2024/06/10

チロ(その226):ツンデレ

私は大学時代、学生寮に入っていました。その寮の卒業生の総会が4年に1度、オリンピックの年に開催されます。昨日が木更津のホテルで総会でした。総会とは言っても、集まって近況を語り、昔話に花を咲かせ、夜遅くまで飲んで歌って騒ぐ会です。参加者は80代を筆頭に全員還暦過ぎの高齢者ですが、この時だけは学生時代に戻って大騒ぎです。前回2020年はコロナで流れましたので、今回は8年振りの集まりでした。 

私は一人で泊まりで出かけることはほとんどありません。少なくともここ1年では今回だけです。そうしたら夜中の11時頃に家内から下の写真が添付されたLINEが入りました。


気付くとチロが居間にいないので捜したら、普段は行かない玄関に行って、ドアの方を向いてじっと座っていたのだそうです。いつもいる私がいないので帰ってくるのを玄関で待っていたようです。普段は呼んでも来ず、かまっても嬉しそうな態度は見せず迷惑そうな顔をするだけなのに、やっぱりそばにいたがっているのかなとちょっとウルッと来ました。

ですので、奮発しておいしそうなおやつをお土産に買って帰りました。帰った時は瞬間的に喜んでくれましたが、お土産を出したとたんにそちらに釘付けです。





お土産を食べた後は、もういくら呼んでも寄ってきませんし、かまっても嬉しそうなそぶりは全く見せません。昨夜の玄関での態度とは大違いです。姿が見えていればそれだけで安心しているんでしょう。


普段はそっけない態度をとっているチロですが、私がいないと心配してくれているんだろうなと思って、ちょっと見直した今回の泊りでした。