2020/08/19

冷やし甘酒

冷やし甘酒の写真
甘酒は寒い時に熱々にしてこたつの中で飲むのも美味しいですが、元々は夏の飲み物で、俳句でも夏の季語となっています。栄養豊富で夏バテの防止にもなると言われています。

我が家では以前、マルチ調理機能の付いている電気釜を使っており、これが甘酒の発酵にちょうど良い温度での保温が出来ましたので良く造っていました。しかしこの電気釜が故障して新しいのに買い換えましたところ、高級すぎて保温の温度を状況に合わせて色々と変化させてくれますので、麹がうまく発酵してくれず、満足できる甘さのものが出来なかったのでやめてしまいました。

でもやはり甘酒を造りたくて、昨年「甘酒も造れるヨーグルトメーカー」というのを通販で買ったのですが、最高設定温度が55℃となっているのに、実測では52℃くらいまでしか上がらず、残念ながら十分に甘くなりませんでした。麹の発酵に適切な温度は50℃~60℃と言われていますが、実際は52℃では低すぎて、時間をかけても糖化が十分に進まないようです。

という訳で、今年は少し値段は高かったですが最高設定温度が65℃の「甘酒メーカー」を買いまして、再チャレンジしました。いろいろと温度を変えて試してみましたが、設定温度60℃(実測:ヒーターに近い壁面部で61℃、中心部で60℃)で10時間発酵させますとそのままでは甘すぎるくらいの甘酒ができました。発酵時間は5時間でも十分甘くなるのですが、お米のつぶつぶ感が残りましたので、10時間発酵させてつぶつぶ感を少なくしています。使うお米は残ったご飯でも大丈夫ですが、長時間保温しておいたご飯を使うと少しひね香が出ますので、一番良いのは炊き立てのお粥を60℃くらいまで冷ましたものです。とても甘いので、家内は牛乳で割って、私は水と氷で割って飲んでいます。炭酸水で割ると美味しいという話があったので試してみましたが、個人的にはイマイチでした。ここのところ毎日飲んでいますので、ちょっと血糖値が心配です。

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