昨日の続きです。メーカーの修理の人が帰った後色々調べて、昨日ネット通販でモーターを発注しました。もう今日届きました。2,530円でした。
左が壊れた純正品、右が購入した代替品です。少し小さいです。トルクも純正品と比べて小さいようですが、ルーバーの開閉なので大丈夫でしょう。最初調べた時は台湾製とのことだったのですが、実物は中国製でした。
取付穴位置も少し違います。純正品は間隔40mmですが、これは35mmです。左が取り外した純正品のプレートです。
プレートを重ねてみるとこんな具合です。これだけ違うと穴を広げて取り付けるという訳にはいきません。
穴をカットしました。ニッパーでカットしたので少しずれてしまいましたが大丈夫でしょう。
コネクターも異なりますので、線を切ってつなぎ直さなければなりません。左が純正品のコネクターです。
線をつなぎ間違えると動かなかったり逆回転したりしてしまいますが、対応をちゃんと調べてくれた人がいてその情報がネットに載っておりましたので助かりました。感謝です。接続位置が同じところに重ならないように少しずつずらしてはんだ付けをし、はんだ部の保護と絶縁のために熱収縮チューブをつけて出来上がりです。線が0.5mmととても細かったのでちょっと苦労しました。
接続部はこんな具合です。ヒートガンがないのでドライヤーで代用しました。収縮不足かもしれませんが大丈夫でしょう。
無事に取り付けられました。取付穴をカットしてあるので、上下位置を目視でちょうど中央になるように調整して取り付けます。そうしないとルーバー開度検出センサーがうまく働かずにエラーとなってしまう恐れがあります。点火時はルーバーが閉じてないとエラーになってしまいますので、手動でルーバーを閉の位置にします。
試運転です。緊張の一瞬ですが、無事点火してルーバーが開きました。モーターのトルクも十分なようです。エラーもなく運転できています。抵抗値が異なるのでしばらく様子をみていましたが、発熱も問題ないようです。
前カバーをつけて正式運転です。こたつ用のダクトも復活です。
メーカーの修理担当者が修理できないと言ったファンヒーターが2,530円で無事復活しました。燃焼部等の基幹部分の故障でしたら諦めますし、素人修理は絶対にしませんが、今回のような安全と直接関係なさそうな(メーカーはそうは言わないでしょうが・・・)ところの故障、しかも原因はステッピングモーターのプラスチック製歯車の歯欠けくらいで「修理できないので廃棄してください」というのは最近流行りのSDGsにも反しているのではないでしょうか。ともあれ、これでもうしばらく使い続けることが出来そうです。チロも喜ぶでしょう。
【20:30 追記】
早速チロが来てファンヒーター前に陣取りました。直ったのがわかるんですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿