2020/09/29

アップルパイ

アップルパイを作ってみました
家内が「紅玉(こうぎょく)」リンゴをいただきましたので、アップルパイを作ってみました。

「紅玉」は酸味が強く、そのまま食べるには「ふじ」や「秋映」や「ジョナゴールド」などのほうがおいしいですが、製菓用としてはこれに敵うリンゴはありません。そのまま食べておいしいリンゴは酸味が少なく、アップルパイなどにしたときは味がぼけてしまうので、レモン果汁を加えなければなりませんが、どうしても人工的な感じの味になってしまいます。しかし「紅玉」は酸味が強く、香りも良いので、レモン果汁を加えなくてもとてもおいしく出来上がります。

「紅玉」は昭和30年代頃は「国光(こっこう)」と人気を二分してたくさん作られていたのですが、その後新品種が続々と登場するに従い、生産量が激減して一時はなかなか手に入らない状態になってしまいました。しかし最近は製菓用にはやはり「紅玉」が一番ということで復活して、スーパーなどでも買えるようになってきました。うれしい限りです。

私が子供の頃は「こうぎょく」ではなく「べにだま」と呼んでいました。売られていたリンゴは「国光」と「紅玉」、それに高級品だった甘い「印度リンゴ」の3種類だけでした。今はスーパーでも10種類以上売られています。みんなそれぞれにおいしいですが、私は中でも「秋映」と「高徳」が好きです。

2020/09/24

これは何でしょう?

完熟したゴーヤの写真
あまり見たことがないでしょうが、完熟したゴーヤです。

ゴーヤを食べ飽きて、ちょっと採るのをさぼっているとこうなります。外側が黄色くなって、次に日には割れて鮮やかな赤色の種がこぼれ落ちます。黄色になった実は苦みはなくなりますが、柔らかくてふにゃふにゃで歯ごたえがなく、ゴーヤらしくなくておいしくありません。中の種そのものは食べられませんが、実は種の周りのゼリー状のものがとても甘くて結構おいしいのです。
完熟したゴーヤの外観

これは白いゴーヤですが、緑色のゴーヤも全く同じように黄色になります。
 





白柴チロは全く興味を示しません
いくら甘いと言っても、チロにとってはおいしそうな匂いではないらしく、全く興味を示しません。


2020/09/22

秋分の日

秋分の日のイメージのイラスト
今日9月22日は「秋分の日」です。「秋分」とは二十四節気の第16番目の節気で「立秋」から3つ目です。太陽の動きをもとに決められるので、年によって異なりますが、ほとんどが9月22日か23日です。この「秋分」の日を「秋分の日」として昭和23年に国民の祝日として制定されました。

「秋分」の日は「春分」の日と同じく、昼と夜の長さが等しいと言われていますが、実際は昼の方が少し長く、日本では平均約14分ほど長くなっています。その一番大きな理由は以前の「夏至」のところで書きました大気による光の屈折です。これが約2分20秒です。それと日の出・日の入りは太陽の上端が地平線と一致した時刻と定めていますので、これにより太陽の半径の分、日の出が早く、日の入りが遅くなります。これが約1分5秒です。そのため日の出は太陽の中心が地平線から昇るより3分25秒早く、日の入りは太陽の中心が地平線より沈むより3分25秒遅くなります。したがって、秋分の日の昼の長さは約12時間7分、夜の長さは約11時間53分と昼の方が約14分長くなっています。昼と夜の長さが等しくなる日は、私の住んでいる那須塩原市では、計算によると今年は9月28日です。(以上、Wikipediaより抜粋)

この「秋分(春分)の日」を中日として前後各3日を合わせた7日間を「彼岸」と呼び、お墓参りを行う慣習がありますが、この彼岸にお墓参りを行う慣習は日本独特のもので、他の仏教国では見られないようです。興味のある方は「彼岸」で検索して調べてみてください。「暑さ寒さも彼岸まで」と言われており、通常夏の残暑も秋の彼岸頃には和らぎます。今年もだいぶ涼しくなってきましたが、地球温暖化の影響が今後どう現れるでしょうか?ちょっと心配です。

2020/09/17

栗の渋皮煮

今年も栗の渋皮煮を作りました
栗が出回ってきたので、今年も栗の渋皮煮を作りました。家内の知り合いに栗の渋皮煮をとても上手に作る方がいて、その方に作り方を教えていただいたのがきっかけで、それから甘いもの好きな私が毎年作っています。

今年はスーパーから買ってきた時に、鬼皮が乾燥したような感じだったので心配しましたが、案の定、出来上がりが堅めになってしまいました。まあ、それでも十分おいしく食べていますけど、ちょっと不本意です。

栗の渋皮煮のおいしさは、もちろん栗の種類に左右されますが、それ以上に影響があるのが新鮮さです。極端な言い方をすれば、干し栗状態になったものをいくら丁寧に作っても柔らかくておいしい渋皮煮はできません。乾燥したものは渋皮も堅くなってしまいます。渋皮煮は手間がかかりますが、その分(素材が良ければ)おいしいものができますので、またどこかで探してきて、今シーズンもあと一度くらいは作ろうと思っています。
 

2020/09/16

えっ、桜が咲いてる!!

大田原美原公園の季節外れの桜と白柴チロ
今日、チロを連れて大田原市の美原公園に行ったら、何と並んでいる桜の木のうち1本だけ花をつけていました。とは言ってもほんの数輪さいているだけですが…。

桜の種類はわかりませんが、春には若葉が出てから花が咲きましたので、ソメイヨシノではありません。年に2回咲く種類もありますが、美原公園で秋に咲いたのは初めて見ましたし、他の木は咲いていないのでその種類ではないでしょう。山桜でしょうか?

写真を撮ったのですが、さすがに花とチロの両方にピントを合わせることは出来ませんでしたので、チロ優先で花はピンボケになってしまいました。

2020年9月18日追記:
今日の下野新聞の県南・両毛版に「小山市の思川桜が市内の数カ所で季節外れの花を咲かせている」と写真入りの記事が載っていました。園内の数本が1本あたり5~20輪の花を咲かせているそうです。開花を抑制させる作用のある葉が風雨などで大量に落葉することで抑制が外れ、秋にも開花することがあるとのことです。

2020/09/12

チロ(その19):那須どうぶつ王国

那須動物王国のホッキョクオオカミ
9月10日に幻の白いオオカミ「ホッキョクオオカミ」が公開されましたので、早速昨日行ってきました。動物園でホッキョクオオカミがいるのは、日本ではここだけだそうです。那須どうぶつ王国は犬も入れますので、チロも連れて行きました。ただし犬が入れるところは制限があり、ホッキョクオオカミのところは入れません。ホッキョクオオカミは大きさも毛並みもホワイトシェパードにそっくりですが、より精悍な感じがしました。雄雌の二頭いるのですが活発に動いており二頭揃った良いアングルの写真は撮れませんでした。

園内のバスに乗ってごきげんの白柴チロ
園内の移動バスは犬も乗せてくれます。チロはバスは初体験でしたが、コロナ対策で乗客の手にアルコールスプレーをかけてくれている運転手さんに愛想を振りまいてから、ピョンと飛び乗りました。そのまま座席の上に飛び乗りましたので、あわてて抱きかかえました。バスは初めてにもかかわらず、何の違和感もなくうれしそうに乗っていました。





小川の水を飲む白柴チロ

帰りに那須ガーデンアウトレットに寄ってきました。どうぶつ王国で興奮してのどが渇いたのか、濡れるのが大嫌いで、散歩の時も水溜まりは必ず避けて歩くチロが、アウトレット内の小川に前足をつけて水を飲み、その後、小川の中を歩きました。浅いところとは言え、川の中に入ったのを初めて見ました。
小川に入った白柴チロ

 

2020/09/08

中秋の名月 & 豊年棒

中秋の名月のイラスト
 中秋の名月とは秋分を含む陰暦月の15日(旧暦の8月15日)のお月さまを言います。

秋分の日は9月22日か23日か24日になりますから、中秋の名月は9月7日(22日が秋分で陰暦30日の場合:例えば2052年)~10月8日(24日が秋分で陰暦1日の場合:例えば1938年)となります。今年は10月1日です。9月が多いのですが4~5年に1回10月になります。


このお月さまを愛でる習慣は平安時代に遣唐使によって中国から伝わり、貴族の間に浸透したと言われています。それが徐々に農村を中心に庶民の間で行われていた作物の収穫祭と結びついて、豊かな実りの象徴として十五夜を鑑賞し、お供えものをして感謝や祈りを捧げるようになりました。旧暦8月15日は、畑ではお芋の収穫時期でもありました。そのため「芋名月」と呼ばれます。お月見のときに供物として供えるお団子は、里芋を模したものという説があります。

ところで、中秋の名月は満月とは限らないと言うことをご存じでしょうか?中秋の名月に限らず、陰暦15日は月齢14.0日を含む日を意味しますが、月の満ち欠けの周期は平均約14.8日なので旧暦15日と満月が重ならないことが多くあります。今年も中秋の名月は10月1日ですが、満月は10月2日です。

以下の記事を参考にさせていただきました。https://eco.mtk.nao.ac.jp/koyomi/wiki/C3E6BDA9A4CECCBEB7EEA4C8A4CF.html

皆さんのところでは、何か中秋の名月の行事がありますか?家内の田舎(当時は栃木県那須郡湯津上村)では「豊年棒」と言う行事があり、子供たちが稲わらで作った豊年棒と言う棒を持って「豊年棒、豊年棒~」と歌いながら豊年棒で地面をたたき、五穀豊穣を祈ります。家内は歌は忘れてしまったと言っています。一時はすたれてしまったのですが、最近それを復活させようと、地域ぐるみで取り組んでいます。実は私の田舎でもおなじようなことを行っていました。私のところは家内のところから10kmも離れていないのですが、「豊年棒」ではなく「ぼうじぼ」と言っていました。歌は良く覚えていないのですが「ぼうじぼったり山芋、三角畑に蕎麦当たれ…」とか言っていたような気がします。

下記の記事を参照ください。

2020/09/03

ノルウェーの柴ワンコ

ノルウェーVoss駅の白柴
海外でも日本犬が人気になっているという話を聞きます。プーチン大統領やザギトワさんの秋田犬が有名ですが、海外旅行をしていると、散歩中の秋田犬はほとんど見かけません。しかし柴には結構出会います。大型犬の秋田犬と比べ、飼いやすい大きさだからなのではないかと思います。

3年前にノルウェーに行った時の写真です。
ベルゲン郊外で会った柴犬

一番上はVossという駅のホームで列車を待っている時に見かけた白柴です。知り合いを駅まで送ってきた感じでした。フェンスの向こう側だったので話は出来ませんでしたが、チロとそっくりです。

オスロで見かけた柴犬真ん中の写真は、ベルゲン郊外にあるノルウェーの作曲家グリーグのことを展示したグリーグ博物館に行く途中で会ったちょっとぽっちゃりした柴の男の子です。トラム(路面電車)の最寄りの駅から歩いていたら出会いました。「Shiba?」と言ったらうれしそうに「Yes!」と言ってさわらせてくれました。幸い英語が通じましたのでいろいろお話をしました。柴のどこが好きなのか聞いたら「ハンサムで自立心があるところ」と言ってました。「自立心がある」というのは、飼い主にベタベタしないという意味かもしれません。柴独特の気質で、それがまたかわいいところなのですが…。散歩のルートを変更してグリーグ博物館の入口まで案内してくれました。

一番下は、オスロの遊覧船乗り場にいた柴です。この写真を撮っていたら、スウェーデンから来たというお父さんと娘さんの2人連れに「あなた方日本人?あれ柴犬でしょう。日本の犬よね」と話しかけられました。娘さんが柴犬を飼いたくて仕方がないのだそうです。りりしい顔が好きなのだそうです。スマホに入っていたチロの写真で盛り上がりました。