チロの誕生月の今月は塩原畑下(はたおり)温泉の福久寿苑に泊ってきました。泊まりに行くのは家内のスケジュールの関係で月末近くが多いのですが、今月は年末で忙しくなるので早めに行ってきました。
畑下温泉は塩原の中ほど、塩原街道を箒川の方に下り
たところにあります。その中の一軒が福久寿苑です
斜め向かいに明治の文豪尾崎紅葉の代表作
金色夜叉の舞台となった清琴楼があります
チロは相変わらず先頭に立って入ります
全部で16室のこじんまりした旅館です
今日の宿泊客は2組だけのようです
今日のお部屋です、名前がすごいです
部屋は広縁のついた10畳のごく普通の和室です
夕食前の散歩で箒川の方に行ってみました
箒川沿いの遊歩道です
この看板がちょっと怖いです
熊が出たらチロが追っ払ってくれるでしょうか?
旅館に戻って写真スポットで記念撮影
我々の夕食前にチロの夕ご飯です
食事は部屋食です。後で説明しますが
値段の割には豪華です。
食材の産地にもこだわっているようです
食事がすんで自分の場所にいたチロですが・・・
写真を撮り始めたらやおら動き出して・・・
今日の主役はボクだよとアピールしに来ました
娘の飲んでいる日本酒も気になるようですが
さすがにお裾分けして貰うことはできません
あとは持参の毛布でおやすみです
配膳してくれた仲居さんにも「おとなしいですね」
と褒められました。さすが外に出ると模範犬です
次の日、朝の散歩も川沿いの遊歩道です
朝食も部屋食です
味噌汁には芋がらが入ってました。味付けのりや
大きな玉子焼きと、何となく昭和の香りがします
ここ福久寿苑は24時間いつでも入れるかけ流しの温泉に、部屋食2食付いて1万円ぽっきり(税込みで1万1千円)ととても安いのです。食事は超豪華と言う訳ではありませんが、食材の産地にもこだわった十分な内容で味付けもとても良かったです。安い分、部屋の壁紙が剥がれていたり、布団の上げ下ろしは自分たちでしなければならないなどありますが、掃除は行き届いていて十分に清潔で全く問題はありませんでした。いい旅館でした。
ただ、畑下温泉は小さい旅館が多く、廃業して空き家になっているところも目立ちます。同じ塩原のペット可のところでも亀の井ホテルは大繁盛なのにこちらは金曜日でも2組だけとちょっと寂しいです。確かに、レストランやロビーで他のたくさんのペットと触れ合える楽しさでは大きいホテルに敵わないかもしれませんが、自分のペットとゆっくり過ごしたいならこのような小さい旅館のほうが落ち着きます。細く長くずっと続いてくれることを期待します。またいつか泊りに行って応援したいと思っています。





































































