2022/10/08

福井の帰りに、秘湯名剣温泉に泊ってきました

10月4日の『1年ぶりに孫に会いに福井に行ってきました』のところに書きましたが、今回福井へ行った帰りに富山県の黒部峡谷の上流にある名剣(めいけん)温泉に泊ってきました。「日本秘湯を守る会」の会員宿で、車が通れる道はないので車で行くことは出来ず、宇奈月から黒部峡谷鉄道のトロッコ列車に1時間20分ほど乗って終点の欅平(けやきだいら)まで行き、そこから山道を20分くらい歩いたところにある一軒宿です。

黒部峡谷鉄道でしか行けないため、黒部峡谷鉄道が欅平まで運転している5月下旬から11月中旬の間しか営業していません。ずっと行きたいと思っていた宿だったのですが、前回宇奈月に行ったのは雪の大谷を見に行った2017年5月の上旬だったので黒部峡谷鉄道は雪のためにまだ途中の鐘釣までしか運転しておらず、仕方なく宇奈月温泉に泊りました。今回やっと念願かなって行って来ることができました。

≪ 出発点の黒部峡谷鉄道宇奈月駅です ≫

≪ 車は駅前の駐車場に1泊で預かってもらいました ≫

≪ 宇奈月駅の中です。13:32発に乗りました ≫

≪ トロッコ列車に乗車です ≫

≪ こんなところを走ります ≫

≪ 宇奈月へ行く列車とのすれ違いです ≫

≪ 鐘釣駅で途中下車して景色を楽しみました ≫

≪ 鐘釣~欅平間の車窓からの景色です ≫

≪ 終点欅平駅に着きました ≫

≪ 黒部川にかかる奥鐘橋から見た欅平駅です ≫

≪ 奥鐘橋の上から見た黒部川です ≫

≪ 岩を削って作った道です。人喰岩という名前がついています ≫

≪ 欅平駅と奥鐘橋の遠景です ≫

≪ 道の下は黒部川です ≫

≪ 「落石注意」の看板です。日本語はありません ≫

≪ やっと名剣温泉が見えてきました ≫

≪ 名剣温泉の玄関です ≫

名剣温泉は客室数11室(以前は全て共同トイレだったのですが、最近6室をトイレ付に改装しました)の小さな旅館です。切り立った山々に囲まれ、すぐ下には黒部川が流れています。携帯電話はかろうじて使えますが、テレビはありません。お風呂は男女別の内風呂・露天風呂、それに貸切風呂があります。泉質は単純硫黄泉です。硫黄泉と言っても硫化水素を含まない単純硫黄泉ですので無色透明で匂いはほとんどありません。お風呂はどれも結構な広さがあり、手入れも行き届いていてきれいでした。

≪ 今回泊った部屋です。トイレ付きです ≫

≪ 最新のシャワートイレが付いていました ≫

≪ 便器は最新ですが扉は昭和風です ≫

≪ トイレ向かいの洗面台です ≫

≪ 部屋の窓からの眺めです、名剣山の山裾です ≫

≪ 露天風呂へ降りる道です ≫

≪ 露天風呂はこの先です。看板には英語も書かれています ≫

≪ 露天風呂です。手前が男湯、奥が女湯です ≫

≪ 奥の女湯の入り口です ≫

≪ 女湯です、十分に大きいです ≫

≪ 洗い場も十分な広さがあります ≫

≪ 男湯です。女湯と左右対称のようです ≫

≪ 温泉にしては珍しくソープ・シャンプー使用可です ≫

≪ 内湯の男湯です ≫

一番感心したのが食事で、山の中ですから山菜類が多いのですが、全て丁寧に調理され、おいしく食べてもらおうという工夫が感じられました。例えばこごみ(旬は春のはずですが、雪深いこのあたりでは今頃まで採れるそうです)の生ハム巻きや山菜入りのグラタンなど、定番のおひたしや天ぷらしか知らない私にはとても新鮮でした。イワナの塩焼きも頭から全部食べられるように、時間をかけて丁寧に焼かれていました。露天風呂で一緒になった登山好きの80代の方は、今回が4回目で、料理がおいしくて何度も足を運んでいると言ってました。納得です。

また「日本秘湯を守る会」の宿限定で販売しているビールがあります。名前は「秘湯ビール」といい、秋田県のあきた芸術村というところで作っている地ビールです。特徴は日本で唯一ブナの天然酵母を使って醸造したビールとのことです。夕食の時に試しに飲んでみたらなかなかおいしいビールでしたので、お土産にも買って来てしまいました。販売しているのが「日本秘湯を守る会」の宿だけで、売れるのも主に夕食時だけでしょうから、商売としてはそれほど利益が期待できるものでもないでしょうが、こういうプレミアム感は好感が持てますので、是非続けてもらいたいと思います。

≪ 秘湯ビールです ≫

帰りは、始発が10:01なので、朝食後にゆっくりと朝風呂をいただいてから帰り支度をしました。

≪ 欅平駅の中です ≫

≪ 乗る列車がホームに入ってきました ≫

≪ この列車の乗車券と整理券です ≫

≪ 終点の宇奈月温泉が見えてきました ≫

「日本秘湯を守る会」の会員宿は現在115軒ですが富山県は2軒だけです。私は秘湯マニアというわけではありませんが、あと1軒の立山室堂平の「みくりが池温泉」にも行ったことがあります。日本一高いところにある温泉です。昨年2月26日の『ライチョウ』のブログを見てください。

栃木県には7軒ありますが、奥鬼怒温泉の八丁湯を除いて全て車で行くことができます。八丁湯は道路がないわけではなく、日光国立公園内で一般車両の通行が禁止されているだけですので、事前に予約すれば途中の駐車場から宿のバスで送迎してくれます。また全ての宿でテレビが見られます。それらと比べると、名剣温泉は本当の秘湯という感じがします。できれば、また行きたいと思っています。

2022/10/05

チロ(その106):お泊りのお迎え

福井に行ってる間、チロはいつものドッグランにお泊りをしていました。お迎えに行ったら、とても喜んでピョンピョンしてくれました。これだけ喜んでもらえると嬉しいです。ドッグランでは模範犬と言われるくらい良い子にしているので疲れるのでしょうか、家に帰ってきたら爆睡でした。

 

2022/10/04

1年ぶりに孫に会いに福井に行ってきました

福井にいる二男の娘が1歳と2ヵ月になりました。昨年10月末にお食い初めに行って以来、ほぼ1年ぶりに会いに行ってきました。ZoomやLINEを使って動画で話はしているのですが、やはり直接会いたいです。一応、出かける直前にPCR検査を受けて陰性を確認し、安心して会ってきました。今回は子育てに頑張っている二男夫婦の慰労も兼ねて、比較的近くの温泉宿を予約してゆっくりしてもらいました。

福井に行く時はいつも車で8~9時間かけて行って、用事が終わるとまた8~9時間かけて帰ってくるのですが、もう免許証の更新時に認知症検査を受けなければならない年齢になりましたので、今回は無理をせずに往復とも途中で一泊してきました。行きは隣県の水上温泉に、帰りは秘湯中の秘湯、富山県の名剣温泉に泊ってきました。名剣温泉については後日詳しく紹介します。

孫はちょうど1歳の誕生日の頃に2,3歩歩きだしたのですが、それから結構すぐに(よくころびますが)スタスタと歩くようになったようです。かわいいお靴も持っています。アパート暮らしで部屋に階段はないので、今回旅館で階段に初挑戦しましたが、苦も無く登って行きました。初めてなのに大したものです。



結構人見知りするらしいのですが、会って少ししたら慣れてくれて、笑顔でハイタッチしてくれました。おばあちゃん(家内)は大喜びです。


孫は普段から食欲旺盛で、少々熱がある時でも良く食べてくれるようなので、その点は安心です。たくさん食べている割にはスマートなのは良く動いているからでしょうか。夕食の時も本当に驚くほど食べていました。ママの土瓶蒸しも気に入ったらしく、最初はママに飲ませてもらっていたのですが、取り上げて自分で飲み始めました。手つきがいいですね。将来呑兵衛になるかもしれません。



頻繁に会えるわけではなく、たまにしか会えないのですが、それがまた楽しみです。成長の様子はスマホのアプリや動画での通話などで確認できますが、また来年会いに行きたいと思っています。来年になったらかなりおしゃべりするようになっているでしょう。孫も大きくなって車に長時間乗っていられるようになったら、こっちにも来てもらいたいと思っています。


2022/09/30

ゴーヤ(その3):遅ればせながら、グリーンカーテンとして働いています

ゴーヤのグリーンカーテンですが、実は今年も葉の茂るのが遅く、一番必要とされる酷暑が過ぎてから茂りだしました。いろいろと振り返ってみると、植えてからしばらく、水をあげるのが少なくてなかなか葉が茂らなかったのではないかと思います。それに気付いて毎朝たっぷり水をあげるようになってから、つるがぐんぐん伸び出したようです。現在はこんな状態です。



下の方がスカスカですが、目隠しに必要な所は十分に茂っています。チロの定位置からは外の様子が良く見えますので、かえってチロには良いのかもしれません。番犬の仕事に励めるでしょう。夜もまだ蒸し暑くて網戸にしておく日が多いのですが、電灯を点けていても室内はほとんど見えませんので安心です。


天然のグリーンカーテンは、布製のターフなどと違って強風にも強く、先日の台風の時なども全く問題ありませんでした。10月に入ってからもまだ少し暑い日が続きそうなので、もう少し働いてもらってから片付けようと思っています。


2022/09/27

キンモクセイが咲き始めました

今朝起きて雨戸を開け、サッシを開けたらキンモクセイの香りが漂ってきました。近寄って見たら花が咲き始めていました。昨日まで全く気付きませんでした。この香りが漂ってくると「秋だなぁ!」と感じます。昨年は異常に早く、9月上旬に咲き始め、10日少し過ぎには満開になっていましたが、今年は例年並みです。



 

2022/09/24

今年も栗の渋皮煮を作りました

栗の出回る季節になりました。また今年も栗の渋皮煮を作りました。作り方については昨年詳しく書きましたので省略しますが、手間はかかります。


毎年作っているのに、鬼皮剥きには結構失敗しています。一番多いのは、最初に皮剥き器の刃を入れる時に、ちょっと深く入れすぎて渋皮まで削ってしまうものです。浅すぎて鬼皮の厚さの半分くらいしか刃を入れないと剥けないし、ちょっと深く入れすぎると渋皮まで削ってダメにしてしまいます。かなり微妙で集中力が必要です。


次に多いのは、鬼皮の底のザラザラした部分(座というらしいです)を取る時に、渋皮と強く密着していて、座と一緒に渋皮が取れてしまうものです。この密着の強さは栗の種類によって異なるようで、極たまに簡単にスルリと剥ける種類に当たる時があります。しかし、果物などは、例えば梨は「幸水」とか「豊水」とか品種を明記して売っていますが、栗の品種が書いてあるのは見たことがありませんので、どれが簡単に剥ける品種なのかわかりません。ですからそれを選んで買うこともできません。今回のはいつもと同じく剥きにくい栗でした。


このように、すこしでも渋皮まで剥いてしまったものは、煮ているうちに煮崩れしてしまいます。煮崩れしないまでも、渋皮がめくれ上がって、外観が良くありません。という訳で、渋皮が少しでも削れてしまったものは栗ご飯用になります。

まあ、それでも今回は7割強くらいは合格したのではないかと思います。今年もまだこれから何回か作る予定です。渋皮煮は冷凍しておくと1年くらいは問題なくもちます。旬の時に作って、小分けにして冷凍しておくと甘い物が食べたくなった時にいつでも食べられます。



 

2022/09/21

観葉植物?

我が家の台所の出窓に置いてある、一見すると観葉植物のような葉っぱです。


見たことがあるような葉っぱだと思われた方もいるでしょう。さつまいもです。料理に使った残りの切れ端を水に浸しておいたら立派な葉っぱが出てきました。


我が家でもホームセンターから苗(つる)を買って来て、少しですが庭の畑でサツマイモを育てています。もうそろそろ収穫時期かなと思って楽しみにしています。ネットで調べると、このようにして発芽させたサツマイモから苗を作る方法が出ていましたので、来シーズンは採れたサツマイモから苗を作ってみようかなと思っています。
 

2022/09/15

チロ(その105):散歩拒否、傘もいらないくらいの小雨なのに・・・

前にも何回か書きましたが、チロは雨が嫌いです。雨の日の散歩は嫌がります。でもトイレが外派なので、散歩に連れ出さないとちょっと心配です。

今朝は傘もいらないほどの小雨だったのですが、散歩を全力で拒否してました。聞こえないふりをしたり、助けを求めているような顔をしているところがかわいいです。

チロは「飼い主の散歩に付き合ってあげるのも大変だよ。雨の日は僕を誘わないで一人で行って来たらいいのに」と思っているのかもしれません。



このブログは動画の長さに制限があって、この成り行きを載せられませんので、YouTubeにアップします。下のURLをクリックして見てください。

チロの散歩拒否:https://youtu.be/_BoreRdBsiI



2022/09/11

チロ(その104):アウトレットでバンダナデビューしてきました

チロは那須アウトレットが大好きなのですが、暑いのと人混みを避けるのとでしばらく遠ざかっていました。今日は日曜日ですが、子供たちの夏休みも終わったので大丈夫だろうと、休みの娘と一緒に久し振りにチロを連れて行ってきました。せっかくなので、先日長男のところからおみやげにもらったバンダナをつけて、ペットっぽいふりをして行ってきました。

夏休みは終わりましたが、アウトレットはかなりの混みようでした。今日はいつもよりもたくさんのワンコがいたように思います。家にいる時はバイクや自転車、外を通る犬、我が家への訪問者にガウガウ吠えるチロですが、外へ出ると模範犬になるのは相変わらずです。今日も他のワンコから吠えられたり寄ってきてクンクンされたりしましたが、吠え返したり拒否したりすることもなく、家にいる時からは想像もつかない模範犬でした。小さい子供たちからもなででもらいました。親御さんたちから「かわいいわねぇ」と言われましたが、一部はバンダナのおかげかなと思います。

我々がお昼を食べている時に、チロもおいしい缶詰をもらって大満足でした。チロが缶詰を食べている時にも子供が寄ってきて「食べるの早い~」と感心して見ていて、食べ終わった後になでてくれました。







食事が終わって、一通りお店を見てから、帰ろうとして「チロ、帰るよ!」と言ったら足を踏ん張って拒否犬しました。お友達もたくさんいて、ほめてくれる人もいるアウトレットからまだ帰りたくなかったようです。また娘が休みの時にでも連れて行ってあげましょう。

2022/09/10

中秋の名月

今日、9月10日は中秋の名月です。今年の中秋の名月は昨年に引き続き満月です。昨年も書きましたが、むしろ中秋の名月は満月でないほうが多いのです。2001年から今年までの22年間では、満月だった年が9回、満月でなかった年が13回です。来年も満月ですが、2024年からしばらくは満月でない年が続き、次に満月に当たるのは2030年です。

中秋の名月が満月とは限らない理由については昨年詳しく書きましたが、簡単に言うと中秋の名月は旧暦の8月15日のお月さまですが、月の公転軌道が楕円のため、新月から満月になる日数が13.9日から15.6日と大きく変化するので、旧暦の15日が満月になるとは限らないのです。

愛用のデジカメが故障しました。それよりも新しくて性能も若干良いデジカメを持っているのですが、どうしても使い慣れた方が使い易くて使ってしまいます。修理見積を取ったら結構かかるのですが、昨日修理に出しました。天気予報では晴れてお月さまを見られそうなので、今日は慣れない方のデジカメで中秋の名月を撮影してみます。まだ使いこなせていないのでうまく撮れるかどうか自信はありませんが、撮れたら追加で載せます。


【追記】
19時半に我が家の2階から撮った写真です。雲一つなくきれいに晴れています。


撮影データ
 ISO感度:80
 焦点距離:35mm換算で720mm
 シャッター速度:1/160
 絞り:f6.2
 カメラ:Panasonic Lumix DC-TZ95







それから、満月の左側(東側)に木星が見えます。肉眼では結構明るく見えますが、写真に撮ると満月が明るすぎてほとんど写りません。いろいろと露出を変えて撮ってみたのですが、これ以上露出をかけるとお月さまがフレアを起こしてしまって写真になりませんでした。

撮影データ
 ISO感度:80
 焦点距離:35mm換算で約35mm
 シャッター速度:1/15
 絞り:f5.6

2022/09/08

玄関でコオロギが頑張っています。

9月に入り、すっかり涼しくなりました。庭では虫の音がにぎやかです。どういう訳か、我が家の玄関にはコオロギが住み着いていて毎晩にぎやかに合奏しています。毎朝、玄関を掃除する時に掃き出すのですが、またドアの隙間からもぐり込んできて夜になると鳴いています。主に玄関の傘立ての下か踏み台の下に隠れているのですが、時々靴やサンダルの下に潜り込んでいますので、踏みつぶさないように、出かける時は一度履物を持ち上げて、いないことを確認してから履くようにしています。多い時は4~5匹いることもあるのですが、昨夜は2匹でした。ちなみに、チロはコオロギには全く興味がないようで、玄関で鳴いていても気にかけません。



本当は鳴いている動画をアップしたかったのですが、下にもぐって鳴いていたので撮れませんでした。という訳で、録音した音声を静止画(写真)に貼り付けたビデオにしてアップします。秋の風情を楽しんでください。



2022/09/04

ニラの花

春に苗を買って来て畑に植えたニラが育ちました。家内がおひたしやお吸い物やもつ煮にしてくれますが、切ったあとからまた生えてきますので、食べきれないでいたら花が咲いてしまいました。花が咲く前、蕾の頃に食べてみたのですが、硬くてダメでした。花ニラを食べる専用の品種もあるようですが、普通の葉ニラ用の品種は花が咲くとダメですね。

白くて小さいかわいい花です。小さいですが先日載せたパセリよりは一回り大きいです。蜂は見かけませんでしたが蟻が何匹か来ていました。蜜を吸いに来ているのでしょう。



 

2022/09/01

チロ(その103):まだまだ冬毛が抜けます

9月になりました。ここ数日少し涼しい日が続いていたのですが、また少し暑さがぶり返しています。

チロは背中やお尻の冬毛が抜けてだいぶスッキリしましたが、ブラッシングを嫌がる首周りや頬にまだ結構残っています。何となく気になるので、今朝の散歩が終わった後に、二人掛かりで首周りを中心にブラッシングしました。今日は意外と抵抗せずにさせてくれました。首周りだけで驚くほど抜けました。まだこんなに残っていたのですね。頬のあたりはまだモコモコですので、次の機会にきれいにしましょう。




掃き集めると結構あります。これだけ抜けてもまた生えてくるチロがちょっぴりうらやましいです。

今頃まだ冬毛があるのは、飼い主が怠慢でブラッシングをさぼっているからなのでしょうか、それとも室内犬になって暑さ寒さの変化に鈍感になってしまったからなのでしょうか?来シーズンはもう少し早くからブラッシングをしてあげましょう。


2022/08/28

イナゴ

今朝は昨夜降った雨のせいかとても涼しく、これを書いている7時現在の我が家の外の気温は19.0℃と20℃を切っています。 連日の暑さに慣れたからだには寒いほどです。暑いのが苦手なチロも気持ち良さそうです。



今朝、雨戸を開けたら、どこからかイナゴが飛んできて網戸に止まりました。この近くには田んぼはないのにどこから来たのでしょうか?


今後の食糧危機を克服するための一つの方法として世界各国で昆虫食が見直されています。イナゴはその優等生で、高タンパクな食材として注目を集めています。

しかし、日本では昔からイナゴが食されています。私が小学生の頃は秋になると生徒全員が、手拭いを縫って袋状にしたものに竹筒をつけたものを持って、学校の授業時間に近くの田んぼにイナゴ採りに行きました。それを一日置いて糞を出させてから、用務員さん(当時は小使いさんと呼んでいました)が羽と後脚を取って大釜で煮て、それを売って学校の収入にして備品の購入等に充てていました。甘辛く煮たイナゴの佃煮は身近な食べ物でした。時代を先取りしていたのですね。


私の父はイナゴの佃煮が好きでしたが、私が大人になってからはさすがにイナゴ採りには行かなくなりましたので、産直などで買って来て食べていました。ところが、売っているもののほとんどが羽も後脚も取っていないのです。羽は良いとしても後脚はとても硬くて食べにくいのです。

ちょっと調べてみたら地方によって羽と後脚を取るかどうかに違いがあるようです。少なくとも私の認識ではこの辺は取るほうだと思うのですが、やはり売るものとなると利益を上げなくてはならないので、手間のかかる羽と後脚を取るのは省略されるのでしょうか?



一時は、農薬の影響でイナゴが減りましたが、減農薬の推進でまただいぶ増えてきたようです。イナゴが増えると稲を食い荒らされるので、イナゴを採るのは稲にとって良いことです。タンパク質とカルシウムの豊富なイナゴを食べましょう。


2022/08/25

パセリの花

我が家は全員パセリが好きです。刻んでサラダに入れたりスープに入れたりパスタの上に散らすのは定番ですが、それ以外にも結構いろいろと使っています。私は塩を振ってそのまま食べるのが好きです。食べながらウサギみたいだなぁと思ったりしています。 

いくらスーパーが近いとはいえ、使うたびに買ってくるのは面倒ですしもったいないので、今年は家内が苗を買って来て畑の隅に植えて育てています。いくらパセリが好きと言っても、どちらかというと和食中心の我が家では毎日使う訳ではありませんので、油断するとすぐに大きくなってしまいます。とうとう1本は花が咲いてしまいました。生まれて70数年ですが、恥ずかしながらパセリの花を見たのはこれが初めてです。


このかたまりで約2cm(1円玉の大きさくらい)と小さくて地味な色ですが、接写して拡大してみるとなかなかかわいい花です。Webで調べたら、パセリは2年草で花が咲くのは2年目と書いてありましたが、今年買ってきた苗で花が咲きました。せっかくですので種を採って、次は種から育ててみましょうか。

2022/08/21

チロ(その102):お尻がスッキリしました

遅ればせながら、ここ何日か毎日ブラッシングをしたおかげで、ほとんど冬毛が抜けて、首周りに少し残っているだけになりました。モコモコしていたお尻が小さくなってしまいました。からだもスッキリして一回り小さくなったように見えます。それに硬い夏毛だけですと、からだを摺り寄せてきた時にチクチクします。



 上2枚は今年の3月です。



下2枚は今日です。

やっぱりお尻はモコモコしていたほうが可愛く見えます。はやく寒くなって冬毛でフワフワモコモコになってほしいものです。

2022/08/17

アナウンサーの過剰な鼻濁音が気になります

ちょっと硬い話なので、興味のない方は読み飛ばしてください。

鼻濁音の表記

『鼻濁音』ってご存知ですよね。鼻濁音は「ガ行(ギャ行も含む)」にだけあり、例えば「が」は、喉の奥から出す普通の「」と、鼻に抜けるように出す「」と2種類あって、後者の音を『鼻濁音』と言います。「んが」に近い音です。英語の発音記号で書くと、普通の「」は [ ga ]、鼻濁音の「」は [ ŋa ] でしょうか。ここではわかりやすくするために鼻濁音は赤字で書くことにします。


ちょっと気になることがあって調べたら、ガ行鼻濁音は東日本を中心に見られるものであり、中国地方や九州には無いとのことでした。また東日本でも若い人では鼻濁音を使う人が減っているとのことでした。鼻濁音を使う人が減っている理由は、現在は東北地方の一部を除き、ほとんどの地域では濁音で話しても鼻濁音で話しても意味の違いがないので、使い分ける必要がないからなのだそうです。北関東生まれで中期高齢者の私は自然に使い分けています。


普通の濁音と鼻濁音の使い分けは原則があります。

① 語頭の音は鼻音化しない
  「学問(くもん)」
② 助詞(格助詞・接続助詞)は鼻音化する
  「わたしやりました」
③ 数詞の「5」は鼻音化しない
  「25(にじゅう)」
  但し、人名や名詞の場合は鼻音化する
  「七五三(しちさん)」
④ 語間は鼻音化する
  「小学校(しょうっこう)」
  但し「生み」のように「生」の「ごみ」というような複合語は鼻音化しない。
⑤ 連濁の場合は鼻音化する
  「赤組(あかみ)」
  連濁とは2つの言葉が組み合わされたときに濁音になるもの。
  「赤」と「組」が合わされたものは「あかくみ」ではなく「あかみ」と濁ります。
  なお、上記の「生ごみ」は「こみ」が組み合わされた時に「ごみ」になったわけではなく、もともと「ごみ」ですので、連濁ではありません。
⑥ 外来語は鼻音化しない。
  「シュガー(しゅー)」
  ただし外来語という意識がないほど日本語として定着している言葉は鼻濁音するものもある。たとえば「イギリス(いりす)」など。


この決まりに従うと「外国語大学」は「いこくだいく」で、最初の「が」は普通の濁音、後の「ご」と「が」は鼻濁音になります。「外国語学校」の場合は「いこくっこう」で、最初の「が」は普通の濁音、途中の「ご」は鼻濁音、後ろの「が」は普通の濁音になります。その他にもいろいろな決まりがありますが、例外もあり地域差もあるようです。鼻濁音が存在しない地域もあるので、学校教育では鼻濁音は教えないそうです。


専門家が、発音の違いを明記する必要がある場合などには、鼻濁音を表すために「かきくけこ」に半濁点(まる)を付けた「か゚き゚く゚け゚こ゚」という書き方をすることがあるそうです。パソコンのフォントとしても登録されています。


前置きが長くなりましたが、ここからが本題です。鼻濁音は柔らかい感じの音なので、濁音だけで話すとキツイ感じになります。ですので、アナウンサーは正しい鼻濁音を話せるように訓練をするそうです。で、訓練して発音できるようになるのは良いことなのですが、本来は濁音を使うべきところに鼻濁音を使っているのを聞くと、違和感を感じます。例としては「学校」を「っこう」と言ったり、「25歳」を「にじゅうさい」と言ったりしているのを聞きます。特に語頭の鼻濁音はすごく違和感を感じます。「ガスコンロ」を「すこんろ」と言っているのを聞いた時には、さすがに唖然としました。統計をとったわけではありませんが、NHKよりも民放の、しかも若いアナウンサーに多いような気がします。下記のNHK放送文化研究所の『鼻濁音の位置づけと現況』というレポートの中でも、鼻濁音の過剰な使い過ぎに言及しています。


逆に、鼻濁音にすべきところを濁音で話しているのを聞いてもあまり違和感を感じないのは、やはり時代に流されているのでしょうか?


主に以下の記事を参考にさせていただきました。