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2024/02/23

チロ(その195):みぞれの中、ろまんちっく村に行ってきました

最近クラフトビールにはまっている娘が、宇都宮の道の駅「ろまんちっく村」ではたくさんの種類のクラフトビールを作っているとの情報を得て、行ってみたいと言っておりましたので、今日、天候には恵まれませんでしたが、チロを連れて行ってきました。ろまんちっく村に行くのは10数年振りです。もちろんチロは初めてです。

入り口もカラフルになりました。

少し積もった雪をおいしそうに食べています。

3連休の初日ですが、天候のせいで閑散としていました。手ぶらでバーベキューができるコーナーもありましたが、さすがに数組だけでした。「ワンちゃんもご一緒にどうぞ!」と声を掛けられましたが、この寒空ですので遠慮させていただきました。



場内のあちこちでろまんちっく村産のクラフトビールを売っていました。値段は550円~630円で一般的なクラフトビールよりもお手頃価格です。

説明付きです。

レストランの中半分が醸造所になっています。

宇都宮らしいビールです。
「餃子浪漫」という名で餃子に合うそうです。
 

2024/01/07

今年も七草がゆ

 今日は1月7日、七草がゆの日です。今日の下野新聞のコラムも七草がゆについてでした。


今日の朝食は七草がゆでした。七草がゆについての蘊蓄は去年の1月7日のブログを見てください。家内がスーパーで買ってきた七草がゆセット(昨年と全く同じものでした、パッケージの印刷も同じです)に我が家に豊富にあるスズシロ(大根)の葉っぱを足して作ってくれました。


粗塩ではなく、ごま塩をかけて昆布をおかずにして食べました。器は輪島塗の老舗、輪島屋善仁さんの輪島塗です。輪島市にあるお店には何回かお邪魔したことがあります。輪島屋善仁さんのホームページとインスタグラムは更新されておらず、X(ツイッター)にだけ「地震の影響でしばらくの間休業します」と書かれていますが被害の程度はわかりません。大火のあった朝市通りとは川を挟んで4~500m離れているので火災の影響はなかっただろうと思いますが、建物および芸術品と言える数々の製品の被害はどうだったのでしょうか?心配です。


2024/01/04

三日とろろ

昨日1月3日の下野新聞のコラムに「三日とろろ」のことが載っていました。我が家では当たり前のように毎年1月3日にはとろろを食べていましたので、少なくとも関東地方共通の風習かと思っていたのですが、このコラムの記事によると東北~栃木県北部までで、宇都宮以南ではあまりみられないとのことです。ちょっと驚きました。


ともあれ、昨日も例年通り「三日とろろ」の夕食でした。擂る(「摺る」でも良いそうです)担当は決まっておりませんが今年は私が擂りました。ありがたいことに、今年も立派な山芋をいただきまして、半分は長男のところにあげました。

色が悪くならないよう酢水でアク止めをします。

り鉢の溝でりおろします。

1切れ半でこれだけの量になりました。

すごいねばり気です。

卵とだし汁を入れて良くります。

食べ頃になりました。

ごはんにたっぷりかけていただきます。
青のりもふりかけました。

擂り鉢の溝で擂るのは結構難しく、長い時は大丈夫なのですが、短くなってくると手が滑って上手く持つことができなくなってきます。一度、おろし金でおろしてそれを擂り鉢で擂ってみたことがあるのですが、滑らかさが全然違い、口当たりが悪くておいしさが比べ物になりませんでした。ですので、ちょっと大変ですが、おいしいとろろを食べるために、擂り鉢の溝で擂りおろしています。短くなって擂れなくなったところは、短冊にしてだし醤油をかけたり、ピクルスにしたり、みそ汁に入れたりしておいしくいただいています。

擂り鉢の溝に最後に残ったとろろをきれいに取るのは難しく、結構な量が残ってしまいます。もったいないので最後は擂り鉢にご飯を入れて食べてきれいにします。家内も私も小さい頃から母や祖母に「残すのはもったいない」と言われて育った癖が抜けません。


2023/11/03

アップルパイが上手く焼けなくなってしまいました

紅玉が出回る季節になってきましたので、今年もアップルパイを作りましたが、残念ながら上手く焼けなくなってしまいました。原因は買い替えた電子レンジです。

アップルパイは電子レンジのオーブン機能で焼いていますが、これまで使っていた電子レンジが寿命になりましたので新しく買い替えました。そうしたら写真のように、一見ちゃんと焼けたように見えるのですが、底が生焼けでサクサクになりません。まあ、それはそれで食べられないことはないのですが、やはりパイ生地はサクサクしていた方が美味しいです。2回目は焼く時間を長くしてみたのですが改善されませんでした。


ネットで調べてみたら、主な原因は以下の4つのようです。
① アップルフィリングの水分が多すぎる。
② 焼く時間が短すぎる。
③ オーブンの温度が低い。
④ 温度ムラがあり、底部の温度が低い。

フィリングの作り方は変えていませんし、2回目は出来るだけ水分を少なくしてかつ焼く時間を長くしても改善されなかったので①と②は主原因ではなさそうです。

実は、今までは210℃で焼いていたのですが、買い替えた電子レンジのオーブンは余熱をして庫内が熱くなると200℃までしか設定できない仕様になっています。原因の一つとは思われますが、10℃の違いでこれだけ出来上がりに差が出るのは考えにくいです。多分、温度ムラで底部の温度は設定温度よりもだいぶ低いのではないかと思っています。

そうだとすると、このオーブンではこれ以上どうしようもありませんので、次回はフィリングを入れずにパイ生地だけを空焼きしてからフィリングを入れて、それから再度焼くという方法にしてみようと思っています。空焼きは空焼きでいろいろと難しいことがあるようですが、とりあえずやってみます。

 

2023/10/15

栗ご飯用の栗

家内の作る栗ご飯が大好きです。毎年、栗の渋皮煮を作る時に渋皮にキズが入ってしまったもので栗ご飯を作ります。最近少し小粒の栗が手に入りました。小粒ですので渋皮煮は作らず、全部栗ご飯用にする事にしました。

皮を剥くのは私の担当です。渋皮煮を作るので鬼皮を剥くのは慣れているのですが、渋皮を剥くのは慣れていません。どうすれば簡単に剥けるのかネットで調べて、2つの方法を試してみました。

① 冷凍してから熱湯に浸す
簡単に渋皮がはがれるとのことでしたがダメでした。栗の種類によるのかもしれません。

② 鬼皮に切れ目を入れて少しのお湯で1~2分ゆでる




確かに比較的簡単に剥けますが、熱いうちだけです。手で持てるくらいに冷めると剥けなくなってしまいます。熱いものを軍手をして3~4個剥くともう冷めてしまって剥けなくなり、再度ゆでてまた3~4個剥いてと、実用的ではありません。それに渋皮と一緒にゆでるので、実が茶色くなってしまい、見栄えが悪いので包丁で表面を削ることになります。



結局結論として、2021年9月10日のブログに書いた「栗の皮むき鋏」と「栗皮ピーラー」を使って鬼皮を剥いて、良く研いだ切れる包丁で地道に渋皮を剥くのが一番ということになりました。まだ栗が出回っているうちに少し多めに下ごしらえをして冷凍保存しておこうと思っています。


2023/10/11

ゆで落花生にはまっています

落花生の旬の時期です。産直で地元産の大粒の生落花生(品種は書かれていませんが多分ゆで落花生に適していると言われている「おおまさり」だと思います)を見つけてから、塩ゆで落花生にはまっています。塩味が効いた落花生の甘さは絶妙で食べだすと止まりません。しかし、ゆでてあるとはいえ落花生です。カロリーは高いので食べ過ぎには要注意です。



殻付きのまま2%の塩水で落し蓋をして沸騰してから40分ゆでます。硬めが好きな人は30分くらいで良いかもしれません。落し蓋は100均で売っているステンレス製の大きさの変えられるものが便利で重宝しています。


殻付きのままゆでるのが一般的ですが、殻を剥いてからゆでても大丈夫です。ゆで時間は殻付きの場合と同じにしています。


ゆで終わったらゆで加減を見て、硬かったら追加で10分くらいゆでます。塩味が薄いようならそのまま数時間浸しておくと味が染み込み、濃くなります。

これで35g、ちょうど100kcalです。塩味が美味しくて、このくらいはあっと言う間に食べてしまいますのでカロリーオーバーには要注意です。ゆでたものはあまり日持ちしないので、たくさん作った時は小分けにして冷凍しておきます。冷凍すればしばらく大丈夫です。


簡単でおいしいので、産直やスーパーで生落花生を見つけたら、是非試してみてください。今の時期だけ楽しめる味です。


2023/09/25

イクラの醤油漬け

毎年イクラの醤油漬けを作っていたのですが、昨年はイクラが高すぎて作れませんでした。今年は少し値下がりしたので2年ぶりに作りました。値下がりしたとは言っても3~4年前の倍以上の値段です。


作る上で一番大変なのが卵をバラバラにほぐすことなのですが、YouTubeに「50℃の塩水の中に入れて菜箸で撹拌するだけでほぐれる」との投稿がありましたので試してみたら本当に簡単にバラバラになりました。これなら楽に作れます。 

洗い終わってきれいになりました。

家内の秘伝のたれに漬け込みました。

早速、イクラの醤油漬けが大好きな孫たちに半分あげました。もっと作って冷凍しておきたいのですが、もう少し安くならないかなと願っています。


2023/09/19

今年も栗の渋皮煮を作りました

今年も栗のシーズンになりました。スーパーで栗を見つけましたので、買って来て渋皮煮を作りました。ただ、栗もご多分に漏れず値上がりしています。私がいつも買うところでは、例年だと出始めの頃は1kg700円くらいなのですが、今年は1,000円でした。

毎年のことですが、鬼皮を剥いて、次に水に重曹を入れて煮てを何回か繰り返して渋皮のあく抜きをします。渋皮を傷つけないように鬼皮を剥くのが大変で、気を遣います。私はきんとんのように甘いのが好きなのですが、家内と娘から「栗の味が残るように甘味を抑えて!」と言われまして2対1で負けまして、今年はいつもよりだいぶ甘さを抑えました。



2023/07/30

今日は「土用の丑の日」です

暑い日が続いています。今日7月30日は「土用の丑の日」です。「土用の丑の日」の定番と言えばうなぎですが、今年も年に一度の贅沢で、家内の大好きな「うなぎのせいろ蒸し」を本場の福岡県柳川市から取り寄せました。「土用の丑の日」は混みあうので1ヵ月以上前に予約しました。出来れば柳川に行ってお店で出来立てのを食べたいですが、クール便で送られて来たものを電子レンジで温めて食べても十分おいしいです。「うなぎのせいろ蒸し」については2022年7月23日と2021年7月28日のブログに詳しく書いてありますので、そちらを参照してください。

我が家だけで食べているのでは申し訳ないので、昨年、息子たちのところへも送りましたら大好評でしたので、今年も送りました。

夜、長男・二男両方から孫たちがとても喜んで食べている動画が届きました。喜んでもらえるならまた来年も送ろうかなと思ってしまいます。

2023/07/13

梅シロップ

先月話を出した梅シロップについて、出来具合を書くのを忘れていましたので、ちょっと遅くなりましたが状況を報告します。

出来は上々で1kgの梅と1kgの砂糖、それに発酵防止の100㎖の酢からちょうど1ℓのシロップが出来ました。これを炭酸水または水で4~5倍に割って氷を入れて飲むととてもおいしいです。これ以上薄くすると梅の香りも薄くなってしまいますので4~5倍がちょうど良いところです。


ここでちょっとした計算をしてみたいと思います。25㎖のシロップを4倍に割って100㎖にして飲んだとします。25㎖のシロップには25gの砂糖が含まれています。砂糖は1g当たり4キロカロリーですので、25gでは100キロカロリーになります。市販の甘いジュース類が100㎖当たり40~50キロカロリーですから、ほぼ倍のカロリーです。もっと薄めた方が良いのでしょうが、そうすると梅の香りも薄くなってしまいますので、この濃さで量を控えて飲むようにしています。

同じような商品で、チョーヤの「酔わないウメッシュ」というのがありますが、これは缶に記載された成分表等を見ると100㎖当たり37キロカロリーとなっています。すなわちカロリー的には我が家のシロップの約1/3です。我が家のシロップを11倍に割ると、ほぼ同じカロリー数になります。ところが我が家のシロップを11倍に割ったら、ほとんど梅の香りもしませんし、酸味もなく、少しもおいしくありません。ただの砂糖水という感じです。「酔わないウメッシュ」は酸味料も香料も着色料も使っておらず、原材料は梅と砂糖と炭酸水だけというのが売りです。それでとても良い味です。メーカーの技術力のすごさに驚かされます。


ともあれ、自分で手作りしたものを味わうのは、また別な満足感があります。この夏、少しずつ飲んで、暑さに負けないようにしたいと思います。



2023/06/05

梅ジュースと梅ジャムを作りました

今日、スーパーに行ったら完熟少し前の大粒の南高梅がありましたので、買って来て梅ジュースと梅ジャムを作りました。 

梅ジュースは、いつもは梅酒と同じように瓶に梅と氷砂糖を交互に入れて作るのですが、今年は手抜きで簡易法としてフリーザーバッグを使ってみました。フリーザーバッグですので、砂糖も氷砂糖ではなく普通の上白糖を使いました。上白糖なら値段も手頃です。1kgの梅と1kgの砂糖、それに殺菌用に酢を100㎖入れるとLサイズのフリーザーバッグがちょうど良い大きさです。これで3週間後くらいにはおいしい梅ジュースが飲めると思います。



梅ジャムも作りましたが、梅ジャムは裏ごしが面倒なので、作るのはあまり好きではありません。まあ、手間をかけたお陰でおいしくできました。色もいい色です。



2023/05/23

チロ(その139):鮎だ、鮎だ、鮎だワン!

30℃を超す真夏日が続いたかと思うと、今日の最高気温は15℃にも届かず、3月下旬頃の寒さでした。今日は久しぶりに長袖です。こたつもつけました。我々は着る物で調整できるので良いですが、換毛期のチロは大変なことでしょう。寝床を冬仕様に戻してあげようかな。

私のちょっと年下の従兄弟に鮎釣り名人がいます。釣りシーズン中はその従兄弟から、ありがたいことに、結構な頻度でたくさんの鮎をいただきます。今日も「解禁になったので行ってきた」と初物の鮎を持ってきてくれました。那珂川・箒川は6月1日解禁ですが、既に解禁になった思川まで行って釣ってきたそうです。今日の夕食はその鮎の塩焼きでした。

私の父も鮎釣りが好きで、良く釣りに行っていました。その父から「鮎は頭から全部食べるものだ」と言われて育ちましたので、基本的に全部食べます。

チロはさすがに犬で、鮎を焼き始まると匂いを嗅ぎつけて、台所から離れません。いつもはチロに回る部分はなく、代わりに煮干しでごまかされるのですが、今日は初物ですので特別にチロにも頭と骨のお裾分けがありました。家内も心得て、チロにあげる頭の部分は塩を振らずに焼いてくれました。

膝に前足を乗せて立ち上がって期待の目です。

待ちきれずに、つい手が出てしまいます。

飛びつきたいのですが、じっと我慢です。

待ちに待った瞬間です。

おいしいので、あっという間に完食です。

まだお母さんの分があるのを知っていて
目が釘付けです。「これは明日!」と言
われてますがあきらめられないようです

結局今日はチロの粘り勝ちで、あと一匹分
もらいました。犬のくせに魚が大好きです


2023/05/18

カルメ焼

NHKの朝ドラ『らんまん』の今朝の放送で、主人公の万太郎がお菓子屋へ行って大学の皆さんへの差し入れに饅頭と練りきりを買い、ついでに自分の分として大好きな「かる焼」を買いました。ドラマの中では「かる焼」と言っていましたが「カルメ焼」で、実際に作るところが砂糖を入れる所から膨らませるところまでしっかり放送されていました。

ビデオ画面です。著作権には目をつぶってください。

我が家にもカルメ焼鍋があります。私の両親が使っていたものですので、少なくとも70年以上前のものです。私の育った家はいつも練炭火鉢が置いてありましたので、それで時々カルメ焼を作っていました。父も母も上手でした。今のように甘いスイーツが溢れている時代とは違いますので、カルメ焼は本当にごちそうでした。見よう見まねで自分でも作っていましたが、なかなかうまく膨らみませんでした。

直径10cmで結構厚手の銅で出来ています。

練炭で使ってましたので裏は煤で真っ黒です。

私は少なくともここ数十年間使ったことがなかったのですが、家内がテレビに触発されて「作って、作って!」と言うので、数十年ぶりに作ってみることになりました。

先ずきれいに磨いて錆や汚れを落としました。

ザラメを大さじ2杯くらい入れました。
私の両親はザラメに黒砂糖を少々入れてま
したが砂糖は何でも大丈夫なようです。

何回か失敗しましたがやっと満足なものが出来ました。

上手に膨らんだものはサクサクでおいしいです。

煮詰め加減が難しく、煮詰め足りなくても煮詰め過ぎてもうまく膨らみません。膨らみが足りないと固くてサクサク感がなく、重い感じでおいしさはイマイチです。レッスン中の家内から「香ばしいいい匂い」と言われましたが、それは煮詰め過ぎて失敗してカラメル状になってしまったものです。失敗したものをほめないでください!

実は我が家にはカルメ焼鍋がもう一つあります。どこで買ったか忘れてしまいましたが、カルメ焼鍋を見て、思わず衝動買いしてしまったのです。



銅板を叩いて鍋状に丸く凹ませたものですが、年季の入った70年物と比べますと、径が少し大きく、板が少し薄く、縁も丸めてありません。衝動買いしてしまいましたが少々安っぽく見えます。こちらは買っただけでまだ一度も使っていません。その内に使ってみようかと思っています。

カルメ焼はおいしいのですが、砂糖の塊なので血糖値が心配です。作り過ぎないように注意が必要です。