かれ目、特に年の分かれ目には邪気が入りやすいと考えられており、さまざまな邪気払い行事が行われてきました。豆まきもその一つで、一般的には「鬼は外、福は内」と声を出しながら煎り大豆(福豆)を撒いて、年の数だけ豆を食べて厄除けを行います。ちなみに、我が家のチロはこの福豆が好きで、毎年玄関に撒いたのを拾って食べています。たぶん年の数よりかなり多く食べていると思います。


鰯と柊のイラスト
また、鬼は鰯の生臭い臭いと、柊(ひいらぎ)の痛いトゲが大の苦手とされています。そこで、鰯の頭を焼いて臭いを強くしたものを柊の枝に刺し、それを玄関先にとりつけて、鬼が入ってこないようにする風習があります。我が家には結構大きな柊がありますので、今日はこの枝を玄関に取りつけます。鬼が入ってこないように頑張ってもらいましょう。これでコロナウイルスも撃退できれば良いのですが・・・


最近すっかり節分の行事として定着した『恵方巻』ですが、大阪発祥の風習と言われていますが、その起源ははっきりとはしてしないそうです。それを1989年にセブンイレブンの本部社員が「大阪には節分に太巻き寿司を食べる風習がある」と聴いて販売を仕掛け、1998年頃からイオンが『イオンの恵方巻き』として大々的な全国展開を行ったことで『恵方巻』という名称が一気に全国へ広がったと言われています。それ以前に『恵方巻』と呼ばれていたという記録はないそうです。恵方とは、歳徳神(としとくじん)というその年の福徳を司る神様のいる場所で、今年は『南南東』です。


主に以下を参考にさせていただきました。

暮らし歳時記:
 https://www.i-nekko.jp/meguritokoyomi/zassetsu/setubun/
Wikipedia:
 https://ja.wikipedia.org/wiki/節分
 https://ja.wikipedia.org/wiki/恵方巻


【追記】
チロは今年も、年の数をはるかに超える豆を食べました。
豆まきの豆を拾って食べている白柴チロ

2021/02/01

チロ(その32):ペットっぽくなってきた?

私の膝に顎を載せて眠っている白柴チロ
この前書きましたように、チロがあまり抱っこを嫌がらなくなってきたら、触られるのもそれほど嫌がらずに、たまに自分からそばに寄ってくるようになりました。時々そのまま寝てしまいます。

まあこれはこれでうれしいのですが、触ろうとするとさりげなく距離を取って触らせてくれないチロに慣れているので、そばに寄ってくるペットっぽいチロはチロらしくなくて、まだ違和感があります。
家内に寄りかかって寝ている白柴チロ

とは言え、こんな態度でベッタリしてくれるのは、気が向いた時だけです。基本的には柴気質全開です。



 

2021/01/27

最近のコンパクトカー(その4):誤発進抑制機能

前回の「衝突回避機能」は、走行中の衝突回避または衝突被害を軽減する装置ですが、今回のは止まっている状態または低速で走行している時に、間違えてアクセルを強く踏んでしまった場合に、カメラや超音波センサーで障害物を検知し、急発進・急加速を抑制する装置です。前進の時もバックの時も働きます。


誤発進抑制の説明イラスト
自動で停止させる装置ではなく、急発進・急加速を抑制し、出力も抑制して、例えばコンビニの車止めなどは乗り超えないようにします。時々新聞に載る「コンビニから出る時にギヤを入れ間違えて店に突っ込んだ」、または「止まろうとして、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまってぶつけてしまった」などというのを防止できます。ただし、細い柱のようなものは検知してくれない場合があるそうです。この装置はマツダ2はオートマチック車には全車標準装備となっています。


これは、コンビニの駐車場で試してみました。駐車場の車止めにバックでタイヤをつけた状態で、おっかなびっくりアクセルを踏んでみたのですが、車止めを乗り越えることはありませんでした。


実はこれと同じ機能が、先代のプリウスに後付けでメーカーオプションとして付けられるようになりました。プリウスはたくさんの高齢者に乗られていますので、そのニーズが高いのではないかと思います。我が家のプリウスにも昨年11月に取り付けました。トヨタはプリウス以外の車種にもこの後付け装置を広げています。

2021/01/24

福井の大雪(その2)

大雪の時に、福井にいる二男が自宅アパートの駐車場で埋まった車を掘り出した写真
このブログを見た福井にいる二男が、実際に車を掘り出した時の写真を送ってきました。腰の高さくらいありそうです。

車に行くまでの動画も送ってくれましたが、車にたどり着くまでに遭難するんじゃないかと思うほどです。

駐車場から道路に出るまでの道も作らなけらばならなかったので、さすがに大変だったと言っていました。

メールには書いてありませんでしたが、当然奥さんの車も掘り出したはずですので、筋肉痛になったのではないでしょうか。 

2021/01/20

福井の大雪


大雪の時の福井にいる二男の自宅アパートの駐車場
北陸地方で雪による大渋滞で交通マヒが発生した今月9日に、福井市内に住んでいる二男からメールで送られてきた自宅アパートの駐車場の写真です。『雪かき』ではなく『掘り出し』ですね。これでもまだ降っている最中で、この後もっと積もったそうです。 こんな状態でどうやって通勤するのでしょうか?

チロ(その31):抱っこ

今まで何回も書きましたが、チロは触られるのが嫌い(そのくせ、何か怖いことがあるとそばに来てベッタリですが)、抱っこされるのはもっと嫌いで、抱っこしようとすると逃げ回り、無理に抱っこしてもほんの数秒で足を突っ張って拒否して飛び降ります。

お母さんに抱っこされている白柴チロ

そのそっけなさもかわいいのですが、飼い主としてはやはりペットっぽくおとなしく抱っこできる犬にも憧れます。何とか抱っこに慣れさせようと、年が変わったのを契機に、家内と娘が中心になって訓練を始めました。抱っこされるのが好きにならなくとも、せめて逃げださない程度になればと思います。とにかくおやつで釣って、抱っこされれば大好きなおやつをあげることにして、少しずつ時間を延ばしています。子犬の頃からならまだしも、6歳になってからでは難しいかと思いましたが、おやつの効果は絶大で、最近は結構長時間おとなしく抱っこされるようになりました。おやつだけではなく、意外と居心地が良いというのに気づいたのかもしれません。

抱っこされて、いい気持でウトウトしている白柴チロ


今朝も、家内が朝食の準備中にちょっと抱っこしたら逃げずに30分もいて、おかげで朝食が遅くなりました。


「慣れてくると抱っこされるのも悪くないもんだワン!」

「ご主人様は自粛中で暇なようだワン! ここで寝てもいいのかな?」

2021/01/18

最近のコンパクトカー(その3):衝突回避機能

今回は安全装備です。

先ず、車を買い替えた主目的の「プリクラッシュセイフティー」すなわち「衝突回避」機能です。最近は軽自動車も含め、幅広く採用されています。マツダ2も全車標準装備になっています。


プリクラッシュセイフティーの説明イラスト
レーダーやカメラで先行車や前方の歩行者を検出して、衝突の危険があると判断した場合は警報を出し、それでも運転者がブレーキを掛けなかった場合は、コンピュータがブレーキを自動制御する仕組みです。ただ、衝突を100%回避できることが保証されているわけではなく、カタログには「衝突回避のサポート、または衝突被害軽減を図ります」と書かれています。当然、直前への飛び出し等に対しては間に合わないこともあり得るわけです。

これはどのくらい効くのか試してみたくなるのが人情ですが、車を買った時に「この機能を試すのはやめてください」と言われてますので、まだ実際に試してはいません。仕組みからわかる通り、運転者がブレーキを操作せず「このままでは衝突が避けられない」という時に働くものですので、本当の急ブレーキです。マツダの担当者によると「つんのめるくらいの急ブレーキ」だそうです。

機能はどんどん進化しており、最近のものは夜間の歩行者の検知精度の向上が図られていると書かれています。しかし、衝突を回避する基本的責任は運転者にあります。このような装備に頼らずに、十分に注意して安全運転をしようと思います。でも最後の砦として、この装備がついているのは、中期高齢者に近づきつつある私にとっては心強い限りです。

2021/01/15

アルプスの少女ハイジ

家内のホームページに『アルプスの少女ハイジ』の主題歌の『おしえて』をアップしましたので、『ハイジ』について書いてみたいと思います。

『アルプスの少女ハイジ』はスイスの作家ヨハンナ・シュピリによって1880~1881年に執筆された児童文学作品です。日本でも数多くの翻訳本が出版されています。スイスのデルフリ村という架空の村が舞台になっています。スイスを始め、ヨーロッパのいろいろな国で実写映画が作られていますが、何といっても日本人にはテレビ放映されたアニメ『アルプスの少女ハイジ』が有名です。

このアニメは世界中で好評を得て、世界各国で放映されましたが(私は会社に勤めていた頃、イタリアに出張した時に、ホテルのテレビでイタリア語に吹き替えられたものを見ました)、実はスイスのテレビでは放映されたことがありません。とは言え、お隣のドイツやイタリアで何回も繰り返し放映されていますので、近隣の国のテレビが自由にみられるのが当たり前のヨーロッパでは、このアニメを見たスイス人もたくさんいるようです。

このアニメは原作から外れているところもかなりあります。例えば、原作では「信仰の大切さ」が大きなテーマとなっているようですが、アニメでは宗教的な話はほとんど割愛されています。そんなところもスイスで放映されていない理由の一つかもしれません。また、セントバーナード犬のヨーゼフは原作には登場しません。セントバーナード犬はスイスの典型的なイメージということで使われたようです。

アニメのハイジはスイス人の持つハイジのイメージとはだいぶ違うようです。スイスのマイエンフェルトという村には『ハイジの村』があります。そこを訪れた時の写真です。我々の知っているかわいいハイジとはだいぶ違いますが、スイス人はこのハイジが大好きなようです。


『ハイジの村』の入り口の看板

『ハイジの村』の入り口の看板です。野性味いっぱいのハイジです。









再現したハイジの家


ハイジの家です。
もちろん入場料を取られます。









ハイジとペーターのお人形

家の中です。ハイジとペーターです。
看板のハイジよりはかわいいです。









庭にはおとなしいヤギがたくさんいました

おとなしいヤギがたくさんいました。
アニメに出てくるユキちゃんのような白いヤギはいませんでした。







日本語が書かれている看板

アニメのおかげで日本からの観光客がたくさんいるようです。案内板はドイツ語、英語、イタリア語と並んで日本語が書かれていました。













Wikipediaの以下のページを参考にしました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アルプスの少女ハイジ
https://ja.wikipedia.org/wiki/アルプスの少女ハイジ_(アニメ)