2021/08/01

釜の蓋まんじゅう

今日8月1日は「釜の蓋」で、あの世の釜の蓋が開く日とされています。

お盆には、あの世からご先祖様が帰って来ますが、あの世からの道は遠くて、釜の蓋が開く8月1日に出発しなければ、お盆に間に合いません。この那須地方には、長い道のりを帰ってくるご先祖様が、途中でお腹がすかないように、釜の蓋の日に炭酸まんじゅうをお供えする習慣があります。同じ栃木県でも県央や県南にはこのような習慣はないようです。

このお供えする炭酸まんじゅうを「釜の蓋まんじゅう」と言い、昔は各家庭で作ったものですが、最近はほとんどがお店から買ってくるようになりました。我が家もご多分に漏れず、知り合いのお店に予約して買って来てお供えしました。我が家は粒あん派とこしあん派に分かれているので2種類です。



【 追記 】
家内の知り合いから、自宅で作られた釜の蓋まんじゅうをたくさんいただきました。自家製とは思えないほど、丁寧にきれいに作られています。あんこも粒あんで粒あん派の私にはうれしい限りです。食べすぎないように要注意です。




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