2021/09/08

かつお節

かつお節削り器の写真
かつお節ですが、私が子供の頃は今のように削って袋詰めになっている、いわゆる削り節は数少なく、自宅で掻く(削る)のが当たり前でした。お味噌汁用に、おひたし用にと毎日母が掻いていました。


我々が結婚して所帯を持ってからは、我が家では当たり前のように袋詰めの削り節を使っていました。しかし十数年前にあるお店でかつお節削り器を見つけて衝動的に買ってしまい、それ以来ずっと使い続けています。


かつお節は一応有名どころの本枯れ節を使っていますが、意外と経済的です。我が家の前のスーパーでは、サバ節などとの混合削り節が100g当たり300~400円くらい、袋詰め削り節の主力の荒節の削り節が600~800円くらいです。荒節にカビ付けをして熟成させた本枯れ節の削り節は1000~1200円くらいとちょっと高くなります。私が使っている本枯れ節のかつお節は100g当たり900円程度ですので、袋詰めの削り節より少し安いです。これで削りたての味と香りを堪能できるのですから大満足です。もちろんこれよりはるかに値段の高い超高級品もありますが、私はこのレベルで十分楽しんでいます。


数年前に那珂湊のおさかな市場でこの半額くらいのかつお節(一応国産の本枯れ節)を見つけて買ってきましたが、味そのものの前に、とても削りにくくて使うのをあきらめたことがありました。やはり値段の極端に安いのはそれなりの理由があるのだと思いました。


チロもかつお節が大好きです。室内でフリーになっている時に、かつお節を削っている音を聞くと駆けてきてお裾分けを要求します。食べたくても、おりこうに「待て」ができます。暑くて食欲が落ちている時に、いつものドッグフードにかつお節をかけてあげると、うまくいくと完食してくれます。うまくいかないとトッピングしたかつお節だけを食べて終りにしてしまいます。


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