このブログをご覧になっている方はパソコンかスマホを使っているはずですので、フィッシング詐欺と言うのをご存知のことと思います。
念のため簡単に説明いたしますと、メールなどで「料金が未払いです」、「カードが使用できません」、「更新手続をとらないと退会処理されます」などと受信者が不安に感じるような内容を送って、メール中に記載されたリンクをクリックさせて偽サイトに誘導し、個人情報やクレジットカード情報を入手しようとするものです。「緊急」とか「重要」とか「24時間以内に手続きしてください」とかの急がせるような文言が入っていることが多いです。入手した住所氏名や電話番号は電話による勧誘や送りつけ詐欺に使われ、クレジットカード番号はカードの不正使用に用いられます。
私のメインで使用しているメールアドレスは、ネットショッピングに使用したりいろいろなところに登録してありますので、どこかから情報が漏れていて、毎日かなりの量のフィッシングメールを含む迷惑メールが届きます。迷惑メールはブロックするように設定していますが、それをすり抜けて届くものもあります。
フィッシングメールは外国発、特に中国からのものが多いと言われ、以前はメール内容も不自然な日本語が多く一目見てフィッシングメールだとわかったのですが、最近は日本語も上手でとても巧妙になり、体裁も本物そっくりとなっており、うっかりするとだまされそうになります。
だまされないようにするには、メールの中にあるリンクを絶対にクリックしないことです。確認したかったら、通販会社やカード会社などのホームページにログインして確認することです。
それに加えて、最近「マイナポイントの第2弾として現金2万円をプレゼントします」というメールも多くなってきています。このようなものも絶対にリンクをクリックしないでください。
そんな中、先日笑ってしまうほど下手くそなフィッシングメールが届きました。日本語も無料の機械翻訳したものをそのまま使っているようです。さすがにこれで引っかかる人はいないでしょう。
フィッシングメールの発信元は上記しましたように中国が結構多いのですが、このメールの発信元は日本国内でした。以前は発信元もフィッシングメール判断の助けになっていましたが、最近は発信元の偽装も高度になってきておりますのでこれもあてにならなくなっています。とにかくメールの中にあるリンクを絶対にクリックしないことです。