2023/07/04

チロ(その143):散歩用リードを新しくしました

犬の散歩用リードに付いているナスカン(首輪に止める金具)は下の写真のような形をしているものがほとんどです。 



ところがこの形は問題がありまして、ピンを開閉する突起にリードが当たったりして、意外と簡単に外れてしまうんです。昔、チロも散歩中に外れたことが何度かありました。幸い逃げもせず大人しくしていたので事なきを得ましたが、バイクや他の犬に興奮して暴れた時などに外れたら、そのまま駆け出してしまうので大変なことになってしまいます。

数年前ですが、ホームセンターであるペット用品専門メーカーが販売している係留用ワイヤーに非常に良いナスカンが付いているのを見つけました。特許製品で、ピンのスライド機構が改善されており、加えてロック機構が付いて、外れる心配のない構造になっています。



ということで、この係留用ワイヤーを買って来て、もったいないですがワイヤーはカットして金具だけを取り出して、散歩用のリードを自作しました。


非常に安心できる金具(ナスカン)なので、散歩用リードが痛んだら、金具はそのままでリードを取り替えて、6年以上使いました。

先日、そろそろまたリードを取り替える時期かなと思って良く見たら、金具の回転部分の穴が摩耗して危うく抜けそうになっているがわかりました。チロの6年間毎日の引っ張りの影響はすごいです。



新旧比較すると良くわかります。穴が摩耗してもう少しで貫通しそうです。気付かずにいたら危ないところでした。



この予備に買っていた係留用ワイヤーの金具を使って、また新しく自作しようとして、リードのほうを探していたら、最近このメーカーが、散歩用リードにロック機構無しのこの形状のナスカンを付けたものを売り出していることがわかりました。係留用は安全のためにロック機構があったほうが良いですが、散歩用はこの形状ならロック機構無しでも大丈夫ということのようです。これもセーフティスナップという名前で特許になっているようです。

早速買ってみました。係留用ワイヤーは結構な値段がするのですが、散歩用リードは安いので助かります。ロック機構が無くても外れる心配はほぼなさそうですが、あった方がより安心ですので、メーカーにはロック付きのものも発売してほしいと要望を出しておきました。



本当によくここまで使ったものです。チロは散歩の時に、グイグイ引っ張るわけではないのですが、前を歩きたがります。常にリードが張られている状態なので摩耗するのでしょう。