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2023/01/18

免許証更新に行ってきました

昨年10月に受けた高齢者講習と認知機能検査の結果を持って運転免許証の更新に行ってきました。ゴールド免許なのでどこの警察署でも大丈夫です。住んでいるところは那須塩原市ですが、大田原警察署の方がずっと近いので大田原警察署に行ってきました。現在眼鏡なしで免許を受けていますが、最近ちょっと見えにくさを感じており、視力が若干心配だったのですが、今回も無事眼鏡なしで通りました。

もうすぐ誕生日ですが、家内と娘からの今年の誕生日プレゼントは「高齢者マーク」ステッカーらしいです。75歳以上の運転者が「高齢者マーク」を付けるのは法令上は義務ですが、当面の間この条項は適用しないこととなっていますので、現時点では付けなくても罰則のない「努力義務」です。

とは言え、自覚しているしていないにかかわらず、運動能力や反射神経、動体視力などが衰えてきているのは事実ですので、過信せずに、「高齢者マーク」ステッカーをもらったら素直に付けることにします。それを機会により一層慎重な運転を心掛けます。

2022/10/26

プリウスのヘッドライトをきれいにしました

プリウスは長年乗っているので、ヘッドライトのレンズが白く曇ってきました。今の車のヘッドライトのレンズはプラスチック(ポリカーボネート)なので、表面に劣化防止のコーティングはされていますが、ある程度の年数が経過すると、紫外線による経年劣化で白く曇ってしまうのは仕方ありません。もっとひどくなると黄ばんできます。仕方ないとはいえ、見栄えが良くないのと、ヘッドライトの明るさにも影響を与えますので、きれいにすることにしました。自動車屋さんに持って行けばコーティングも含めて1万円程度でやってくれますが、処理キットを買って自分でやってみました。

処理キットには塗るだけで汚れと曇りが取れるというクリーナーが入っていましたが、ちょっと信じられないのでこれは使わずに、より確実にきれいにするため、研磨剤で研磨して劣化した表面をきれいにしました。研磨時に塗装を傷つけないようにマスキングテープをします。研磨剤は数種類持っていますが、最終仕上げ用の一番細かいものを使いました。これはハーモニカを調律のために預かった時に、カバーを磨いている研磨剤です。


研磨が終わりました。曇りは取れてきれいになりましたが、このままではまたすぐに劣化してしまいますので、劣化防止のための保護材をコーティングします。


保護材をコーティングして、完全に硬化するまで24時間待ちます。24時間経ったらこのようになりました。見かけは新品同等です。



実質の作業時間は1時間程度でした。思ったよりも簡単にきれいになりました。これでまたしばらく、気持ちよく乗ることができます。


2022/10/12

免許証更新講習:新認知機能検査と高齢者講習

運転免許証更新の講習を受けてきました。今回初めて「認知機能検査」を受けてきました。

法改定により今年の5月13日から講習の内容が変更になりました。また、過去3年以内に信号無視や速度超過などの一定の違反をした人は「運転技能検査」も受けなければならなくなりましたが、私は幸いにも違反がなかったので「認知機能検査」と「高齢者講習」だけで済みました。


今回新しくなった「新認知機能検査」の流れを簡単に説明します。改定されたとは言え、従来と大きな違いはありません。

1. 検査を受ける教室で待機しています。教室の前にある黒板には最後の検査で問われる今日の日付・曜日が貼ってあります。開始時刻(私の場合は9時でした)になると試験員が入ってきて回答用紙を配ります。試験員からの説明の後、解答用紙の表に名前と生年月日を記入します。

2. その後、4つのイラストが描かれた絵を、覚えるヒント(例えば「この中に楽器があります。それは何ですか?オルガンですね」などと説明があります)とともに約1分間見せられます。これを4枚見せられます。合計16のイラストです。絵は4パターンあり、この中のどれかが出題されます。私の時はパターンCでした。






3. 次に下の回答用紙に指示のあった2つの数字(例えば3と8)を斜線で消していきます。時間は30秒です。続いて別の3つの数字(例えば2と5と9)が指示されますのでそれも斜線で消して行きます。時間は同じく30秒です。実は、これは次の試験(イラストを思い出して書く)に移るまでの時間を取るためのもので、採点はされず点数には全く関係ありません。


4. 次に下の回答用紙に、先ほど見せられた16のイラストを思い出して、出来るだけたくさん記入します。一つの枠に2つ以上の答えを書くと不正解になります。回答時間は3分間です。


5. 次は思い出すためのヒントが書かれた回答用紙に記入します。回答時間は同じく3分間です。


6. 最後の検査です。下の回答用紙に記入します。回答時間は2分間です。教室の前の黒板に今日の日付・曜日が貼ってありますが、この検査の前に隠されます。「今は何時何分ですか?」は現在の時刻です。ここまででだいたい検査開始から30分たっているはずですので、検査開始が9時でしたら9時30分頃のはずです。前後30分以上ずれると不正解となります。


さて、気になる採点ですが、配点は全て警察庁のホームページで公表されています。

イラストを思い出す検査は、ヒントなしで正解したものは2点、ヒントをもらって正解したものは1点です。イラストは16ありますので、ヒントなしで全問正解なら32点です。

最後の問題は、「年」が正解なら5点、「月」が正解なら4点、「日」が正解なら3点、「曜日」が正解なら2点、「時刻」が正解なら1点で、全問正解なら15点となります。

イラストを思い出す検査の点数をA、日時の検査の点数をBとすると
   総合点数=2.499×A+1.336×B
で計算して36点以上なら『認知症のおそれなし』と判断されます。

何でこんな変な式を使うのかわかりませんが、計算すると一応満点は100点になります。概算で計算すると、日時で全問正解すると総合点数は20点になりますので、合格するには総合点数であと16点、すなわちイラスト思い出しで7点取れば良いことになります。16のイラストのうち、ヒントなしで4つ正解すれば合格です。改定前は受講者に点数が知らされたのですが、改定後は点数は教えてもらえなくなって、『認知症のおそれあり』か『なし』かが通知されるだけです。

『認知症のおそれなし』と判定されると「高齢者講習」に進むことができます。
高齢者が運転する時の注意すべき点などのDVDを見て、機械で視力を測定し、その後実際に車に乗って個人指導を受けます。実車運転は試験ではないので合格・不合格はありません。(一定の違反をした人は「運転技能検査」ですので、これは採点されて、70点未満の場合は不合格となります)

実車指導では、以前はあった「バック車庫入れ」がなくなって、代わりに「段差乗り上げ」が入っていました。10cmくらいの段差の手前で止まって、それからアクセルをちょっと踏んで前進で乗り上げ、すぐにブレーキを踏んで止まります。私の普段乗っている車は低回転でもトルクの大きいディーゼルエンジンですので、このような段差乗り上げはとても楽です。そのような車に慣れている私には、教習所の車のアクセル加減がちょっと難しかったです。


「認知機能検査」については警察庁のホームページに検査に使うイラストや採点方法等が書かれていますので、詳しく知りたい方は下記のURLをクリックしてください。イラストを事前に見て覚えてしまうと検査の意味がなさそうですが、事前に見て覚えられるくらいなら認知機能に問題なしということなのでしょう。


「高齢者による事故が多いので高齢者は免許を返納すべし」という声を聞きますが、下のURLの記事によると、警視庁の統計では実際は高齢者の事故比率は多くなく、交通事故を起こしているのは圧倒的に20~30代が多いとのことです。高齢ドライバーによる事故はインパクトが大きく、ニュースに取り上げられやすいために‟高齢ドライバー=危険”という印象になっているようです。また高齢ドライバーが免許を返納すると、6年後の要介護率が2.16倍も高くなるという筑波大教授の研究結果もあります。運転をやめたことで家に引きこもり、活動意欲が低下することで認知症が進行する原因になるようです。


ただ年齢とともに運転に必要な注意力、判断力、空間認識力、情報処理能力や反応能力が落ちてくるのは事実ですので、免許更新後は今まで以上に気をつけて運転しようと思います。


2022/05/30

チロ(その93):チロがつけた傷の補修

できるだけ傷が目立たなくなるように努力してみました。マツダ2には塗装にコーティングをしてありますので、コーティング補修剤を塗ってから、傷が目立ちにくくなるワックスをかけました。



これで、ひっかき傷はほとんど気にならなくなりましたが、さすがに噛みつき傷と凹みは直りません。まあ、この程度で仕方ないでしょう。それにしてもフェンダーを凹ませるんですからすごい歯の力ですね。







2022/05/29

チロ(その92):元気になりましたが、とんでもないことをやってくれました!!\(`o'") こらーっ

昨日の昼間は、歩かなかったチロですが、夜には何事もなかったように元気になりました。庭に放したら1時間以上経っても全く戻って来ないので、様子を見に行ったら、車庫にいて、まだ1年少々しか経っていないマツダ2を傷だらけにしていました。

前回のデミオの時も同じことをやらかしてくれまして、原因はネズミです。我が家にネズミはいないのですが、大雨の後とかに外から非難してきたネズミが車のボンネットの中に入り込むのです。デミオの時はごていねいにエンジンルームに糞まで残していってくれました。チロがそのネズミの匂いに反応して全力でカリカリするのです。

今回もチロの態度から、ネズミを追いかけていたことは間違いありません。塗装を引っ掻いて傷だらけにしてくれただけでなく、フェンダー部にしっかり歯形までつけて凹ませてくれました。チロは「ご主人の大切な車をネズミから守ってあげたよ」と言っているかもしれません。





傷は主に運転席側の前ですが、助手席側と前からもアタックしたらしく、助手席側と前にも少し傷があります。結構丁寧に乗っていた車なのにちょっと残念ですが、まあ、走るのに影響はないから仕方ないとしましょう。下取りの時に査定が下がるだろうな~。

2021/11/01

福井に行ってきました

福井にいる二男から、7月に生まれた娘の「お食い初め式」をするので出てこないかというお誘いがあり、コロナも一応落ち着いていますので、2泊3日で福井に行ってきました。先日載せた「離れていても、産まれたばかりの孫の状況が良くわかるアプリ」やビデオ通話などで状況はわかっていましたが、初めて実際に触れてきました。首のすわっていない赤ちゃんを抱っこするのは久し振りで、ちょっとこわかったですが、やはり実物はかわいいです。出産時に大変お世話になった、二男の奥さんのご両親にも久し振りにお会いしました。


今回は短い滞在でしたが、空いている時間に平泉寺白山神社(へいせんじはくさんじんじゃ)と福井が誇る恐竜博物館に行ってきました。

平泉寺白山神社は国の史跡に指定されており、境内に生える見事な苔が有名で、京都の西芳寺と共に苔寺と呼ばれているそうです。今は苔の見頃の時期ではありませんが、それでも十分に見ごたえがありました。



恐竜博物館は、事前予約制で入場人数を制限しているのですが、土曜日だったこともあって、子供連れでとても混み合っていました。入場制限していなかったらどれだけ混むのでしょうか?想像していたよりも幅広いジャンルのものがたくさんきちんと展示されており、恐竜好きな子供だけでなく、大人でも十分に楽しめる施設でした。70歳以上は入場無料なので、私は無料で楽しんできました。


今回も車で往復しました。行きは福井まで東北自動車道、北関東自動車道、関越自動車道、上信越自動車道、北陸自動車道を通って600km強、あちこちのサービスエリアに寄って休み休み走って約8時間です。帰りは日曜日だったので、軽井沢付近が渋滞になるかもしれないと思い上信越自動車道を避けて北陸自動車道を新潟まで北上して、磐越自動車道経由で帰ってきました。だいぶ遠回りのような気がしますが、実は行きのルートより10km程度遠いだけです。ただ磐越自動車道はほとんどの部分が対面通行で制限速度が70km/hなので、走りにくいです。

今回はマツダ2で走ってレーダークルーズコントロールの有難みを十二分に感じました。アクセル操作とブレーキ操作が不要だと、こんなに高速道路の長距離運転が楽になるとは予想以上でした。ハンドル操作だけであとは一切の操作が不要ですから、疲れが全く違います。トンネルの多い上信越自動車道と北陸自動車道ですが、ライトも自動点灯ですので、ライトの入り切り操作もいりません。8時間の運転も苦になりませんでした。

それから、高速道路でたくさんの観光バスと会いました。旅行自粛も解除になり、やっと大勢の人が動き出したことを感じました。また第6波が来ることが懸念されていますが、とりあえずは活気が戻って良かったです。

旅行中、チロはいつものドッグランに預けておいたのですが、引き取って家に帰ってきたら、いつものクッションをスッポリ入れるように自分で整えて爆睡です。ドッグランで気を遣って疲れたのでしょうか?




2021/06/26

75歳以上の高齢者の運転免許更新が変わります

高齢運転者の事故防止を目的として、高齢者の運転免許更新関連の道路交通法の改正が進められています。来年6月までに実施される予定です。私も該当者なので、どう改正になるのか気になっていたのですが、その内容がJAFの冊子(JAF Mate 7月号)に載りましたので紹介します。 

一番大き変更点は、75歳以上で一定の違反歴のある運転者は運転技能検査(実技)を受けて合格しないと免許証の更新が出来なくなることです。75歳以上でも違反歴のない運転者は大きな変更はありません。

新たな高齢運転者の免許更新手続きのフローチャート
運転技能検査の対象となる11の違反行為

一定の違反行為には11項目が挙げられています。これは警察庁が過去3年間に死亡・重傷事故を起こした人の数や違反行為を分析し、将来重大事故を起こす危険性が高い違反行為を特定したものだそうです。これらの違反行為が1つでもあれば、運転技能検査を受けなければなりません。検査は一発勝負ではなく、更新期間中ならば合格するまで何回でも受検することができます。しかし、混んでいてすぐに再受検することが難しい場合があるので、注意が必要でしょう。

運転技能検査は自動車教習所などのコースを走行して実施されます。課題は「指示速度による走行」、「一時停止」、「右折・左折」、「信号通過」、「段差乗り上げ」が予定されているそうです(「段差乗り上げ」って何でしょうか?)。100点満点で70点以上が合格で、信号無視や右左折時の逆走など事故の危険度の高いものは一度で不合格だそうです。


認知機能検査も効率化に向けて見直されるとのことです。判定も3区分から、認知症のおそれ有無の2区分になります。

また、70歳以上の人が全員が受ける高齢者講習も変わるそうです。今まででも高齢者講習で実車指導はありましたが、名前の通り安全運転を指導するだけでした。しかし今回の改正では、運転技能を評価して点数付けをし、これで不合格になることはないものの、点数次第では免許証の自主返納や、今回の改正で新設予定の「サポカー限定免許」への移行を「勧告」されることもあるようです。違反者で運転技能検査を受けた人は、それに合格していれば高齢者講習の実車指導は免除されます。

違反者の運転技能検査も違反のない人の実車指導も、どちらも問われるのは運転技術ではなく、普段から守らなくてはならない安全運転の基本です。一見、不合格になるはずのない項目ばかりですが、警察庁が事前に75歳以上の運転者を対象にテストしたところ、約2割の人が不合格だったそうです。そのうち最も多かったのが「一時停止違反」だったそうです。ちゃんと停止しなかった、停止線を越えて交差道路に入ってしまったなどです。私も含めて高齢者の方は「自分は大丈夫」と考えているでしょうが、同年代の2割の人が不合格の運転をしているという現実を認識し、初心に返って安全運転を心がけましょう。

2021/06/24

最近のコンパクトカー(その12):オートワイパー

マツダ2のオートワイパーのスイッチ
今年の梅雨入りは遅かったですが、ここ数日、梅雨らしい雨の日が続いています。私のマツダ2には、雨を感じて自動でワイパーを動かすオートワイパーがついています。スイッチを「AUTO」の位置にしておくだけで 、フロントガラスの雨滴をカメラで検知して自動で動いてくれます。どの程度で動くかの感度も調整できます。


カメラで検知していますので、フロントガラスの汚れ等による誤動作を心配しましたが、意外と誤動作はありません。


今は間欠ワイパーは当たり前の機能ですが、間欠ワイパーの場合は多くは3段階程度の切り替えで、一定間隔での動作のため、走行速度が変わった場合等、ちょっと見にくさを感じる時がありますが、オートワイパーはそれが軽減されます。まあ、ないと困る機能ではありませんが、あると便利な機能です。


2021/05/14

最近のコンパクトカー(その11):パドルシフト

マツダ2のパドルスイッチの写真
私のマツダ2には、ハンドル部にあるスイッチでシフトチェンジができるパドルスイッチがついています。私のマツダ2はもちろんオートマですが、パドルスイッチを操作することで、あたかもマニュアルの6段ギヤのようになります。

このパドルスイッチはF1のレースカーに使われたのが最初で、その便利さから、最近は多くの車に採用されており、一部の軽自動車にも採用されています。これのついている車に乗っている方も結構いるのではないでしょうか?とは言え、ついているけどどう使ったらよいかわからず、一度も使ったことがないという方もかなりいるようです。実際、今の車ならオートマでドライブ(Dレンジ)で走っていて特に問題を感じることはないはずです。

パドルシフトの効能として一般的に言われているのは、① 好みのギヤを瞬時に選べるのでスポーティーな走行が楽しめる、② オートマがギヤを切り替えるより早めにシフトアップすること燃費が良くなる、という点です。しかし、私はもうギヤを頻繁に切り替えて加速を楽しんだりするスポーティな走行を楽しむ歳は過ぎましたし、最近のオートマは非常に優秀で、人間が手動でギヤを操作するよりも燃費が良いとも言われています。まあ、燃費を気にするなら、運転方法よりも出歩くのを減らすのが一番かもしれません。

私がパドルシフトが便利だと思っているのは、エンジンブレーキを使う下り坂です。プリウスの場合は、エンジンブレーキ用としてBレンジがついています(車種によってはLと表示されているものもあります)。下り坂でちょっとスピードが出ている状態でエンジンブレーキをかけようとしてBに入れると、とたんにエンジン回転が大きく上がって音も大きくなり、急激にエンジンブレーキがかかります。DとBしかないのですから2段ギヤのようなものです(実際はもっと複雑な制御をしていますが…)。それに比べてマツダ2の場合は、パドルスイッチで6段のうちの好きなギヤを瞬時に選べますのでエンジンブレーキがとてもスムースです。上り坂でちょっと力が足りないなと感じた時も、アクセルを踏んで強制的にキックダウンするよりも、パドルスイッチで1段低いギヤに変更するほうが便利です。とにかく、上り下りのある山道を走るにはとても有効な機能と思って活用しています。

2021/04/20

最近のコンパクトカー(その10):音声操作

音声操作関連のスイッチ

マツダ2ではナビの設定、電話、音楽再生などを音声で操作することができます。しかしシステムに登録されている言葉しか認識することが出来ません。自然な話し言葉を理解できる最近のスマホやAlexaなどと比べると、一昔前のシステムです。

運転中にナビの目的地設定を行う場合、さすがにタッチパネルでは操作しにくいですが、音声操作なら行うことが出来ます。ただし、やはり表示を見て候補を選んだりとかが必要となる場合がほとんどですので、走りながらはお勧めできません。

電話の場合は音声操作を使えば、スマホに登録してある連絡先に「〇〇に電話をかけて」と言うだけで、運転中でもハンドルから手を離さず、ハンズフリーで電話かけることができます。ですが、私の場合は、どうしても運転中にすぐに電話をしなければならないことが起きるほど忙しくはありません。とは言え、あると使ってみたくなるのが人情で、特に用事もないのに運転しながら自宅に電話したことがあります。便利と無駄は紙一重かもしれません。

音声操作とは違いますが、プリウスの場合は、有料のサービスですが、走行中いつでもセンターを呼び出していろいろなことを問い合わせたり、目的地設定を行ってそれをカーナビに転送してもらったりすることが出来ます。カーナビの地図も自動的に最新のものに更新されます。これは確かに便利な機能ですが、有料で結構高いのが玉にキズです。事故の時の通報も出来ますので、まあ、万が一事故でも起こした時の保険と思って入っています。マツダはこの仕組みが遅れていて、やっと昨年から一部の車種で開始しました。マツダ2はまだ対応していません。

結論から言うと、私の場合は、音声操作はあれば便利だが、無くても特に困らないというところです。

2021/04/02

最近のコンパクトカー(その9):レーダークルーズコントロール

特に高速道路ではクルーズコントロールは有用ですが、従来のクルーズコントロールは一定速度で走行しますので、前の車と離れてしまったり、逆に近づいてしまってブレーキを踏まなくてはならなかったりと、意外と使いにくいものでした。


それを画期的に使いやすくしたのがレーダーで前車との距離を測って速度を調節する方式のクルーズコントロールで、最近の車はこちらが主流になっています。また「全車速追従」として高速から低速、停止まで対応できるものも増えています。全車速追従型だと一般道路でも使うことが出来ます。更に停止保持機構付きだと、前車に追従して停止した後の再発進も自動で行ってくれますので、渋滞時もアクセル・ブレーキを踏むことなく楽に運転することが出来ます。


(マツダのホームページから転載)

私のマツダ2にもレーダークルーズコントロールが付いているのですが、停止保持機構は付いていません。従って自動で停止したらその後自分でブレーキを踏み、再発進する時はブレーキを放してアクセルを踏み、その後にRESUMEスイッチを押しさなければなりません。また、前車がスピードを落とした時の自車のスピードの落とし方が、私の好みのタイミングと異なります。私は比較的早めにスピードを落とす方なのですが、車間距離を一番長く設定しても、私の感覚よりもスピードを落とすのが遅く、近づきすぎて急ブレーキという感じなのです。もちろん安全上は全く問題なく、あくまでも個人的な好みの問題です。


というわけで、一般道路で何度か試しに使ってみたのですが、感覚が合わずにヒヤッとすることが多いので、一般道路での使用はしないことにしました。高速ではまだ一度しか使っていませんが、高速では全く問題なく、とても快適です。高速を長距離運転する時にはとても便利な装備です。疲れ方が全く違います。

2021/03/19

最近のコンパクトカー(その8):アダプティブ・ヘッドライト

最近は夜間走行時のヘッドライトは上向き(ハイビーム)での運転が推奨されていますが、前方車や対向車がいる場合は下向き(ロービーム)に切り替える必要があります。センサーで前方車や対向車を検知して上向きと下向きを自動的に切り替えるのがハイビーム・コントロールですが、最近はもっと進歩して、上向きのままでセンサーで検知した前方車や対向車を照射する部分を消灯して眩しくないようにするシステムがあります。これですと、対向車が来ても自車の進行方向は上向きのままなので、遠くまで見えてとても安心です。マツダ2の場合はヘッドライトに20分割したLEDユニットを使い、該当部分を消灯するようになっています。この分割数が多いほどきめ細かなコントロールが出来ます。


またマツダ2では、低速走行時はこれまでは光が届かなかった左右方向を、ヘッドライトの外側に備えたワイド配光ロービームで照らし出し、夜間の交差点などでの視認性を高めるようになっています。特に左折時に見やすさを感じます。更に、高速走行時にはヘッドライトの照射角度を自動的に上方向に移動してより遠くまで見えるようにしますが、まだ夜の高速道路は走っていないので効果のほどは評価できません。


 上の2つの図はマツダのホームページから転載しました


それにしても、最新装備の名前は横文字ばかりです。確かに端的にうまく言い表せる日本語がないですね。これも敢えて訳すなら「状況対応前照灯」とでもなるのでしょうか?

2021/03/15

タイヤ交換(追記)

前回の話の続きですが、単に緩めやすいように長い柄のレンチを買うのももったいないので、緩める方向にも使えるトルクレンチを購入しました。物によっては、緩める方向に使うのを禁止しているのもありますが、両方向に使えるものを選びました。プロ用には及びませんが、一般人向けとしては高級な部類で、一応校正証明書もついています。

購入したトルクレンチの写真

 柄の長さも50cmありますので、少しくらい強く締められても、そんなに苦労せずに緩めることができると思います。12日に交換したタイヤも確認しましたが、クロスレンチで締めたにもかかわらず、ほぼ規定範囲内のトルクで締められていました。

これで次回からタイヤ交換が少し楽になります。

2021/03/12

タイヤ交換

私はタイヤ交換は原則として自分でやります。油圧ジャッキとクロスレンチがありますので、それほど大変な仕事ではありません。交換しようと思って、つい延び延びになっていましたが、今日2台ともタイヤ交換を行いました。


タイヤ交換が終わったプリウス
いつもだったら、ゆっくりやっても2台で1時間少々で終わるのですが、今日は苦労しました。実は昨年末に冬タイヤに履き替えた時、自分でやったのではなく、どちらもディーラーで交換してもらったのです。プリウスは、11月に後付けの『踏み間違い加速抑制システム』を取り付けてもらいましたので、そのついでにタイヤも交換してもらいました。マツダ2は納車が12月初旬でしたので、その時に冬タイヤを付けてもらいました。当然どちらもインパクトレンチで「ガガガガガッ」とナットを締め付けたわけですが、締め付けトルクが大きくて、強く締め付けられて、クロスレンチに体重をかけたくらいではナットが緩まないのです。緩めるのに手こずって、交換終わるのに2時間以上かかってしまいました。明日は足が痛くなりそうです。


トヨタもマツダも、どちらもきちんと管理されたトルクで締め付けているはずですが、感じとしては規定トルクの上限近くのような気がします。今後も、定期点検の月の関係で、ディーラーでタイヤ交換をしてもらうことがありそうなので、強く締められても緩めやすいように、柄の長いレンチを買おうかと思っています。

2021/03/06

最近のコンパクトカー(その7):ブラインド・スポット・モニタリング

マツダのブラインド・スポット・モニタリング
マツダでは『ブラインド・スポット・モニタリング』と呼んでいますが、隣のレーンを後方から近づいてくる車を検知して、表示してくれる装置です。

もちろん、常に後方に目を配り、後ろから近づいてくる車を全て把握しているならこの装置は必要ありません。しかし実際は、ちょっと後方への注意を怠ったりして、ルームミラーの死角に入った斜め後方の車に気づかないことがあります。その時に不注意に進路変更をすると、後方から追突されることになります。私も、追突されるまでには至りませんでしたが、ヒヤリとしたことが何回かあります。後方から車が接近してくると、ヘッドアップディスプレイとサイドミラーに表示が出ます。その表示にも気づかず、その方向に進路変更をしようとして方向指示器のレバーを操作すると、ヘッドアップディスプレイおよびサイドミラーに警告が表示され、また警報チャイムが鳴って危険を知らせてくれます。私としては、これはうっかりミスを防いでくれるとても良い装置と思います。

なお、この装置は、駐車場などからバックで出る時に、左右から近づいてくる車の検知も行ってくれます。

この写真はマツダのホームページに載っているものを借用しました。

 

2021/02/20

最近のコンパクトカー(その6):ヘッドアップディスプレイ

マツダ2のヘッドアップディスプレイ
マツダ2はコンパクトカーにもかかわらず、中級グレード以上には『ヘッドアップディスプレイ』が標準装備でついています。ヘッドアップディスプレイには2つのタイプがあります。フロントガラスに映すものと、専用の投射板に映すもので、マツダ2は後者のタイプです。フロントガラスに映す方が視線の移動が少なく、見やすいと言われていますが、技術的に難しいところがあり、コストアップになります。コンパクトカーとしてはコストアップは押さえたいところで、投射板タイプになったのでしょうが、私個人としてはこのタイプで十分です。

前方から視線をほとんど動かさずに、制限速度や現在の速度、必要最小限のカーナビ情報、クルーズコントロールの状況、また必要に応じて表示される各種の警報などを確認することが出来ます。表示される項目はグレードまたはオプションによって異なります。いずれ別の日に書きますが、隣のレーンを後方から近づいてくる車があれば、その警報も出ます。視線の移動が少なくて必要な情報を得られるのはとても安心できます。

衝突防止装置のような純然たる安全装備とは異なりますが、視線を前方から動かさずに済むので、安全運転に寄与すると考えます。

2021/02/09

最近のコンパクトカー(その5):バックカメラクリーナー

最近は多くの車に、ギヤをバックに入れると後方を映すバックモニターが付いていると思います。車種によっては、車を上方から見たように映る「360°モニター」(メーカーによって呼び名はいろいろです)も装備されています。とても便利で、バックモニターに慣れると付いていない車でバックするのが不安になります。昨年、運転免許更新で初めて高齢者講習を受けたのですが、その時実車講習で使った教習所の車にはバックモニターが付いておらず、バックでの車庫入れでちょっと苦労しました。


雨滴のついたバックモニターカメラ
そのバックモニターですが、実は一番頼りにしたい雨の日にはレンズに水滴が付いて、とても見にくいことがあります。水滴は下部につくことが多いので、一番見たいすぐ後ろのところが見えず、ぎりぎりに寄せて停めたい時に、肝心のところが見えなくて困ることが結構あります。水滴が付くのを防止するスプレーもあるのですが、事前に塗っておくと雨が降るまでに取れてしまって効果がなく、かと言って、実際に水滴が付いて困ってから、雨の中をスプレーしに行かなくてはならないのでは、全く意味がありません。


マツダ2のバックカメラクリーナー
ところが、マツダ2には「バックカメラクリーナー」と言って、ギヤをバックに入れるとバックカメラのレンズ部に高圧空気を吹き付けてレンズの水滴を吹き飛ばす装置がオプションで用意されています。面白そうなので取り付けてもらいました。まだ雨は2回しか経験していませんが、問題なくきれいに見えて、とても良好です。ただし、高圧空気を吹き付けると言っても、バックしている間中、ずっと吹き付けているわけではなく、ギヤをバックに入れた時に瞬間的に5回吹き付けるだけなので、大雨の時はバックしている間にまた水滴が付くかもしれません(まだ大雨は経験していないのでわかりません)。ただ、普通程度の雨の時は全く問題ありません。頻繁に役立つものではありませんが、雨の日のバックモニターの水滴が気になる人にはお勧めの装備です。

2021/02/05

チロ(その33):新車に初乗り

新車のマツダ2に初乗りした白柴チロ①
チロは車に乗るのが大好きです。車のキーを持っただけで出かけるのを察知して、サッと飛び出して待機しています。チロの専用車はプリウスで、運転席と助手席の間に立って運転手より前に顔を出して景色を見ているのが定位置です。しかし先日娘から「チロと車に乗るなら、安全装備が付いているマツダ2のほうにしたら」と言われました。もっともな意見なのですが、一応まだ買ってから2ヵ月も経ってない新車なので、さすがにためらいました。しかし意を決して、シートを汚さないように、シートカバーを取り寄せて昨日2時間かけて取り付けて、今日チロが初乗りしました。

新車のマツダ2に初乗りした白柴チロ②
マツダ2はプリウスよりは一回り狭いですが、全く違和感なく、プリウスの時と同じ立ち方で乗っていました。前足を乗せるアームレストの幅もプリウスよりかなり狭いので、立ちにくいかと思ったのですが、ちゃんと右足と左足を少しずらして上手に乗っていました。景色を眺めるのに飽きると、後席で丸まって寝ています。これからこの新車がチロの専用車になりそうです。


犬をこういう乗せ方をするのは安全上問題なのは重々承知なので、注意して運転します。

2021/01/27

最近のコンパクトカー(その4):誤発進抑制機能

前回の「衝突回避機能」は、走行中の衝突回避または衝突被害を軽減する装置ですが、今回のは止まっている状態または低速で走行している時に、間違えてアクセルを強く踏んでしまった場合に、カメラや超音波センサーで障害物を検知し、急発進・急加速を抑制する装置です。前進の時もバックの時も働きます。


誤発進抑制の説明イラスト
自動で停止させる装置ではなく、急発進・急加速を抑制し、出力も抑制して、例えばコンビニの車止めなどは乗り超えないようにします。時々新聞に載る「コンビニから出る時にギヤを入れ間違えて店に突っ込んだ」、または「止まろうとして、ブレーキと間違えてアクセルを踏んでしまってぶつけてしまった」などというのを防止できます。ただし、細い柱のようなものは検知してくれない場合があるそうです。この装置はマツダ2はオートマチック車には全車標準装備となっています。


これは、コンビニの駐車場で試してみました。駐車場の車止めにバックでタイヤをつけた状態で、おっかなびっくりアクセルを踏んでみたのですが、車止めを乗り越えることはありませんでした。


実はこれと同じ機能が、先代のプリウスに後付けでメーカーオプションとして付けられるようになりました。プリウスはたくさんの高齢者に乗られていますので、そのニーズが高いのではないかと思います。我が家のプリウスにも昨年11月に取り付けました。トヨタはプリウス以外の車種にもこの後付け装置を広げています。

2021/01/18

最近のコンパクトカー(その3):衝突回避機能

今回は安全装備です。

先ず、車を買い替えた主目的の「プリクラッシュセイフティー」すなわち「衝突回避」機能です。最近は軽自動車も含め、幅広く採用されています。マツダ2も全車標準装備になっています。


プリクラッシュセイフティーの説明イラスト
レーダーやカメラで先行車や前方の歩行者を検出して、衝突の危険があると判断した場合は警報を出し、それでも運転者がブレーキを掛けなかった場合は、コンピュータがブレーキを自動制御する仕組みです。ただ、衝突を100%回避できることが保証されているわけではなく、カタログには「衝突回避のサポート、または衝突被害軽減を図ります」と書かれています。当然、直前への飛び出し等に対しては間に合わないこともあり得るわけです。

これはどのくらい効くのか試してみたくなるのが人情ですが、車を買った時に「この機能を試すのはやめてください」と言われてますので、まだ実際に試してはいません。仕組みからわかる通り、運転者がブレーキを操作せず「このままでは衝突が避けられない」という時に働くものですので、本当の急ブレーキです。マツダの担当者によると「つんのめるくらいの急ブレーキ」だそうです。

機能はどんどん進化しており、最近のものは夜間の歩行者の検知精度の向上が図られていると書かれています。しかし、衝突を回避する基本的責任は運転者にあります。このような装備に頼らずに、十分に注意して安全運転をしようと思います。でも最後の砦として、この装備がついているのは、中期高齢者に近づきつつある私にとっては心強い限りです。