2020/09/22

秋分の日

秋分の日のイメージのイラスト
今日9月22日は「秋分の日」です。「秋分」とは二十四節気の第16番目の節気で「立秋」から3つ目です。太陽の動きをもとに決められるので、年によって異なりますが、ほとんどが9月22日か23日です。この「秋分」の日を「秋分の日」として昭和23年に国民の祝日として制定されました。

「秋分」の日は「春分」の日と同じく、昼と夜の長さが等しいと言われていますが、実際は昼の方が少し長く、日本では平均約14分ほど長くなっています。その一番大きな理由は以前の「夏至」のところで書きました大気による光の屈折です。これが約2分20秒です。それと日の出・日の入りは太陽の上端が地平線と一致した時刻と定めていますので、これにより太陽の半径の分、日の出が早く、日の入りが遅くなります。これが約1分5秒です。そのため日の出は太陽の中心が地平線から昇るより3分25秒早く、日の入りは太陽の中心が地平線より沈むより3分25秒遅くなります。したがって、秋分の日の昼の長さは約12時間7分、夜の長さは約11時間53分と昼の方が約14分長くなっています。昼と夜の長さが等しくなる日は、私の住んでいる那須塩原市では、計算によると今年は9月28日です。(以上、Wikipediaより抜粋)

この「秋分(春分)の日」を中日として前後各3日を合わせた7日間を「彼岸」と呼び、お墓参りを行う慣習がありますが、この彼岸にお墓参りを行う慣習は日本独特のもので、他の仏教国では見られないようです。興味のある方は「彼岸」で検索して調べてみてください。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われており、通常夏の残暑も秋の彼岸頃には和らぎます。今年もだいぶ涼しくなってきましたが、地球温暖化の影響が今後どう現れるでしょうか?ちょっと心配です。