他国と比べて高いと評判の悪かったスマホ料金も政府主導で値下げを進めて、ドコモ・au・ソフトバンクの大手3社もしぶしぶ安いプランを出して、コース変更すればそれらを選べるようになりました。
私は以前からNTTコミュニケーションズが運営している ‟OCNモバイルONE“ の格安スマホ(格安SIM)を使っており、毎月の料金は1,300円前後でしたが、その格安SIMにも値下げが波及し、4月から更に値段が下がりました。4月分の請求が来て、料金は何と、たった806円でした。内訳は以下の通りです。
基本料金(通信容量1GB/月コース):700円(税込み770円)
通話料(10円/30秒):30円(税込み33円)
ユニバーサルサービス料:3円
私はスマホでの電話はほとんどしません。それに今は引きこもり状態なのでデータ通信も家でのWiFiがほとんどで、外での使用量は毎月0.2GB~0.3GBくらいです。使わなかった分は次月まで繰り越せるので、1GBコースですが実質毎月2GB使えます。ちなみに1GBでどのくらい使えるかと言うと
インターネットでニュース閲覧:約3,500ページ
地図アプリ(ナビ):1回10分として、約1,500回
LINEトーク(メッセージ):約50万回
LINE通話(電話):約50時間
LINEビデオ通話:約3時間半
動画視聴:中画質で約4時間
ですので、外でYouTube等の動画視聴をしなければ、まず不足することはありません。動画は家でWiFiでゆっくり楽しめば良いのです。
OCNモバイルONEでは電話を時間制限なしの完全かけ放題を月1,300円で提供していますが、LINE通話やLINEビデオ通話を使えば無料で、かつWiFiを使用すればデータ通信量も消費しません。私の場合は電話の相手はほとんどが家族なので、これで十分です。と言うことで、これからは毎月800円程度でスマホを使い続けることが出来そうです。
OCNモバイルONEに限らず、格安SIMは1~2GBのプランで1,000円弱、電話話し放題をつけても2,000円程度。10GBくらいの大容量プランで電話話し放題をつけて3,000円程度くらいのところが多いようです。大手の安いプランと比べてもまだだいぶ安いです。
ただ格安SIMは、Yモバイルなど大手のサブブランドのところを除いて実店舗を持っていませんので、トラブルの際にお店に持って行って店員さんに診てもらうということが出来ません。電話等によるテクニカルサポートはありますが、ある程度自分で何とかできないとだめです。また故障の時には送り返しての修理になり、代替え機は貸してもらえませんので、予備機を持っていなければ修理が終わるまでスマホがないことになります。それでOKならば格安SIMを使えばスマホ代を大幅に節約することができます。