2021/01/15

アルプスの少女ハイジ

家内のホームページに『アルプスの少女ハイジ』の主題歌の『おしえて』をアップしましたので、『ハイジ』について書いてみたいと思います。

『アルプスの少女ハイジ』はスイスの作家ヨハンナ・シュピリによって1880~1881年に執筆された児童文学作品です。日本でも数多くの翻訳本が出版されています。スイスのデルフリ村という架空の村が舞台になっています。スイスを始め、ヨーロッパのいろいろな国で実写映画が作られていますが、何といっても日本人にはテレビ放映されたアニメ『アルプスの少女ハイジ』が有名です。

このアニメは世界中で好評を得て、世界各国で放映されましたが(私は会社に勤めていた頃、イタリアに出張した時に、ホテルのテレビでイタリア語に吹き替えられたものを見ました)、実はスイスのテレビでは放映されたことがありません。とは言え、お隣のドイツやイタリアで何回も繰り返し放映されていますので、近隣の国のテレビが自由にみられるのが当たり前のヨーロッパでは、このアニメを見たスイス人もたくさんいるようです。

このアニメは原作から外れているところもかなりあります。例えば、原作では「信仰の大切さ」が大きなテーマとなっているようですが、アニメでは宗教的な話はほとんど割愛されています。そんなところもスイスで放映されていない理由の一つかもしれません。また、セントバーナード犬のヨーゼフは原作には登場しません。セントバーナード犬はスイスの典型的なイメージということで使われたようです。

アニメのハイジはスイス人の持つハイジのイメージとはだいぶ違うようです。スイスのマイエンフェルトという村には『ハイジの村』があります。そこを訪れた時の写真です。我々の知っているかわいいハイジとはだいぶ違いますが、スイス人はこのハイジが大好きなようです。


『ハイジの村』の入り口の看板

『ハイジの村』の入り口の看板です。野性味いっぱいのハイジです。









再現したハイジの家


ハイジの家です。
もちろん入場料を取られます。









ハイジとペーターのお人形

家の中です。ハイジとペーターです。
看板のハイジよりはかわいいです。









庭にはおとなしいヤギがたくさんいました

おとなしいヤギがたくさんいました。
アニメに出てくるユキちゃんのような白いヤギはいませんでした。







日本語が書かれている看板

アニメのおかげで日本からの観光客がたくさんいるようです。案内板はドイツ語、英語、イタリア語と並んで日本語が書かれていました。













Wikipediaの以下のページを参考にしました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/アルプスの少女ハイジ
https://ja.wikipedia.org/wiki/アルプスの少女ハイジ_(アニメ)



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