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2021/01/06

最近のコンパクトカー(その2):シートヒーター

シートヒーター類のスイッチ
オプションの安全装備・快適装備をほぼ全てつけたマツダ2を購入して1ヵ月過ぎました。それぞれの装備について、実際に使ってみての個人的な感想を一つずつ述べてみたいと思います。安全装備・快適装備のついた車への買い替えを検討されている方の参考になれば幸いです。

前回、ドライビングポジションメモリー付き電動パワーシートについて書きましたので、今回も快適装備について述べてみたいと思います。

私のマツダ2の運転席と助手席にはシートヒーターがついています。これは今のような寒い時には想像していたよりも快適です。一部の電気自動車を除いて、車の暖房は、熱くなったエンジンの冷却水に送風ファンで風を当てて、それを車内に送り込んで温める仕組みになっています。すなわちエンジンが熱くなって、冷却水も熱くならなければ暖房が効かないのです。ですから、エンジンをかけてからしばらくしないと暖かくなりません。これは寒さの厳しい時は結構つらいものです。ところがシートヒーターがついていれば、スイッチを入れてほんの数秒でシートが暖かくなります。シートが暖かければ、暖房が効かなくても十分快適です。冬専用の装備ですが、つける価値は十分にあると判断します。

写真の上の一番左のランプはステアリング(ハンドル)ヒーターです。ハンドルにもヒーターがついていて、スイッチを入れると暖かくなります。

余談ですが、個人的にはマツダ2のこのダイヤル式の空調コントロールを気に入っています。プリウスは、例えば温度設定は設定上下ボタンがあって、それを押すと設定値がディスプレイにデジタル表示されます。設定を行うところと、それが表示されるところが別なのです。それと比べると、ダイヤル式は設定するところと表示されるところが同じなので直観的かつ素早くできます。やはりアナログ人間なのでしょうか?

前回の繰り返しになりますが、マツダ2はマツダの普通車の中で一番小さい車です。別な言い方をすると、マツダの普通車の中で一番安い車です。それにこれだけいろいろなオプションがつけられるようになるとは、つい数年前までは想像も出来ませんでした。 

2020/12/08

最近のコンパクトカー(その1):電動パワーシート

マツダ2の運転席の電動パワーシートのスイッチ
最近、高齢者による自動車事故がたくさん報道されています。中でも、ブレーキとアクセルの踏み間違いと思われる事故が多発しています。


私も中期高齢者に近づいており、娘からも心配されていますので、チロ専用車の先代プリウスには、トヨタ純正の後付けの『踏み間違い加速抑制システム』を取り付けました。これは国でも普及を進めており『サポカー補助金』の対象となっています。


セカンドカーとして使っているマツダのデミオディーゼルは、衝突防止装置や後側方車両接近警報装置などの最新の安全装備を全て付けた新車に買い替え、12月5日に納車されました。安全装置だけでなく、快適装備もフルオプションで付けたのですが、中でも運転席のドライビングポジションメモリー付き電動パワーシートには感激しました。


一昔前でしたら、電動パワーシートはクラウンの中級グレード以上でなければお目にかかれないような装備でしたが、今はマツダでは普通車の中で一番小さいマツダ2(昨年、デミオがマイナーチェンジして名前がマツダ2に変わりました)でもオプションで付けられます。しかも、これはただのメモリー付きではなく、リモコンキーにも登録できるのです。どういうことかと言うと、今の車はリモコンキーが当たり前で、通常予備も含めて2個付いてきますが、1個目のキーにはポジション1を、2個目のキーにはポジション2を登録します。ポジション1は私に、ポジション2は家内に合わせてセットしておき、私が運転する時は1個目のキーを、家内が運転する時は2個目のキーを使い、解錠してドアを開けると、運転席がそれぞれのキーに登録したポジションに移動するのです。すなわち、2人で運転しても、その都度運転席の位置調整をしなくてもいいのです。これは思ったよりも便利な機構です。トヨタ・ホンダ・日産もまだこのクラスにはこの機構を導入していません。なくても困るものではありませんが、あると楽しくなります。


マツダ2ですが、昨年マイナーチェンジをしたとは言え、基本設計は2014年に販売開始された4代目デミオなので、同じコンパクトカークラスでは今年新登場して以来販売台数ダントツ1位のトヨタのヤリス、今年フルモデルチェンジしたホンダのフィット・日産のノートと比べると、安全装備は問題ないとは言え、ディスプレイやカーナビ関係は設計の古さは否めません。特にオペレーターとつながったりカーナビの地図を都度自動更新できるコネクト機能は出遅れています。しかし、他のコンパクトカーはどうしても足元が窮屈なのですが、唯一マツダ2(デミオ)だけはアクセルペダルが右足を自然に伸ばした位置にあり、ブレーキへの踏みかえも楽で、長時間運転しても足が疲れません。一つ上のクラスの車のようなドライビングポジションをとることができます。この点だけでも私はマツダ2を選びます。それに加えてディーゼルのフィーリングが大好きなので、同じグレードのガソリン車と比べるとかなり高くなるのですが、またディーゼルを買ってしまいました。