我が家の庭のキンモクセイは、数日前から香りを届けてくれていましたが、今日はもうほぼ満開です。昨年の満開は10月に入ってからでしたので、昨年より半月以上早いです。お盆の時期からの異常な涼しさ(寒さ?)が影響したのでしょうか?
「藤岡ハーモニカ教室」のブログですが運営は夫が行っています。教室での夫の担当はホームページの更新、数字譜作成とハーモニカの調律です。ブログはハーモニカから離れ、タイトル通りのよもやま話で、我が家の日常のこと、愛犬の白柴チロのこと、ちょっとした季節のトリビアなどを書きたいと思っています。
2021/09/13
2021/09/10
渋皮煮
今日スーパーで栗を売っているのを見つけましたので、早速買って来て、今年も渋皮煮を作りました。
渋皮煮は結構手間がかかります。特に鬼皮を剥くのが大変で、剥く時に渋皮にキズを入れてしまうと、煮ているうちに、そこから渋皮が剥がれてしまい、程度がひどければ煮崩れしてしまいます。鬼皮を剥く方法・道具はいろいろありますが、何種類か試して、3年前からは爪切りで有名な諏訪田製作所の「栗の皮むき鋏」とダイソーの「栗皮ピーラー」を使っています。
実際に剥く時は、鬼皮を柔らかくするためにお湯で4~5分煮て、そのままでは熱くて手で持てないので、それを水に入れて冷やしてから、この皮むき鋏で剥きます。とても便利なのですが、注意しないと渋皮まで削ってしまいます。下のザラザラの部分(座と言うらしいです)がうまく剥けない時は、右側の栗皮ピーラーを使うと剥きやすいです。しかし剥きにくいものはザラザラ部分と渋皮が密着していますので、渋皮まで一緒に剥けてしまうことがあるので要注意です。注意して注意してやっても、私の腕ではきれいに剥けるのは6~7割程度です。まあ、少しくらい渋皮にキズが入っても、出来上がりの外観が悪くなるだけで、食べる分には十分おいしいのですが、やはりプライドに係わります。
鬼皮を剥き終わったら、渋皮のあく抜きのために、重曹を入れた水で煮て茹でこぼすのを3回繰り返し、その後、水で煮て茹でこぼしてから、最後に砂糖を入れて煮詰めます。茹でこぼしの回数を増やすほど、渋皮の色が薄くなり、仕上がりがきれいになりますが、回数を増やすほど渋皮の剥がれと煮崩れが多くなりますので、私は重曹水3回、水1回にしています。これですと色はかなり濃いですが、あくは十分に抜けていて、えぐみは全く感じません。とてもおいしいのですが、血糖値が上がりそうなので食べ過ぎには要注意です。
2021/09/08
かつお節
我々が結婚して所帯を持ってからは、我が家では当たり前のように袋詰めの削り節を使っていました。しかし十数年前にあるお店でかつお節削り器を見つけて衝動的に買ってしまい、それ以来ずっと使い続けています。
かつお節は一応有名どころの本枯れ節を使っていますが、意外と経済的です。我が家の前のスーパーでは、サバ節などとの混合削り節が100g当たり300~400円くらい、袋詰め削り節の主力の荒節の削り節が600~800円くらいです。荒節にカビ付けをして熟成させた本枯れ節の削り節は1000~1200円くらいとちょっと高くなります。私が使っている本枯れ節のかつお節は100g当たり900円程度ですので、袋詰めの削り節より少し安いです。これで削りたての味と香りを堪能できるのですから大満足です。もちろんこれよりはるかに値段の高い超高級品もありますが、私はこのレベルで十分楽しんでいます。
数年前に那珂湊のおさかな市場でこの半額くらいのかつお節(一応国産の本枯れ節)を見つけて買ってきましたが、味そのものの前に、とても削りにくくて使うのをあきらめたことがありました。やはり値段の極端に安いのはそれなりの理由があるのだと思いました。
チロもかつお節が大好きです。室内でフリーになっている時に、かつお節を削っている音を聞くと駆けてきてお裾分けを要求します。食べたくても、おりこうに「待て」ができます。暑くて食欲が落ちている時に、いつものドッグフードにかつお節をかけてあげると、うまくいくと完食してくれます。うまくいかないとトッピングしたかつお節だけを食べて終りにしてしまいます。
2021/09/03
チロ(その56):あご乗せ
チロは平らな所にも寝ますが、あごをちょっと高いところに乗せて寝るのも好きです。チロ用マットの縁やソファーの肘掛け、飼い主の膝など、あごを乗せるところには事欠きません。
あごを高くしたほうが寝やすいのかと思うと、そうでもないようです。こんな格好でも平気で熟睡しています。
2021/08/31
雨と飴。「あめ⤵」、「あめ⤴」?
家内が、発表会で演奏予定だった曲を29日にホームページにアップしてから、ちょっと気にしています。
演奏がうまくいかなかったところがあるのも一因なのですが、一番最初の説明でしゃべった「城ヶ島の雨による幻想曲です」の「雨」のアクセントが気になるのだそうです。もともと語尾のイントネーションに特徴のある純粋栃木弁で育ってきて、普段はアクセントなども気にせず喋っており、かつ(本人いわく)活舌もあまり良くないのに、何か今回は気にしています。
私が調べたところでは多分日本語特有のアクセントのせいではないかと思います。「雨」のアクセントは「あ」、「飴」のアクセントは「め」なので、それは合っています。しかし日本語のアクセントは英語のアクセントのように「強い音」ではなく「高い音」なのです。アクセントと言うよりイントネーションです。ですから正しくは強さを変えるのではなく「あめ⤵」と下げるのですが、それを英語のアクセントのように「あ」を強く言っているから、不自然に聞こえて気になるのではないかと思います。もともと純粋栃木弁で育ったのですから、あまり細かいことを気にしなくてもいいように思います。と言うわけで、アップしたのは修正せずにそのままとします。
蛇足ですが、歌の中に出てくる「利休鼠」とは色名の一つで、抹茶の緑色と侘び茶の雰囲気を連想して名前のつけられた利休色といわれる灰色がかった黄緑色に、鼠色が加わったものです。千利休が好んでいた色と言うわけではないそうです。下のような色ですが、ディスプレイによって見え方が少し異なるでしょう。
最近使っている柴犬のイラストは(株)マインドウェイブの「しばんばん」のLINEスタンプを、承諾を得て模写して使わせていただいています。
2021/08/26
ダイソーで30枚入りマスクが100円!
ダイソーへ行ったら、入り口の一番目立つところに普通サイズ30枚入りマスクが置いてありました。ダイソーには今まで7枚入りや10枚入りはありましたが、さすがに30枚入りは初めて見ました。1枚当たり約3円です。
家には十分な数のマスクがあるのですが、思わず買ってしまいました。
どんなものが入っているのかと思って、製品を確認してみましたが、通常のマスクと同じ不織布3層構造でちゃんとノーズワイヤーも入っています。手で触った感じの厚みも、ドラッグストアで50枚入り500円程度で売っているものとほぼ同じです。耳ゴムは丸ゴムで掛け心地も良好です。なんでこんな値段で出来るのでしょうか?
2021/08/23
発表会を中止しました
ホームページの方に書きましたが、発表会は中止することにしました。
人数を絞り、感染防止も出来るだけのことをやった上で実施しようと思っていたのですが、緊急事態宣言が出され、栃木県でも連日200人超の感染者が出ている状況下では、どうしても不安に思われる方もおりますし、またご家族からも不安の声が聞こえてきました。
全て準備は整っておりますので、出席希望者だけで実施することは可能なのですが、周囲にご心配をお掛けしてまで開催を強行するものではありませんし、欠席された方が心苦しく思われるのも本意ではありませんので、家内の決断で今回は中止を決めました。開催1週間前での中止決定ですので、ご迷惑をお掛けするかもしれませんが、関係者の皆様のご理解をお願いします。発表会を楽しみにしておられた方には本当に申し訳なく思います。
発表会の練習で撮りためた録音がかなりありますので、未録音の方の分をこれから集めて「幻の第6回発表会」のCDかDVDを作ろうかなと考えています。今はちょっとテンションが下がっておりますが、充電して元気を出してから徐々にスタートしようと思います。
2021/08/19
発表会が近づいてきました
ハーモニカ教室の発表会まで10日余りとなりました。昨年8月に計画した時は、コロナも1年経てば終息するだろうと思っていたのですが、とんだ目算違いでした。昨日の県内の感染者は200人の大台に乗り、明日から緊急事態宣言が発令されます。
しかし、皆さん今までこの発表会を目標に練習されてこられましたので、ハーモニーホールが閉館にならない限り、感染防止に十二分に注意して実施しようと思っています。プログラムも出来上がりました。今回も鶴丸さんにデザインしていただきました。
今回はコロナ禍の中での開催と言うことで、今までとはいろいろと異なるところがあり、家内と2人して準備にあたふたしています。今回はハーモニーホールの人数制限のため、入場者は演奏者と、そのご家族・知人に限定させていただき、かつワクチン優先接種対象の65歳以上の方は、ワクチン接種が済んでいることを条件とさせていただいています。
人数制限やソーシャルディスタンス確保はいいとして、入場時の検温のための非接触体温計や消毒のためのアルコールスプレーなども、開催者が準備することになっています。非接触体温計は怪しげな格安の外国製ではなく、国内メーカーの医療機器認証をとっているものを購入しました。その他、アルコールスプレーはどこに何個必要か、細かいところとしては、演奏時に外したマスクの置き場をどうするか、袋に入れて保管したらその袋を捨てるゴミ箱をどこに置くかなどなど、裏方として考えることがたくさんあります。
また、毎回ビデオ撮影~編集をしていただいている方に、今回はお願いできませんので、ビデオカメラと動画編集ソフトも購入して勉強中です。新しいことを覚えるのは楽しいものです。先日のツバメの巣立ちや、チロの拒否犬の動画も練習の一つとして撮影して編集したものです。
2021/08/15
鍋焼きうどん
家内に「今日のお夕飯何にする?」と尋ねられて、今日も寒かったので「鍋焼きうどん!」と答えました。ちょっとあきれたような顔をされましたが、ちゃんと作ってくれました。私も8月に熱々の鍋焼きうどんを食べたのは長い人生で今回が初めてです。それほどの異常気象です。
具材は極一般的なものですが、こだわりは椎茸です。椎茸だけは甘辛く煮て味付けしたものを使うのが我が家の流儀です。半年ぶりに美味しくいただきました。わがままを聞いてくれた奥さんに感謝!
変な天気、涼しいというよりは寒いです!
中国地方や九州では大雨で大変な被害が出ており、被害者の方々には心からお見舞い申し上げます。私が以前住んでいた久留米市も大きな被害が出ているようで心配です。
栃木県北もここ3日間の天気はどうしたことでしょうか。涼しいというよりは寒いくらいで、お盆中だというのに長袖を着ています。冗談抜きにこたつが欲しいくらいです。自宅から一番近い気象庁の観測所は大田原ですが、その気温を調べてみたら、一昨日、昨日とも最高気温が平年の最低気温より低いという異常状態で、昨日の最高気温は20℃に達しませんでした。11日までは、毎日のように熱中症注意情報が出ていたのに大変な変わりようです。前線が北上して暖かい空気が入り込むのが18日頃になるとの予報なので、それまではまだ涼しい(寒い)日が続くでしょう。農作物や果物は大丈夫でしょうか?
下のグラフは過去7年間の7月~9月の日ごとの大田原観測所の最高・最低気温と平年値です。太い線が今年の気温です。
連日の雨で、チロは朝から低テンションです。典型的なつまらなそうな顔をしています。多分、散歩にも行かないでしょう。
2021/08/10
チロ(その55):木陰の散歩
今日は、昨日と打って変わって暑い日で、市から熱中症予防情報のメールが届きました。毛皮を着ているチロは大変です。と言うことで、今日の散歩は木陰が涼しい乃木神社の林の中にしました。
まだ日の高い4時頃でも、林の中は涼しく、あぶらぜみとひぐらしがにぎやかでした。林の中には乃木将軍も顔を洗ったという湧き水の小川もあるのですが、濡れるのが嫌いなチロは水には入りません。しかし、すくってもらった冷たい水をおいしそうに飲んでいました。
ただ、敷地内のこんな立札がちょっと気になります。
2021/08/09
チロ(その54):いじけたワン!拒否犬するワン!
今日は台風の影響か、気温もそれほど上がらず、風があって過ごしやすい日でした。チロも元気で、夕方に散歩をおねだりしたのですが 「今忙しいからもう少し待ってなさい」と言われて、いじけたところです。つまらなそうなところが顔に現れています。
この後がチロらしいところで、娘の用事が一段落したので散歩に行こうと誘うと、実は行きたいのですが拗ねて、とりあえず抵抗します。でも、本当はうれしくてすぐに尻尾がパタパタになってしまいます。
2021/08/08
虹
今日は台風の影響で雨が降ったり止んだりでしたが、夕方、雨が止んだ後、虹が出ていました。夕立の後のきれいな青空にかかる虹と違い、曇り空を背景にした虹でしたが、久々に虹を見ました。
毎日毎日コロナ感染者数記録更新の記事を目にして憂鬱な日々を過ごしていますが、こんな虹を見て、ちょっとの間だけですが幸せな気分に浸りました。
2021/08/03
チロ(その53):この暑いのに日向で昼寝!?
どういう訳か、チロはこの暑さの中、外に出て行って日向でうたたねを始めました。今日は風があるので、外が気持ち良いのかもしれません。とは言え、ゴーヤが育たなくて全くグリーンカーテンとして役に立たないので、暑いでしょうに、と思っていたら、次に見た時には縁台の下に移動していました。
我が家の居間は、原則として昼間は冷房はつけません。網戸にして反対側も開けておくと、風が通り抜けるので、冷房なしでも結構大丈夫です。夜になってサッシを閉めますと、とたんに蒸し暑くなりますので、さすがに夜は冷房をかけます。
ところが、今日はこの後チロが居間に上がってきて、私の脇でこれ見よがしに「ハッハッハッ」と荒い息遣いをしていました。「この暑いのに日向になんか出ているからだろう」と思いましたが、かわいそうだったので、特別に冷房をかけてあげました。クーラーと扇風機で、さすがに気持ち良さそうです。
2021/08/01
釜の蓋まんじゅう
今日8月1日は「釜の蓋」で、あの世の釜の蓋が開く日とされています。
お盆には、あの世からご先祖様が帰って来ますが、あの世からの道は遠くて、釜の蓋が開く8月1日に出発しなければ、お盆に間に合いません。この那須地方には、長い道のりを帰ってくるご先祖様が、途中でお腹がすかないように、釜の蓋の日に炭酸まんじゅうをお供えする習慣があります。同じ栃木県でも県央や県南にはこのような習慣はないようです。
このお供えする炭酸まんじゅうを「釜の蓋まんじゅう」と言い、昔は各家庭で作ったものですが、最近はほとんどがお店から買ってくるようになりました。我が家もご多分に漏れず、知り合いのお店に予約して買って来てお供えしました。我が家は粒あん派とこしあん派に分かれているので2種類です。
【 追記 】
家内の知り合いから、自宅で作られた釜の蓋まんじゅうをたくさんいただきました。自家製とは思えないほど、丁寧にきれいに作られています。あんこも粒あんで粒あん派の私にはうれしい限りです。食べすぎないように要注意です。
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