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2024/04/19

フィッシング詐欺

このブログをご覧になっている方はパソコンかスマホを使っているはずですので、フィッシング詐欺と言うのをご存知のことと思います。

念のため簡単に説明いたしますと、メールなどで「料金が未払いです」、「カードが使用できません」、「更新手続をとらないと退会処理されます」などと受信者が不安に感じるような内容を送って、メール中に記載されたリンクをクリックさせて偽サイトに誘導し、個人情報やクレジットカード情報を入手しようとするものです。「緊急」とか「重要」とか「24時間以内に手続きしてください」とかの急がせるような文言が入っていることが多いです。入手した住所氏名や電話番号は電話による勧誘や送りつけ詐欺に使われ、クレジットカード番号はカードの不正使用に用いられます。

私のメインで使用しているメールアドレスは、ネットショッピングに使用したりいろいろなところに登録してありますので、どこかから情報が漏れていて、毎日かなりの量のフィッシングメールを含む迷惑メールが届きます。迷惑メールはブロックするように設定していますが、それをすり抜けて届くものもあります。

フィッシングメールは外国発、特に中国からのものが多いと言われ、以前はメール内容も不自然な日本語が多く一目見てフィッシングメールだとわかったのですが、最近は日本語も上手でとても巧妙になり、体裁も本物そっくりとなっており、うっかりするとだまされそうになります。




だまされないようにするには、メールの中にあるリンクを絶対にクリックしないことです。確認したかったら、通販会社やカード会社などのホームページにログインして確認することです。

それに加えて、最近「マイナポイントの第2弾として現金2万円をプレゼントします」というメールも多くなってきています。このようなものも絶対にリンクをクリックしないでください。


そんな中、先日笑ってしまうほど下手くそなフィッシングメールが届きました。日本語も無料の機械翻訳したものをそのまま使っているようです。さすがにこれで引っかかる人はいないでしょう。


フィッシングメールの発信元は上記しましたように中国が結構多いのですが、このメールの発信元は日本国内でした。以前は発信元もフィッシングメール判断の助けになっていましたが、最近は発信元の偽装も高度になってきておりますのでこれもあてにならなくなっています。とにかくメールの中にあるリンクを絶対にクリックしないことです。


2024/02/20

録音用マイクを購入しました

家内は演奏の録音には iPad にディクタフォンというアプリを入れて使用しています。有料のアプリですがとても使い勝手が良く、録音してすぐに必要なところだけを再生することもできますし、録音したものの管理も楽です。iPad の内蔵マイクもスピーカーも通常の使用には十分な音質ですので、家内のホームページ用の録音も、生徒さんの録音もこれでやっていました。

しかし、内蔵マイクはモノラルの無指向性ですので周囲の雑音を拾いやすく、家で録音する時には外の道路を通る車の音などに邪魔されることが多々あります。ですので、より良い音で安心して録音できるよう、外付けのマイクを購入することにしました。

いろいろと調べたところ、総合音響メーカーとして定評のあるアメリカの SHURE(家内が演奏用に使っているマイクも SHURE 製です)から販売されている小型高性能マイクの MV88 が最近改良されて MV88+ となり、これの評判が良いようですので購入してみました。もちろんステレオで、指向性の強さを調節することもできます。




早速録音して音を比べてみました。今までの iPad の内蔵マイクも十分良い音で、私の耳でははっきりとした差は感じられませんでした。しかし指向性を調節できるステレオマイクですので、デュエットやグループの録音を撮る時や、周囲の雑音があるところで使うには適しているマイクだと思います。しばらく使い続けて様子を見ることにします。今日アップした『ブラームスの子守唄』はこのマイクで録音しました。


2022/12/23

あれっ! ノートパソコンのサインイン画面がまだ平成・・・

パソコンは4台持っています。一番使っているのがWindows11のデスクトップ、次に使っているのがWindows11のノートパソコン。どちらも普段使いには十分過ぎる結構な能力を持っています。そして以前使っていたWindows10のデスクトップとノートパソコンです。Windows10の2台は今は使っていないのですが捨てられずに残してあります。どのパソコンも常にアップデートして最新の状態にしてあります。

その内の1台、Windows11のノートパソコンの今日のサインイン画面です。


下部中央を見てください。今日は「天皇誕生日」と表示されています。もう令和4年ですよ。プログラムは常に最新の状態にしてあるにもかかわらずこれでは、徳仁天皇にも上皇様にも失礼ですね。早急に訂正してもらいたいものです。

ちなみに、これが表示されるのはWindows11のノートパソコンだけで、同じWindows11のデスクトップにも古いWindows10のデスクトップとノートパソコンにも表示されません。「今日は何の日?」が表示される設定になっていないからなのだと思います。

2022/08/06

二男の娘が一歳になりました

福井にいる二男の娘が先月で一歳になりました。昨年10月末のコロナが少し落ち着いた時にお食い初めを行い、その時に福井に行って会ってきたのですが、それ以降コロナの第6波、第7波と立て続けに流行が発生し、行動を自粛せざるを得ない状態が続いていますので、ずっと会っていません。お盆に帰省する予定だったのですが、それも中止しました。

でも以前書きましたように、スマホアプリの「ぴよログ」と「みてね」にこまめに毎日の状況と写真をアップしてくれていますので成長の状況は良くわかっています。また先月下旬に一升餅のお祝いをした時には、会議アプリの Zoom を使って動画でお話しして元気に育っている様子を確認しました。一升餅ですが、福井では「一生餅」と呼ぶらしく、お餅屋さんでバースデーケーキのように文字入りで作ってくれて、背負う紐もセットになっていました。


まだこの時はつかまり立ちだったのですが、それから数日後に、少しですがつかまらずに歩いたそうです。あっという間の進歩です。

2021/12/21

ワクチン接種証明書アプリをインストールしてみました

昨日12月20日から、国のデジタル庁によるスマートフォン用のワクチン接種証明書アプリの配信が始まりました。私は今すぐ必要なわけではありませんが、昨日とりあえずインストールしてみました。

ワクチン接種証明書は国内用と海外用とがあり、このアプリで両方登録できます。まあ、しばらくは海外には行かないでしょうから、今回は国内用だけを登録しました。後から海外用を追加登録するのも簡単です。登録するにはマイナンバーカードが必須です。マイナンバーカードを持っていない人は残念ながら登録できません。

国内用の接種証明書が必要となる場合は
①(今後感染が再拡大して色々な制限がかけられた時の)飲食店の利用やイベントへの参加
② ワクチン接種済みの人用の特典を受ける際の確認
などではないかと思います。

まず下のQRコードからアクセスします。アンドロイド用とiPhone用があります。昨日夜の段階では Google Playストアで「ワクチン接種証明書」と入れて検索しても出てきませんでした。そのうちに検索できるようになると思いますが、QRコードからアクセスするのが確実です。

私のスマホはアンドロイドなので、この後の説明はアンドロイドの画面になります。

アンドロイドの場合はAndroid 8.0以上でNFC Type B対応端末でなければなりません。Android 8.0は2017年8月からなので、それ以前の古い機種では対応していないものが多いと思います。NFC Type B対応端末とは平たく言えば「おサイフケータイ」が使える機種のことです。要は2017年8月以降に販売された「おサイフケータイ」が使える機種でなければダメということです。外国製の一部の機種では「おサイフケータイ」に対応していないものがありますので注意が必要です。

対応しているスマートフォンを持っていない、またはマイナンバーカードを持っていなくてワクチン接種証明書が必要な方は、市町村役場に行って紙の証明書を発行してもらうことになります。


アクセスするとこの画面になりますので「インストール」をタップします。


そうするとこの画面になります。「次へ進む」をタップして説明や注意書きを読みます。


3ページ目にマイナンバーカードが必要と書かれています。


最後まで読み終わるとこの画面になりますので「接種証明書を発行する」をタップします。


今回は「日本国内用」だけを選択しました。海外用の証明書ももらうならばパスポートも必要となります。「次へ進む」をタップします。そうすると4桁の暗証番号の入力が求められます。暗証番号は3回連続で間違えるとロックされ、ロックを解除するには市町村役場の窓口に行かないといけませんので注意が必要です。


暗証番号の入力が済んだらスマホにマイナンバーカードを読み取らせます。
このマークのところにマイナンバーカードのICチップの部分を近づけます。マークの位置がわからない時はカードをあちこち動かして試してみてください。これは何回失敗してもロックはかからないので大丈夫です。


マイナンバーカードが正しく読み取られたらこのような画面になります。「次へ進む」をタップします。


ワクチンを接種した自治体が表示されますので、違っている時は選択し直します。合っていれば「ワクチン接種記録を検索」をタップします。


ワクチン接種記録が見つかりました。上にスクロールさせて内容を確認します。


前評判では、だいぶ接種記録データに入力ミスがあって、2回接種してもゼロ回と表示されたり、2回目の日付が1回目より早くなっていたりすることがあると言われていましたが、家内のも私のも正しく記録されていました。正しければ「発行する」をタップします。


そうすると証明書が表示されるはずなのですが、混んでいたせいかエラーが出て、再トライ、再トライで証明書をゲットするまでに10分近くかかりました。


何とか証明書をゲット出来ました。


これが国内用の証明書です。家内も私も第2回目接種から6ヵ月過ぎましたので、ワクチンの効果が低下する時期です。今まで以上にソーシャルディスタンス、マスク、手洗いに気をつけます。冬なので換気は厳しいですが、我が家には換気担当犬がおりまして、出入りするたびにサッシを開けっ放しにしてくれます。


寒いのに、こんなに開けっ放しにしなくてもいいのですが…。飼い主の健康を考えてくれているんでしょう。


一度証明書を取得すれば、その後はこの「接種証明書」のアイコンをタップすれば、いつでも証明書が表示されます。

マイナンバーカードの普及は、国が目論んでいるよりもだいぶ低調でしたが、マイナポイントとか健康保険証の代わりに使えるようにするとかいろいろな策を講じた結果、12月になってやっと40%になったようです。このワクチン接種証明書もマイナンバーカード普及の手段の一つとしてやっていると考えるのはうがちすぎた見方でしょうか?








2021/09/24

離れていても、産まれたばかりの孫の状況が良くわかるアプリ

福井の二男のところで7月に孫が産まれました。残念ながらこのご時勢ですので、会いに行くことができません。

しかし、いろいろと便利なスマホのアプリがあります。二男から「ぴよログ」と「みてね」というアプリを入れるように言われて入れました。


「ぴよログ」は、赤ちゃんのミルクを飲んだ量と時間、トイレ、睡眠などがわかります。日記としても使え、毎日どんなことがあったのかもわかります。入力するのが大変じゃないかと心配したのですが、とても簡単に入力できるようになっているようです。個別にも見られますし、週間の状況をまとめても見られます。


あと一つの「みてね」は、スマホで撮った写真をそのままアルバムのようにして、登録したメンバーが見られるアプリです。コメントも入れられますので、メッセージの交換もできます。我々と奥さんのご両親とで結構盛り上がっています。


それに加えて、LINEを使えば無料ビデオ通話ができますので、成長の状況も動画で見られます。こんなことが出来ないかなぁと言うことはほとんどパソコン・スマホでできる便利な世の中になりました。しかしスマホでは、だっこして体温を感じることはできません。早くコロナが収束して会いに行けるようになることを期待します。






2021/07/06

ちょっと便利なスマホの使い方(その8):懐中電灯(ライト)

懐中電灯は便利な機能なのですが、使ったことがない方が結構いるようなので紹介します。家内も「知らなかった」と言っていました。

Androidスマホはバージョン 5 以降には『懐中電灯(ライト)』が標準機能として入っています。Android 5 が発表になったのは2014年末で、最新のバージョンは 11 ですので、ほとんどの皆さんのスマホには入っていると思います。

まず、どの画面からでも大丈夫ですので、指で画面の一番上から下にスワイプ(画面にさわったまま、指を動かす)してください。


そうするとクイック設定タイルというのが表示され、下のような画面になります。


その中に懐中電灯のアイコンが出てきますので、これをタップするとライトが点きます。あと一度タップすると消えます。懐中電灯のアイコンがない場合は、再度上から下にスワイプしてみてください。このタイル画面が大きくなって、多分その中にあるはずです。懐中電灯のアイコンは機種によって違いますが、一目見ればわかると思います。


ここにもない場合は、別なページにあるかもしれません。画面下部にポチポチがある場合は指で左にスワイプすると次のページが出てくるので、そこも見てください。

ただし、一部の機種では初期状態ではクイック設定タイルに表示されないものもあるようです。その場合は編集(ペンのアイコンか「編集」の文字)をタップすると全てのアイコンが表示されますので、そこで見つけてください。見つけたアイコンを長押しして、そのまま指を離さずに上に持ってくるとクイック設定タイルに追加されます。



標準機能の懐中電灯は点灯だけです。懐中電灯のアプリを入れると、明るさを調節できたり、点滅させるなどできますが、私は標準機能の懐中電灯で十分です。何より、無料のアプリには、結構怪しいものもあります。私が試した中には懐中電灯のアプリなのに、位置情報やアドレス帳(電話帳)へのアクセス権を要求してくるようなたちの悪いものもありました。

2021/06/15

ちょっと便利なスマホの使い方(その7):バッテリーの残量表示

今回はちょっと地味ですが、設定して損はないものです。

先日、防災関連アプリの時にバッテリーの話をしましたが、通常時でもバッテリーの残量は気になるものです。初期状態ではバッテリーの残量はアイコンでしか表示されていないケースが多いようですが、アイコンではせいぜい3~4段階でしか表示されないのでちょっと不安です。

しかし設定を変更することで、残量を具体的にパーセントで表示することが出来ます。数字で表示されれば安心感が増します。設定方法は「設定」から「電池」(機種によっては「バッテリー」)を選択し、その中の「電池残量」という項目をオンにします。そうすると上部のバッテリーアイコンの隣に残量がパーセンテージ表示されるようになります。





2021/06/01

ちょっと便利なスマホの使い方(その6):防災・災害時に役立つアプリ

最近は温暖化のせいか、数十年に一度と言われるような大雨をはじめとした災害があちこちで起こっています。そのような災害が起こりそうな時の事前情報収集、および災害に遭ってしまった時に時に役立つと思われるアプリもたくさん出ていますので、私が入れているアプリを紹介します。

防災の総合アプリとしてはNHKの「NHKニュース・防災」、それとYahooの「Y!防災速報」がお勧めです。どちらもほぼ同じ機能を持っていて、自宅の場所を登録しておくと、自動的に警報・注意報や避難指示などを通知してくれます。旅行先などでその場所の通知を受けることもできます。「NHKニュース・防災」はNHKのネットラジオ「らじる★らじる」も聞くことができますので、災害が起きて停電でテレビも見ることが出来なくなった場合に役立つでしょう。

防災関連アプリの画面①

「Y!防災速報」では避難場所のリストやハザードマップもみることができます。東京電力の「TEPCO速報」も良い総合アプリです。東京電力だけあって、停電情報や雷雲情報も知らせてくれますので、雷が苦手な我が家のチロにも役立つアプリです。

防災関連アプリの画面②

アプリはアクセス集中でつながりにくくなったり、不具合でつながらなくなることもありますので、複数入れておくと安心です。私は「防災」のフォルダーを作って、その中に「NHKニュース・防災」、「Y!防災速報」、「TEPCO速報」を入れています。

私のスマホに入れている防災関連アプリ

また、非常時に備えてスマホ用にモバイルバッテリーを1つ準備して充電しておくことをお勧めします。いくら役立つアプリを入れておいても電池切れになったら何もできません。最近はスマホが高性能になり、電気をたくさん消費するようになってきましたので内蔵バッテリーも3000mAh前後、機種によっては4000mAh以上になっています。ですのでモバイルバッテリーは10000mAhくらいのものがあれば安心です。10000mAhのバッテリーは私が数年前に買った時は約7000円でしたが、何と先日100円ショップのダイソーで1000円で売っているのを見ました。この値段なら買っておいて損はないと思います。

モバイルバッテリー

 

2021/05/25

スマホの料金が値下がりしました

他国と比べて高いと評判の悪かったスマホ料金も政府主導で値下げを進めて、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社もしぶしぶ安いプランを出して、コース変更すればそれらを選べるようになりました。

私は以前からNTTコミュニケーションズが運営している ‟OCNモバイルONE“ の格安スマホ(格安SIM)を使っており、毎月の料金は1,300円前後でしたが、その格安SIMにも値下げが波及し、4月から更に値段が下がりました。4月分の請求が来て、料金は何と、たった806円でした。内訳は以下の通りです。

  基本料金(通信容量1GB/月コース):700円(税込み770円)
  通話料(10円/30秒):30円(税込み33円)
  ユニバーサルサービス料:3円


私はスマホでの電話はほとんどしません。それに今は引きこもり状態なのでデータ通信も家でのWiFiがほとんどで、外での使用量は毎月0.2GB~0.3GBくらいです。使わなかった分は次月まで繰り越せるので、1GBコースですが実質毎月2GB使えます。ちなみに1GBでどのくらい使えるかと言うと

  インターネットでニュース閲覧:約3,500ページ
  地図アプリ(ナビ):1回10分として、約1,500回
  LINEトーク(メッセージ):約50万回
  LINE通話(電話):約50時間
  LINEビデオ通話:約3時間半
  動画視聴:中画質で約4時間

ですので、外でYouTube等の動画視聴をしなければ、まず不足することはありません。動画は家でWiFiでゆっくり楽しめば良いのです。

OCNモバイルONEでは電話を時間制限なしの完全かけ放題を月1,300円で提供していますが、LINE通話やLINEビデオ通話を使えば無料で、かつWiFiを使用すればデータ通信量も消費しません。私の場合は電話の相手はほとんどが家族なので、これで十分です。と言うことで、これからは毎月800円程度でスマホを使い続けることが出来そうです。

OCNモバイルONEに限らず、格安SIMは1~2GBのプランで1,000円弱、電話話し放題をつけても2,000円程度。10GBくらいの大容量プランで電話話し放題をつけて3,000円程度くらいのところが多いようです。大手の安いプランと比べてもまだだいぶ安いです。

ただ格安SIMは、Yモバイルなど大手のサブブランドのところを除いて実店舗を持っていませんので、トラブルの際にお店に持って行って店員さんに診てもらうということが出来ません。電話等によるテクニカルサポートはありますが、ある程度自分で何とかできないとだめです。また故障の時には送り返しての修理になり、代替え機は貸してもらえませんので、予備機を持っていなければ修理が終わるまでスマホがないことになります。それでOKならば格安SIMを使えばスマホ代を大幅に節約することができます。
 

2021/05/17

ちょっと便利なスマホの使い方(その5):定規アプリ

時々、寸法を測りたい時がありますが、いちいち定規を持ってくるのは面倒です。また、外出中などは定規がそばにありません。そのような時に便利なのが「定規アプリ」です。

いろいろなのがありますが、私が使っているのは「Ruler App」という無料のアプリで、単純に長さを測るだけのものです。スマホの画面が定規になります。スマホの画面のサイズを認識して正確な定規を表示してくれます。もし実際の寸法と合わなかったら調整(校正)できます。


定規アプリの画面
定規アプリの画面


実際の使い方
実際の使い方


スマホの画面の幅までしか測れませんが、ほとんど用事が足りています。入れておくと便利なアプリの一つです。無料版は下の方に広告が出ますが、特に邪魔にはなりませんので、広告のない有料版にする必要は感じません。上の写真は画像処理で広告を消してあります。


2021/04/26

ちょっと便利なスマホの使い方(その4):緊急時情報

『ちょっと便利なスマホの使い方(その1)』で、紛失した時に連絡がもらえるようにロック画面にメッセージを表示する機能を紹介しました。ある方から「これと別な方法があるって聞いたけど…」と言うコメントがありましたので、多分この事ではないかと思う方法を紹介します。

Androidスマホではロック画面の一番下に「緊急通報」という表示があり、これをタップすると110番や119番に電話を掛けたり緊急時情報が表示される画面に移動します。緊急時情報は病気やケガ等で倒れた場合に、必要な医療情報(住所、名前、血液型、アレルギー、服用中の薬など)を表示することが目的の機能ですが、ここに「連絡先」という項目があって、登録してある連絡先が表示され、ロックしてあってもここに電話がかけられるというものです。この標準機能の他に、各スマホメーカーが独自の機能を付け加えている場合があります。


スマホの緊急通報の画面


緊急時情報の登録方法はAndroidのバージョンによって少し異なります。現在使用されているスマホはほとんどがバージョン9か10だと思いますので、バージョン9と10の登録方法を説明します。



Android バージョン9
「設定」→「システム」→「端末情報」→「緊急時情報」

Android バージョン10
「設定」→「デバイス情報」→「緊急時情報」

iPhoneにも「メディカルID」という同様の機能があります。

万が一の時には役立つ機能ですが、登録した情報はロックを解除しなくても表示されてしまいますので、個人情報に気をつけて使ってみてはいかがですか?





2021/04/04

ちょっと便利なスマホの使い方(その3):Google レンズ

Googleレンズのアイコン
第3回目はGoogleの『レンズ』です。このアプリは最近のスマホには最初から標準で入っているようです。私のスマホではGoogleホルダーの中に入っていました。入っていない方はGoogleの「Play ストア」から無料でダウンロードできます。iPhoneの方は「App Store」から無料でダウンロードできます。

一昔前に、花にカメラを向けるとその花の名前を表示してくれるアプリがありましたが、その拡張版のようなものです。当初は認識精度もあまり高くなく、iPhoneで使えなかったこともあり、評判もいまいちだったのですが、数回のアップデートを重ねてiPhoneにも対応し、認識精度も大幅に向上して非常に便利なアプリとなりました。以下のようなことができます。




①画像検索

「検索」を選んでカメラを向けてシャッターボタンを押すだけで、花や鳥の名前、犬の犬種、建物や観光地、自動車の車種や絵画等、いろいろな情報を表示してくれます。実際の物でも写真でも大丈夫です。

アジサイの写真にカメラを向けると、こんな具合に表示されます。

アジサイの写真にカメラを向けて検索した結果


先日載せたライチョウの写真にカメラを向けてシャッターボタンを押すと・・・

ライチョウの検索結果
と表示されます。

チロの場合は・・・

チロの検索結果
と、「柴犬」が第一候補ですが「北海道犬」か「紀州犬」かもしれないと候補が幾つか表示されます。

このような特徴あるような場所なら、地名を正しく表示してくれます。

銀山温泉の写真

また驚くのは、こんな一見特徴がはっきりしないような写真でも「雪の大谷」と正しく地名が表示されました。

雪の大谷の写真

もちろん正しく表示されない場合もたくさんあります。特に人物が写っている写真では、かなりの確率で、服や帽子などのファッション関連の情報が表示されてしまいます。そのような弱点はありますが、使ってみるとかなり実用的なアプリです。


②製品の名前や値段を調べる

「ショッピング」を選んでカメラを向けてシャッターボタンを押すだけで、製品の名前を教えてくれます。その製品を扱っているネットショップを調べることもできます。製品の名前がわからなくても調べられるのはとても便利です。我が家で使っているサーキュレーターの場合はメーカー名だけでなく型番まで正しく表示してくれました。

サーキュレーターの写真

③外国語を翻訳できる

私は英語は外国に行っても何とかなる程度には話せますが、英語以外は全くダメです。特に海外に行って困るのがレストランのメニューです。英語圏以外の国でも観光客がたくさん訪れるようなレストランは英語のメニューが(時には日本語のメニューも)用意されておりますが、メインストリートから離れた小さなレストランに入ると現地語のメニューしかない場合が多く、ウエイター、ウエイトレスも現地語しか話せない場合が結構あります。そこで料理を頼むのもどんなものが出てくるかスリルがあって楽しいのですが、やはりある程度わかったほうが安心です。

そのような時にこのアプリが役に立ちます。この写真はレストランのメニューではなく、イタリア語で書かれたコンサートの表紙部分ですが、これにカメラを向けると画面上で日本語に翻訳して表示してくれます。現時点での対応言語は108言語ということなので、通常、旅行に行く国にはほとんど対応していると思います。



④印刷された文字や手書き文字をテキストに変換して保存する

例えばメモしてもらった連絡先を電話帳に入力する場合、画像中の文字をテキストに変換して貼り付ければ、手入力せずに済みます。手書き文字の変換精度はいまいちのところはありますが、印刷された文字はかなり正確に読み取ってくれます。


⑤その他

バーコードやQRコードを読み取ることが出来ます。たとえば、商品のバーコードを読むと、その商品の情報を表示し、ネットショップを調べることも出来ます。本のバーコードを読めば、書名や著者名、レビューなどその書籍に関連するさまざまな情報が表示されます。


その他にも、私はまだ使ったことはありませんが、レストランで料理の情報を得たり、服やアクセサリーの写真や画像から、知りたい情報を得ることも出来ます。若者向きですね。


スマホ内の保存してある写真をGoogleの『フォト』で表示させると、下に『レンズ』のアイコンが表示され、そこで直接画像検索や翻訳などを行うことが出来ます。『フォト』以外の画像表示アプリの場合は、残念ながら使えないようです。


なお、XperiaやPixelなどの一部の機種ではカメラにこのアプリが組み込まれていて、写真を撮る時にも使えるようになっているようです。


その他にも、ここで書ききれなかった機能があります。興味を持たれた方はインターネットで検索してみてください。詳しい情報がたくさん見つかります。これが無料で使えるアプリとは本当に驚きです。