2021/01/18

最近のコンパクトカー(その3):衝突回避機能

今回は安全装備です。

先ず、車を買い替えた主目的の「プリクラッシュセイフティー」すなわち「衝突回避」機能です。最近は軽自動車も含め、幅広く採用されています。マツダ2も全車標準装備になっています。


プリクラッシュセイフティーの説明イラスト
レーダーやカメラで先行車や前方の歩行者を検出して、衝突の危険があると判断した場合は警報を出し、それでも運転者がブレーキを掛けなかった場合は、コンピュータがブレーキを自動制御する仕組みです。ただ、衝突を100%回避できることが保証されているわけではなく、カタログには「衝突回避のサポート、または衝突被害軽減を図ります」と書かれています。当然、直前への飛び出し等に対しては間に合わないこともあり得るわけです。

これはどのくらい効くのか試してみたくなるのが人情ですが、車を買った時に「この機能を試すのはやめてください」と言われてますので、まだ実際に試してはいません。仕組みからわかる通り、運転者がブレーキを操作せず「このままでは衝突が避けられない」という時に働くものですので、本当の急ブレーキです。マツダの担当者によると「つんのめるくらいの急ブレーキ」だそうです。

機能はどんどん進化しており、最近のものは夜間の歩行者の検知精度の向上が図られていると書かれています。しかし、衝突を回避する基本的責任は運転者にあります。このような装備に頼らずに、十分に注意して安全運転をしようと思います。でも最後の砦として、この装備がついているのは、中期高齢者に近づきつつある私にとっては心強い限りです。