写真は我が家のすぐ近くの陸橋の上からです。ここは結構良い初日の出ポイントで、毎年かなりの方が集まっています。今年も『密』になるほどではありませんでしたが、結構な数の方が来ていました。ワンコも何匹か来ておりまして、チロは友好的に初クンクンと、ちょっと元気よく初ガウガウをしてきました。
「藤岡ハーモニカ教室」のブログですが運営は夫が行っています。教室での夫の担当はホームページの更新、数字譜作成とハーモニカの調律です。ブログはハーモニカから離れ、タイトル通りのよもやま話で、我が家の日常のこと、愛犬の白柴チロのこと、ちょっとした季節のトリビアなどを書きたいと思っています。
写真は我が家のすぐ近くの陸橋の上からです。ここは結構良い初日の出ポイントで、毎年かなりの方が集まっています。今年も『密』になるほどではありませんでしたが、結構な数の方が来ていました。ワンコも何匹か来ておりまして、チロは友好的に初クンクンと、ちょっと元気よく初ガウガウをしてきました。
この理由は、地球が太陽の周りを一回転するのにかかる時間(1太陽年)が365.2422日と中途半端な日数になっているからです。これは約365日と1/4なので、現在の暦では1年を365日とし、4年に1回をうるう年として366日にして補正しています。しかしこれでは1年が365.25日となり、1年につき365.25日 - 365.2422日 = 0.0078日(11分強)補正しすぎていることになります。従ってこの分を補正するために、西暦年が100で割り切れる時は平年、ただし400で割り切れる時はうるう年と定めています。これにより400年間での平均は365.2425日となり、太陽年との差がほぼなくなります。
そのような訳で、うるう年の補正を行って長い期間では太陽年とほぼ一致するようにしていますが、毎年毎年で見るとずれが生じるわけです。ということで、上の表のように立春がずれてきて、とうとう来年は2月3日になり、節分が2月2日になるのです。参考までにここ数年の主な節気の推移の表もあげておきます。節気とは地球が公転軌道上の定められた位置に来た時の日にちですので、立春が1日早くなるからと言って、他の節気も揃ってズレるわけではありません。
詳しく知りたい方は国立天文台の、下記のページを見てください。
節分の日が動き出す:https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2021_2.html
秋分の日が動き出す:https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/topics/html/topics2012_2.html
私も中期高齢者に近づいており、娘からも心配されていますので、チロ専用車の先代プリウスには、トヨタ純正の後付けの『踏み間違い加速抑制システム』を取り付けました。これは国でも普及を進めており『サポカー補助金』の対象となっています。
セカンドカーとして使っているマツダのデミオディーゼルは、衝突防止装置や後側方車両接近警報装置などの最新の安全装備を全て付けた新車に買い替え、12月5日に納車されました。安全装置だけでなく、快適装備もフルオプションで付けたのですが、中でも運転席のドライビングポジションメモリー付き電動パワーシートには感激しました。
一昔前でしたら、電動パワーシートはクラウンの中級グレード以上でなければお目にかかれないような装備でしたが、今はマツダでは普通車の中で一番小さいマツダ2(昨年、デミオがマイナーチェンジして名前がマツダ2に変わりました)でもオプションで付けられます。しかも、これはただのメモリー付きではなく、リモコンキーにも登録できるのです。どういうことかと言うと、今の車はリモコンキーが当たり前で、通常予備も含めて2個付いてきますが、1個目のキーにはポジション1を、2個目のキーにはポジション2を登録します。ポジション1は私に、ポジション2は家内に合わせてセットしておき、私が運転する時は1個目のキーを、家内が運転する時は2個目のキーを使い、解錠してドアを開けると、運転席がそれぞれのキーに登録したポジションに移動するのです。すなわち、2人で運転しても、その都度運転席の位置調整をしなくてもいいのです。これは思ったよりも便利な機構です。トヨタ・ホンダ・日産もまだこのクラスにはこの機構を導入していません。なくても困るものではありませんが、あると楽しくなります。
マツダ2ですが、昨年マイナーチェンジをしたとは言え、基本設計は2014年に販売開始された4代目デミオなので、同じコンパクトカークラスでは今年新登場して以来販売台数ダントツ1位のトヨタのヤリス、今年フルモデルチェンジしたホンダのフィット・日産のノートと比べると、安全装備は問題ないとは言え、ディスプレイやカーナビ関係は設計の古さは否めません。特にオペレーターとつながったりカーナビの地図を都度自動更新できるコネクト機能は出遅れています。しかし、他のコンパクトカーはどうしても足元が窮屈なのですが、唯一マツダ2(デミオ)だけはアクセルペダルが右足を自然に伸ばした位置にあり、ブレーキへの踏みかえも楽で、長時間運転しても足が疲れません。一つ上のクラスの車のようなドライビングポジションをとることができます。この点だけでも私はマツダ2を選びます。それに加えてディーゼルのフィーリングが大好きなので、同じグレードのガソリン車と比べるとかなり高くなるのですが、またディーゼルを買ってしまいました。
伸縮性のある生地のクッションカバーの中に、非常に細かいビーズが入ったクッションは、座る人の身体に合わせて形が変わりフィットするので座り心地がとても良く、また、どんな姿勢にもフィットするので座る以外に寝ころんだり様々な使い方が出来ます。ひとたび座ると快適すぎて「もう立ち上がれない」、「ダメになる…」という声が相次ぎ、『人をダメにするクッション』という呼び名が定着しました。私の知る限りでは無印良品が一番最初に商品化し、とても評判が良かったので、今ではそれをまねたものがたくさん出ています。
ご多分にもれず我が家にもあるのですが、チロがこれを気に入って、最近は自分のベッドには行かず、ここを寝床にしています。前足を使って形を整え、グルグル回って寝心地を確かめ、気に入らないとまた足で形を整えて、最終的にはこの写真のようにすっぽり収まっています。ここで寝ている時はよほど気持ちが良いらしく、いくら呼んでも動こうとしません。『犬をダメにするクッション』です。結構な値段したのですが、チロに取られてしまいました。
次に日本で見ることのできる月食は来年の5月26日で、これは完全に月が隠れる皆既月食です。皆既の時間は20時11分~20時25分です。
月食について少し詳しく知りたい方は下記の国立天文台のページを見てください。本影月食と半影月食の違いなどについても説明があります。
https://www.nao.ac.jp/astro/basic/lunar-eclipse.html
というわけで、今日は天気も良かったので、池のその後がどうなったか、チロを連れて、お弁当を持って見に行ってきました。池はとてもきれいになっていて、たくさんの鯉が泳いでいました。また鴨もたくさんいました。
実は一般的には渋柿の糖度は甘柿よりも高いのです。しかし渋柿は中にタンニンという物質を持っており、これは水に溶けやすいので、食べた時にこれが舌について渋みとして感じ、甘みを感じるどころではなくなるわけです。ということで、このタンニンを水に溶けないようにすれば渋みを感じることなく、甘くおいしく食べられるわけです。タンニンを水に溶けないようにするのが渋抜きで、渋抜きにはいろいろな方法があります。柿の種類によっても最適な方法が異なるそうですが、代表的なものを示します。我が家も干し柿以外にアルコールによる渋抜きと熟し柿を作っています。二酸化炭素による渋抜きもやってみたいのですが、ドライアイスを販売しているところに問い合わせたところ、1kg単位でしか売ってくれないとのことなのでどうしようか考え中です。20~30個の柿を渋抜きするなら200gもあれば十分なので、1kgはさすがに多すぎます。
【干し柿】
干し柿は水分も抜けるので、他の方法よりも甘味が凝縮されます。欠点は手間がかかるのとおいしく食べられるようになるまでに日にちがかかることです。干し柿も半熟状態のものから、中は柔らかいが表面に粉が吹いたもの、中まで硬くなったものなど、作り方と乾燥度合いによっていろいろあります。我が家の好みは中がトロトロの半熟状態のものです。前にも書きましたが、一番良い状態で冷凍しておくと1年間くらいはおいしく食べられます。
家庭で作る一番ポピュラーな方法と思います。昔は飲み終わった酒樽に渋柿を入れて、残ったアルコールで渋抜きをしていたとのことで樽抜きとも言われます。一般的には渋柿のへたに35度以上の焼酎をつけてポリ袋に密閉しておきます。35度以上のアルコールのものならウイスキーやブランデーやウオッカなど何でも大丈夫です。柿の大きさにもよりますがだいたい1週間程度で渋が抜けます。樽抜きしたものは、渋が抜けた後は柔らかくなるのが早いです。私のところは、今年は渋抜き専用に売られている47度の焼酎を使って作りました。35度よりは若干早く渋が抜けるようです。
【二酸化炭素(炭酸ガス)による渋抜き】
お店で売られている柿はほとんどこの方法で渋抜きをしています。業務用はボンベに入った液化炭酸ガスを使いますが、家庭で作る時はドライアイスを買って来て使うのが簡単です。ポリ袋に渋柿を入れ、そこに直接柿に触らないように新聞紙などで包んだドライアイスを入れ、出来るだけ二酸化炭素濃度をあげるために、2回くらい空気を抜いてから密閉しておくと、5日くらいで食べられるようになるようです。ドライアイスの量は柿10kgに対し200~300gもあれば十分とのことです。渋抜きした後でも柔らかくなりにくく、長く保管できると言われています。
【湯抜き】
40℃くらいのお湯に一晩漬けておく方法です。我が家の蜂屋柿では何回か試しましたが、うまく渋抜きができたことがありません。2~3日漬けてもだめでした。昔からある結構一般的な方法と言われていますし、鹿児島県では温泉に漬けて渋抜きした柿が有名ですので、柿の種類によるのだろうと思います。
【熟し柿】
我が家の娘の大好物です。採った柿を何もせずに置いておくだけです。どのくらいで熟すかは採った柿の状態と保管場所の状態で大きく異なりますが、食べ頃になるには1ヵ月くらいはかかります。暖房の効いていない涼しいところに置いておくとお正月を過ぎても食べ頃が続きます。半分に切ってスプーンで食べるのがお勧めです。
【リンゴを使っての渋抜き】
リンゴはエチレンガスを出して、他の果物などを熟させるのは良く知られていますが、渋抜きにも使うことができます。渋柿とリンゴを一緒にポリ袋に入れて密閉しておくと、結構短い期間で食べられるようになります。一昨年作った時は柿10個にリンゴ2個入れて5~7日くらいで柔らかくなって食べ頃になったと記憶しています。出来上がりの食感は樽抜きよりも柔らかでした。