我々が旅行に出かける時は、チロはいつもペットホテルにお泊りなのですが、たまにはチロも泊まれるところにして一緒に泊まろうと提案しました。娘はまあまあ賛成してくれたのですが、家内はあまり乗り気ではありませんでした。ペットとは言っても、必ずしもきちんと躾がされているとは限らないので、部屋で粗相をしたりするのがいるはずで、そんな部屋に泊まるのは気が進まないということらしいです。確かに、シーツやカバー類は都度交換するでしょうが、壁や部屋の隅におしっこをしたのは拭き取るくらいしか出来ませんから。
ともあれ、あまり乗り気でない家内を説得して「亀の井ホテル喜連川」(旧「かんぽの宿喜連川」)に行ってきました。ここは4部屋だけペット連れで泊まれる部屋があります。この部屋には色々と専用の物がありました。
入口に超大型犬でも繋げる丈夫な
カラビナが付いています。
ペットのトイレシートやウンチ入れです。
室内に備え付けのケージには
トイレシートも敷いてありました。
ケージの脇にもカラビナが付いています。
コロコロや消臭剤が備え付けてあります。
これはペット用のイオン消臭器です。
畳表はい草ではなく樹脂製です。畳縁も
汚れが染み込みにくい材質のようです。
我々は感じませんでしたが、チロにとってはたくさんの他の犬の臭いがするらしく、部屋に入ってしばらくはあちこち臭いを嗅ぎまわってました。落ち着くまでにだいぶかかりました。
部屋に全く違和感なくなじんでいます。
生まれて初めてのケージも問題なしです。
ただし座っているのはトイレシートです。
でもやっぱりフリーの方が好きです。
部屋の外、入り口の方も点検してきました。
夜も更けてお寝んねの時間ですが、今日の全荷物の半分以上を占めて、せっかく家から持ってきたいつものビーズクッションと冷感マットには全く行かず、あちこち場所を移動しながら寝ていました。苦労して持ってきたのに・・・
まずは、座椅子の座布団の上で丸まりました。
座布団の上もお好みではなかったらしく
入り口の床の上に移動しました。
しばらくしたら、反対側のトイレの
ドアの前に移動していました。
早朝の散歩です。幸い雨も止んでいます。
チロにとっては初めての経験でしたが、やはり落ち着かなかったようです。それでも外に出ると模範犬ですので、部屋で吠えたり騒いだりすることはありませんでした。しかし我々がレストランで食事してきた時は、初めてのところで一人で待っていてさすがに少々不安だったようで、食事から戻ったらうれしくて尻尾ブンブンで迎えてくれました。チロにしては珍しいことです。
今回は平日にもかかわらず、ペット連れで泊まれる4部屋中3部屋が塞がっていました。他の2部屋からも全く鳴き声が聞こえませんでした。帰る時に見たら、他の2部屋はどちらも小型犬(たぶんトイプードルとミニチュアダックスフント)でした。小型犬は結構鳴くことが多いのにたいしたものです。
これなら、またチロと一緒に泊まりに行ってもいいかなと思うのですが、家内と娘の意見を聞いてみます。
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