2020/10/31

干し柿作り開始!

昨日から干し柿作りを始めました

昨日から干し柿作りを始めました。昨日と今日でとりあえず220個干しました。これで我が家の物干し竿は一杯です。4~5日過ぎて表面がある程度硬くなってきたら、この間に吊るすことができますので、あと200個くらいは干せます。その後は、今日干したものが出来上がってからでないと、場所がなくて干せません。3週間後くらいになります。ヒヨドリが皆勤賞で毎日通って来てますので、それまでにかなり食べられてしまうのではないかと心配です。

今年の柿は大きいものが多く生っています
10月21日のブログに書きましたように、今年の柿は例年より数が少なそうです(少ないとは言っても500個以上はありますが…)。その分大きいものが多く生っています。300gを超すと大きいという感じがしますが、300g超のものが結構生っています。写真のものは400gを超しています。卵と比べると大きさがわかると思います。このくらいあると干し柿になった後もかなりの大きさです。


干し柿作りを始めたばかりですが、今日家内と中がトロトロの干し柿を食べました。実は昨年の干し柿です。我が家は全員、中がトロトロの状態の干し柿が好みですが、ちょうど良い時に食べ損なうと段々硬くなってしまいます。食べきれない時は、トロトロの状態の時に一つずつラップにくるんで冷凍しておきます。そうすると一年くらいはおいしく食べられます。夏の暑い時に半解凍で食べるとシャーベットのようでとてもおいしいです。

2020/10/26

チロ用係留リードワイヤー自作


チロはつないでいても、ある程度歩き回れるように5mの長いリードワイヤーを使っています。ところが市販品では5mの長さになると、径5mm以上の太いものしかありません。止め金具もそれなりに大きいものが付いています。大型犬~超大型犬ならいざしらず、チロのような中型犬には不似合いです。市販のものを調べた限りでは径5mm以下のものは、ペティオが販売している3.5mmの約3mのものが最長です。ということで、現在はやむを得ず径5mmのものを使用しています。

白柴チロ用のリードワイヤーを自作しました
やはり細くて長いものがほしいのですが市販品には見当たらないので、パーツを揃えて自作することにしました。ビニール(PVC)被覆の径3mmのワイヤーロープとかしめ用スリーブとかしめ機を購入し、止め金具は普通のナスカンと外れ防止のロックのついたものを用意しました。実際の作業時間は10分もかかりませんでした。金額的にも、かしめ機はちょっと高かったですが、それを入れても径5mmで5mのものを5回交換するのと同じくらいの金額です。ワイヤーロープは曲がってしまって1年ももたないので、十分元は取れます。好きな長さのものが作れるのも魅力です。径3mmでもワイヤーのカタログ上の使用荷重は36kgなので、強度は十分です。
出来上がったリードワイヤーのフックの部分

チロもワイヤーと止め金具が軽くなって楽になったはずですが、感謝している様子もなく、隣で丸まっています。軽くなってもワイヤーでつながれているよりは、ワイヤーを外してもらってフリーでいたいのかもしれません。


 


2020/10/21

蜂屋柿

我が家の蜂屋柿がだいぶ色づいてきました
あと1週間くらいで採れそうです我が家の蜂屋柿がだいぶ色づいてきました。葉っぱも上の方から枯れてきており、あと1週間もすれば第1回目の収穫ができるのではないかと思います。ヒヨドリも毎朝来て出来具合をチェックしています。

鳥は食べ頃の少し前になると、くちばしでつついて傷をつけます。そうするとそこから傷んで早く熟して甘くなります。傷をつけたのだけを食べてくれればいいのですが、とにかくたくさんつついて回ります。つつかれたのは傷んでしまうので干し柿にはできません。我が家に来ているのはヒヨドリが2つがいだけですのでまだ我慢できますが、ムクドリに狙われると大変です。ムクドリは団体で押しかけてきますので、大被害を受けるようです。

我が家の柿の木は樹齢ちょうど40年です。結構頑張って実をつけてくれまして、毎年700個程度の干し柿を作っています。一昨年は記録的な大豊作で何と1,000個以上の干し柿が出来ました。干し柿に加えて熟し柿も作りますし、近所で干し柿を作りたいという人に生柿をあげていますので、実際は1,200~1,300個くらいは生ったのではないかと思います。1本でこれだけ生るのだからたいしたものです。ただ、最近は木が育ちすぎて、上の方は高い脚立を使っても届かなくなってきました。届かないところは鳥に食べてもらいます。

しかし、昨年は病気と虫にやられた上に、ちょうど収穫時期に台風にやられ、トリプルパンチで300個作るのがやっとでした。今年は春先に、植木屋さんに頼んで殺菌剤と殺虫剤をかけてもらいました。おかげで今年は病気も虫も大丈夫でした。ただ去年病気の出た枝にはほとんど実が生っていませんので、例年よりだいぶ少ない500個くらいかなと思います。早く樹勢が回復してまたたくさん生ってくれるようになるのを期待しています。これからしばらく干し柿作りで忙しくなります。


 

2020/10/19

マウスパッド

白柴チロのマウスパッドを作りました
パソコンを使う時にはマウスパッドが不可欠です。ノートパソコンの場合はマウスを使わないことが多いのでマウスパッドは必要ないでしょうが、デスクトップパソコンでマウスを多用する私にとっては必須アイテムです。


100均でもマウスパッドを売っていますが、やはりそれなりの使い心地を求めると千円前後の品がほしくなります。いろいろなデザインのものが売られていますが、なかなか気に入ったものがなく、今までずっと無地のものを使っていました。


最近、千円程度で好みのデザインのマウスパッドを作ってくれるところを見つけましたので、チロのアップの写真を印刷してもらいました。使い心地は今まで使っていたそれなりのものと比べると劣りますが、十分使えます。ちょっと不機嫌そうな顔の写真ですので、それほど高いものではありませんから、そのうちに別な顔のものも作ろうかなと思っています。

2020/10/13

チロ(その21):目

 

柴犬の目は海外ではアーモンドアイと言われています
日本犬保存会の日本犬スタンダードによれば、柴犬の目は、「やや三角形で、目尻が少しつり上がった力のある奥目で、虹彩は濃茶褐色が理想です」とのことです。


「やや三角形」という形状から、海外ではアーモンドアイと言われて珍重されているそうです。確かに洋犬は真ん丸やたれ目が多く、それはそれでかわいいのですが、柴のキリッとした目はりりしく見えます。まっすぐ前から見つめられるととてもかわいくて、少しくらい言うことをきかなくても許したくなります。このアーモンドアイは柴独特ではなく日本犬に多く、紀州犬や北海道犬も同じような目をしています。秋田犬はちょっと違いますね。

2020/10/11

知らなかったぁ~:Google Chromeのミニゲーム

Google Chromeのミニゲームのスクリーンショットです。

Google JapanのTwitter公式アカウントで紹介されましたが、ウェブブラウザ「Google Chrome」には恐竜が障害物を飛び越えながら進んでいくミニゲームがあるんです。私は長年「Google Chrome」を使っていますが、全く知りませんでした。


このミニゲームは「Google Chrome」をオフライン(インターネットに接続していない)状態で開くと、恐竜のアイコンとともに「インターネットに接続されていません」というエラーメッセージが表示されます。


その画面でスペースキーを押すと、恐竜が突然走り出します。恐竜が走る道には、サボテンや鳥などの障害物が次々と登場します。タイミングよくスペースキーを押して、障害物を飛び越えていきます。画面右上には恐竜が進んだ距離をスコアとして表示されます。障害物にぶつかるまでゲームは続きます。シンプルですが楽しめるゲームです。


通常はインターネットにつなぎっぱなしなので、こんなゲームがあるのに気づきませんでした。「設定」-「ネットワークとインターネット」-「Wi-Fi」でWi-Fiを「オフ」にして「Google Chrome」を開くと、写真のような画面が出て遊ぶことができます。「Google Chrome」を使っている方は是非一度試してみてください。


 

2020/10/05

チロ(その20):冬毛

白柴チロはまだ昨冬の冬毛が残っています
先日も書きましたが、チロはまだ昨冬の冬毛が残っています。そろそろ今年の冬毛が生える準備をしなければならない頃なので、気合を入れて家内と二人がかりでブラッシングしました。その結果、屑入れ一杯の冬毛が抜けました。さすがにお尻のあたりがすっきりして細くなりました。


柴のお尻は「柴尻」と言って、もこもこしているのがかわいいのですが、もこもこは次の冬毛が生えるまで待たなければなりません。

 

2020/10/03

キンモクセイ

我が家のキンモクセイが満開です


我が家のキンモクセイが満開で、独特の芳香を放っています。風向きにより漂ってくるこの香りを嗅ぐと秋を感じます。

我が家にはヒイラギもありますが、キンモクセイもヒイラギもモクセイ科モクセイ属の同じ仲間です。キンモクセイは同じ仲間のギンモクセイの変種だと言われています。

キンモクセイの花のアップの写真梅酒のようにキンモクセイの花を焼酎に漬けてキンモクセイのお酒を作る人もいるようです。香りが良いのでフルーツコンポートにたらしたり、紅茶に入れたり、アイスクリームやヨーグルトにかけたりすると良いそうです。中国には白ワインにキンモクセイの花を漬け込んだ『桂花陳酒』というものがあり、楊貴妃が好んで飲んだという言い伝えもあるそうです。




 

2020/10/01

中秋の名月

我が家の2階から撮った中秋の名月
今日は中秋の名月です。昼間は曇っていたのでお月さまは見られないかと思っていたのですが、夕方から雲が切れ、きれいなお月さまを見ることができました。写真は19時40分に我が家の2階から撮った月です。満月は明日の朝6時05分ですので、現在は満月の少し前ですが、ほぼまん丸に見えます。

ちなみにこの写真は高級な一眼レフなどではなく、コンパクトデジカメで撮ったものです。ただしオートで撮りますと明るすぎて月の模様が映らず真っ白になってしまいますので、マニュアルにして露出をいろいろと変えて撮った中の一枚です。ズームで超望遠にしていますので、ぶれないように三脚を使っています。撮影データは以下の通りです。

    ・カメラ:SONY DSC-HX60V
    ・焦点距離:129mm(35mm換算で720mm)
    ・ISO感度:80
    ・シャッター速度:1/80
    ・絞り:F6.3

グリーンカーテン撤去

グリーンカーテンを撤去しました
10月になりましたのでゴーヤのグリーンカーテンを撤去しました。今年はあまり葉が繁りませんでしたが、実は食べきれずに熟させてしまうほどたくさん生りました。グリーンカーテンが無くなってチロの居場所もすっきりです。

10月というと衣替えなので、チロの家の中の敷物もヒンヤリシートからふわふわの暖かいものに替えました。ただ、夏は過ぎたのにチロはまだ昨冬の冬毛が抜けきっておりません。腰回りなどはだいぶすっきりしていますが、ブラッシングをするとまだ冬毛が抜けます。娘は「夏の暑い時にクーラーの効いたところに居たので、季節感がずれてしまったのでは。居間に上がっているのがいけない」と言いながら、居間に上がってきたチロを追い出そうとはせずに撫でまわそうとして、触られるのが嫌いで逃げ回るチロと、毎日居間の中で追いかけっこをしています。

2020/09/29

アップルパイ

アップルパイを作ってみました
家内が「紅玉(こうぎょく)」リンゴをいただきましたので、アップルパイを作ってみました。

「紅玉」は酸味が強く、そのまま食べるには「ふじ」や「秋映」や「ジョナゴールド」などのほうがおいしいですが、製菓用としてはこれに敵うリンゴはありません。そのまま食べておいしいリンゴは酸味が少なく、アップルパイなどにしたときは味がぼけてしまうので、レモン果汁を加えなければなりませんが、どうしても人工的な感じの味になってしまいます。しかし「紅玉」は酸味が強く、香りも良いので、レモン果汁を加えなくてもとてもおいしく出来上がります。

「紅玉」は昭和30年代頃は「国光(こっこう)」と人気を二分してたくさん作られていたのですが、その後新品種が続々と登場するに従い、生産量が激減して一時はなかなか手に入らない状態になってしまいました。しかし最近は製菓用にはやはり「紅玉」が一番ということで復活して、スーパーなどでも買えるようになってきました。うれしい限りです。

私が子供の頃は「こうぎょく」ではなく「べにだま」と呼んでいました。売られていたリンゴは「国光」と「紅玉」、それに高級品だった甘い「印度リンゴ」の3種類だけでした。今はスーパーでも10種類以上売られています。みんなそれぞれにおいしいですが、私は中でも「秋映」と「高徳」が好きです。

2020/09/24

これは何でしょう?

完熟したゴーヤの写真
あまり見たことがないでしょうが、完熟したゴーヤです。

ゴーヤを食べ飽きて、ちょっと採るのをさぼっているとこうなります。外側が黄色くなって、次に日には割れて鮮やかな赤色の種がこぼれ落ちます。黄色になった実は苦みはなくなりますが、柔らかくてふにゃふにゃで歯ごたえがなく、ゴーヤらしくなくておいしくありません。中の種そのものは食べられませんが、実は種の周りのゼリー状のものがとても甘くて結構おいしいのです。
完熟したゴーヤの外観

これは白いゴーヤですが、緑色のゴーヤも全く同じように黄色になります。
 





白柴チロは全く興味を示しません
いくら甘いと言っても、チロにとってはおいしそうな匂いではないらしく、全く興味を示しません。


2020/09/22

秋分の日

秋分の日のイメージのイラスト
今日9月22日は「秋分の日」です。「秋分」とは二十四節気の第16番目の節気で「立秋」から3つ目です。太陽の動きをもとに決められるので、年によって異なりますが、ほとんどが9月22日か23日です。この「秋分」の日を「秋分の日」として昭和23年に国民の祝日として制定されました。

「秋分」の日は「春分」の日と同じく、昼と夜の長さが等しいと言われていますが、実際は昼の方が少し長く、日本では平均約14分ほど長くなっています。その一番大きな理由は以前の「夏至」のところで書きました大気による光の屈折です。これが約2分20秒です。それと日の出・日の入りは太陽の上端が地平線と一致した時刻と定めていますので、これにより太陽の半径の分、日の出が早く、日の入りが遅くなります。これが約1分5秒です。そのため日の出は太陽の中心が地平線から昇るより3分25秒早く、日の入りは太陽の中心が地平線より沈むより3分25秒遅くなります。したがって、秋分の日の昼の長さは約12時間7分、夜の長さは約11時間53分と昼の方が約14分長くなっています。昼と夜の長さが等しくなる日は、私の住んでいる那須塩原市では、計算によると今年は9月28日です。(以上、Wikipediaより抜粋)

この「秋分(春分)の日」を中日として前後各3日を合わせた7日間を「彼岸」と呼び、お墓参りを行う慣習がありますが、この彼岸にお墓参りを行う慣習は日本独特のもので、他の仏教国では見られないようです。興味のある方は「彼岸」で検索して調べてみてください。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われており、通常夏の残暑も秋の彼岸頃には和らぎます。今年もだいぶ涼しくなってきましたが、地球温暖化の影響が今後どう現れるでしょうか?ちょっと心配です。

2020/09/17

栗の渋皮煮

今年も栗の渋皮煮を作りました
栗が出回ってきたので、今年も栗の渋皮煮を作りました。家内の知り合いに栗の渋皮煮をとても上手に作る方がいて、その方に作り方を教えていただいたのがきっかけで、それから甘いもの好きな私が毎年作っています。

今年はスーパーから買ってきた時に、鬼皮が乾燥したような感じだったので心配しましたが、案の定、出来上がりが堅めになってしまいました。まあ、それでも十分おいしく食べていますけど、ちょっと不本意です。

栗の渋皮煮のおいしさは、もちろん栗の種類に左右されますが、それ以上に影響があるのが新鮮さです。極端な言い方をすれば、干し栗状態になったものをいくら丁寧に作っても柔らかくておいしい渋皮煮はできません。乾燥したものは渋皮も堅くなってしまいます。渋皮煮は手間がかかりますが、その分(素材が良ければ)おいしいものができますので、またどこかで探してきて、今シーズンもあと一度くらいは作ろうと思っています。
 

2020/09/16

えっ、桜が咲いてる!!

大田原美原公園の季節外れの桜と白柴チロ
今日、チロを連れて大田原市の美原公園に行ったら、何と並んでいる桜の木のうち1本だけ花をつけていました。とは言ってもほんの数輪さいているだけですが…。

桜の種類はわかりませんが、春には若葉が出てから花が咲きましたので、ソメイヨシノではありません。年に2回咲く種類もありますが、美原公園で秋に咲いたのは初めて見ましたし、他の木は咲いていないのでその種類ではないでしょう。山桜でしょうか?

写真を撮ったのですが、さすがに花とチロの両方にピントを合わせることは出来ませんでしたので、チロ優先で花はピンボケになってしまいました。

2020年9月18日追記:
今日の下野新聞の県南・両毛版に「小山市の思川桜が市内の数カ所で季節外れの花を咲かせている」と写真入りの記事が載っていました。園内の数本が1本あたり5~20輪の花を咲かせているそうです。開花を抑制させる作用のある葉が風雨などで大量に落葉することで抑制が外れ、秋にも開花することがあるとのことです。

2020/09/12

チロ(その19):那須どうぶつ王国

那須動物王国のホッキョクオオカミ
9月10日に幻の白いオオカミ「ホッキョクオオカミ」が公開されましたので、早速昨日行ってきました。動物園でホッキョクオオカミがいるのは、日本ではここだけだそうです。那須どうぶつ王国は犬も入れますので、チロも連れて行きました。ただし犬が入れるところは制限があり、ホッキョクオオカミのところは入れません。ホッキョクオオカミは大きさも毛並みもホワイトシェパードにそっくりですが、より精悍な感じがしました。雄雌の二頭いるのですが活発に動いており二頭揃った良いアングルの写真は撮れませんでした。

園内のバスに乗ってごきげんの白柴チロ
園内の移動バスは犬も乗せてくれます。チロはバスは初体験でしたが、コロナ対策で乗客の手にアルコールスプレーをかけてくれている運転手さんに愛想を振りまいてから、ピョンと飛び乗りました。そのまま座席の上に飛び乗りましたので、あわてて抱きかかえました。バスは初めてにもかかわらず、何の違和感もなくうれしそうに乗っていました。





小川の水を飲む白柴チロ

帰りに那須ガーデンアウトレットに寄ってきました。どうぶつ王国で興奮してのどが渇いたのか、濡れるのが大嫌いで、散歩の時も水溜まりは必ず避けて歩くチロが、アウトレット内の小川に前足をつけて水を飲み、その後、小川の中を歩きました。浅いところとは言え、川の中に入ったのを初めて見ました。
小川に入った白柴チロ

 

2020/09/08

中秋の名月 & 豊年棒

中秋の名月のイラスト
 中秋の名月とは秋分を含む陰暦月の15日(旧暦の8月15日)のお月さまを言います。

秋分の日は9月22日か23日か24日になりますから、中秋の名月は9月7日(22日が秋分で陰暦30日の場合:例えば2052年)~10月8日(24日が秋分で陰暦1日の場合:例えば1938年)となります。今年は10月1日です。9月が多いのですが4~5年に1回10月になります。


このお月さまを愛でる習慣は平安時代に遣唐使によって中国から伝わり、貴族の間に浸透したと言われています。それが徐々に農村を中心に庶民の間で行われていた作物の収穫祭と結びついて、豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞し、お供えものをして感謝や祈りを捧げるようになりました。旧暦8月15日は、畑ではお芋の収穫時期でもありました。そのため「芋名月」と呼ばれます。お月見のときに供物として供えるお団子は、里芋を模したものという説があります。

ところで、中秋の名月は満月とは限らないと言うことをご存じでしょうか?中秋の名月に限らず、陰暦15日は月齢14.0日を含む日を意味しますが、月の満ち欠けの周期は平均約14.8日なので旧暦15日と満月が重ならないことが多くあります。今年も中秋の名月は10月1日ですが、満月は10月2日です。

以下の記事を参考にさせていただきました。https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF.html

皆さんのところでは、何か中秋の名月の行事がありますか?家内の田舎(当時は栃木県那須郡湯津上村)では「豊年棒」と言う行事があり、子供たちが稲わらで作った豊年棒と言う棒を持って「豊年棒、豊年棒~」と歌いながら豊年棒で地面をたたき、五穀豊穣を祈ります。家内は歌は忘れてしまったと言っています。一時はすたれてしまったのですが、最近それを復活させようと、地域ぐるみで取り組んでいます。実は私の田舎でもおなじようなことを行っていました。私のところは家内のところから10kmも離れていないのですが、「豊年棒」ではなく「ぼうじぼ」と言っていました。歌は良く覚えていないのですが「ぼうじぼったり山芋、三角畑に蕎麦当たれ…」とか言っていたような気がします。

下記の記事を参照ください。

2020/09/03

ノルウェーの柴ワンコ

ノルウェーVoss駅の白柴
海外でも日本犬が人気になっているという話を聞きます。プーチン大統領やザギトワさんの秋田犬が有名ですが、海外旅行をしていると、散歩中の秋田犬はほとんど見かけません。しかし柴には結構出会います。大型犬の秋田犬と比べ、飼いやすい大きさだからなのではないかと思います。

3年前にノルウェーに行った時の写真です。
ベルゲン郊外で会った柴犬

一番上はVossという駅のホームで列車を待っている時に見かけた白柴です。知り合いを駅まで送ってきた感じでした。フェンスの向こう側だったので話は出来ませんでしたが、チロとそっくりです。

オスロで見かけた柴犬真ん中の写真は、ベルゲン郊外にあるノルウェーの作曲家グリーグのことを展示したグリーグ博物館に行く途中で会ったちょっとぽっちゃりした柴の男の子です。トラム(路面電車)の最寄りの駅から歩いていたら出会いました。「Shiba?」と言ったらうれしそうに「Yes!」と言ってさわらせてくれました。幸い英語が通じましたのでいろいろお話をしました。柴のどこが好きなのか聞いたら「ハンサムで自立心があるところ」と言ってました。「自立心がある」というのは、飼い主にベタベタしないという意味かもしれません。柴独特の気質で、それがまたかわいいところなのですが…。散歩のルートを変更してグリーグ博物館の入口まで案内してくれました。

一番下は、オスロの遊覧船乗り場にいた柴です。この写真を撮っていたら、スウェーデンから来たというお父さんと娘さんの2人連れに「あなた方日本人?あれ柴犬でしょう。日本の犬よね」と話しかけられました。娘さんが柴犬を飼いたくて仕方がないのだそうです。りりしい顔が好きなのだそうです。スマホに入っていたチロの写真で盛り上がりました。

2020/08/30

ひぐらし(その2)

 以前(7月25日)のブログに「夏の終わり頃に鳴くひぐらしの声を梅雨の最中に聞くとは・・・」、「俳句でも蝉は夏の季語なのに、ひぐらしは秋の季語」と書きましたが、その後気象庁が各地で行っている生物季節観測の項目の中に『ひぐらしの初鳴き』があるということを知りました。

気象庁が行っている生物季節観測というと『さくらの開花日』くらいしか知らなかったのですが、調べてみるととてもたくさんの項目があります。蝉の初鳴きだけでも『あぶらぜみ』、『くさぜみくまぜみつくつくほうしにいにいぜみはるぜみひぐらしみんみんぜみ』と8種の蝉について観測しています。その他『うぐいすの初鳴き』や『えんまこおろぎの初鳴き』、植物では『あじさいの開花』や『ひがんばなの開花』などたくさんあります。詳しくは気象庁の下記のページを見てください。

https://www.data.jma.go.jp/sakura/data/index.html


そこでここから一番近い宇都宮気象台で観測された5種のセミの初鳴きの日を比べたところ意外なことがわかりました。1953年~2019年の67年間のデータです。

セミの初鳴きの表

ひぐらしは夏の終わり頃の夕方に鳴くと思っていたのですが実は結構早くから鳴いていて、むしろ『みんみんぜみ』や『あぶらぜみ』や『つくつくほうし』のほうが初鳴きはずっと遅いのです。私の思っていた順序は『あぶらぜみ』と『みんみんぜみ』→『つくつくほうし』→『ひぐらし』だったのですが、実際は違いました。「カナカナカナ・・・」と言う物悲しそうな鳴き声で勝手に夏の終わりを連想していたようです。ちなみに俳句ではつくつくほうしも秋の季語です。

2020/08/27

チロ(その18):ま~だ~

散歩待機中の白柴チロ
今日は夕方雨が降ったので散歩に行くのが遅くなりました。「もう雨止んだよ、そろそろ散歩に行きたいなぁ~」と催促しているポーズです。要求吠えすることなく、じぃ~と見つめています。目が合うとしっぽをパタパタします。催促されているのがわかりますので『黙っているけどうるさい』という感じです。


遊んでほしい時は吠えて催促しますが、それ以外はひたすら待機です。外を通る自転車やバイクにガウガウ吠える態度からは想像もできません。全く別な犬のようです。