2021/10/16

イクラの醤油漬け

我が家は孫まで含め、全員イクラの醤油漬けが大好きです。なので、孫たちが泊りに来た時のために、生筋子が出回り始めたら、かなりたくさん醤油漬けを作って小分けして冷凍しておきます。去年・今年はコロナのために残念ながら孫たちは泊りに来られませんでしたので、冷凍したまま届けました。 

例年ですと、旬の時期に那珂湊のおさかな市場に生筋子を買い出しに行くのですが、今年は(一応緊急事態宣言は解除になりましたが)遠くへの外出は自粛して市内のスーパーで買っています。今年は北海道の鮭が歴史的大不漁とのことで、とても高くて驚いています。このスーパーは他と比べるとかなりお手頃な値段で売っていますが、それでも例年の7~8割増しの値段です。それにもめげずに、入荷の度に買い込んで、今年も結構な量を作りました。このスーパーには毎週2回生鮭が入荷し、それを捌いて生筋子を取り出して売っていますので、鮮度が良くてとても満足しています。



作り方は、まず生筋子をほぐすことから始まります。40℃くらいのお湯の中に入れると卵を包んでいる膜が縮んでほぐしやすくなります。その時に少し塩を入れる(3%くらい)と良いと言われています。ただのお湯ですと卵がつぶれやすくなったり、旨味が溶け出してしまうと言われています。本当かどうかはわかりませんが、とりあえず塩は入れています。筋子が温まったところで、手で丁寧にほぐしても良いですが、量がある時は餅焼き網にこすりつけるのが一番簡単です。卵がつぶれてしまいそうな気がしますが、実際はつぶれずに簡単にバラバラになります。

バラバラになっても、まだ薄皮や血合いがついていますので、水を替えながら丁寧に取り除きます。普通の水で大丈夫です。きれいになるまで何回か行います。結構根気のいる仕事ですが、ここで手抜きをすると出来上がりがきれいになりません。普通の水を使うと、卵の膜が水を吸って白くなってしまいますが、最後に塩水につけるとまた鮮やかな色に戻ります。最後の塩水を省略して、直接たれに漬けても大丈夫です。

【水で洗った直後】

【塩水に漬けた後】

家内の秘伝のたれは日本酒50mℓ、みりん25mℓ、だし醤油40mℓ、薄口醤油40mℓです。これを煮切って冷ましてから使います。この量でイクラ2腹(約500~600g)を漬けることが出来ます。少しずつ割合を変えて試して、一昨年からこれに落ち着きました。塩気がきつくなく、マイルドな味です。だし醤油を白だしに変えると出来上がりの色がきれいになりますが、塩味がきつくなるので普通のだし醤油を使っています。薄口醤油は普通の醤油でも大丈夫ですが、出来上がりの色が濃くなります。漬け時間は冷蔵庫で4時間です。


後は、たれを切って小分けして冷凍しておけば、次のシーズンまで問題なくおいしく食べられます。

2021/10/13

チロ(その61):お見送り

今朝、庭でフリーになっている時に、犬友達のラブラドールレトリーバーのジュディちゃんが来ました。門扉が閉まっていましたので、門扉をはさんでご挨拶をしていました。

チロがつながれていてジュディちゃんが庭に入ってくると、だいたいは大丈夫なのですが、気分次第でたまに「ガウッ!」と言う時があります。チロより一回り大きなジュディちゃんですが、大人しいので、チロに「ガウッ!」とやられるとしょげてしまいます。それから、不思議なのですが、チロはジュディちゃんにだけ一生懸命おしゃべりします。吠えるのではなく、話しかけるのです。なかなかタイミングが合わなくて録音できないのですが、そのうちにうまくレコーダーで録音出来たら載せます。

一通りご挨拶とお話が済んでジュディちゃんが帰って行ったら、今日はずっとお見送りしてました。お見送りしている後ろ姿もなかなか様になっています。








2021/10/12

秋映のアップルパイ

先日、いろいろなリンゴが出回り始めたので、秋映(あきばえ)でもアップルパイを作ってみようかなという話をしましたが、昨日家内がわけありの秋映を見つけてきました。ちょっと玉が小さく、キズのあるのも入っていましたが、一袋8個入りで驚くほど安い値段でした。ということで、早速アップルパイにしてみました。遠慮なくたくさん使って、こんなぶ厚いのを作りました。


果肉が硬いので、思った通り、しっかり煮込んでもかなりしゃっきりした食感です。紅玉ほどの酸味はないのでレモン果汁を加えました。紅玉とは香りも違いますが、これはこれで美味しく出来ました。家内は「お店で売っているような味ね」と言っていました。娘ははっきり「前(紅玉)のほうが好き」と言っています。
 

2021/10/10

チロ(その60):水、そんなに苦手じゃなくなったかも?

今日は天気もそこそこだったので、午前中からチロを連れて近場を歩いてきました。緊急事態宣言が解除になってから2回目の日曜日ですので、それなりに人出があるでしょうから、人があまり行かない穴場を狙って行ってきました。

娘の提案で、先ず那須疏水公園に行きました。ここは国指定重要文化財である那須疏水の旧取水施設のところに作られた公園ですが、公園とは言っても東屋が一つあるだけです。夏でしたら水遊びに来る子供もいるのでしょうが、今日は我々以外には、やはり犬を連れて遊びに来ていた人が一人いただけでした。水の大好きなゴールデン・レトリーバーで、川の中に投げてもらったボールを泳いで取りに行ってました。チロもそれに刺激を受けたのか、川にちょっと前足を入れました。



次に、近くの板室にある木の俣園地に行きました。ここも2~3組の家族がいただけで駐車場もガラガラでした。川のところに行ったら、チロは積極的に水の中に入り、川の中を歩き回ってました。リードが短いので行動範囲が限られていましたが、長いリードだったらもっと中まで入っていったかもしれません。帰ろうと言ったら、いやだと水から上がるのに抵抗していました。先日のなかがわ水遊園で実質初めて水に入ってから、水嫌いが若干変わったようです。来年の夏は水泳が出来るかもしれません。期待しましょう。




板室から横断道路を通って、途中のお蕎麦屋さんで1年ぶりくらいの外食をして、千本松牧場でデザートのソフトクリームを食べて帰ってきました。チロはお疲れのようで、帰ってきたら熟睡です。



 

2021/10/09

いろいろな種類のリンゴが出回り始めました

リンゴは、ここしばらくアップルパイ用に紅玉ばかり買っていたのですが、だいぶいろいろな種類が出回り始めました。つがる、早生ふじ、紅玉、きおう、秋陽と来て、私の好きな秋映が店頭に並ぶようになりました。今年の秋映の初物は買ったのではなく、犬友達(4月7日に載せたチロのお友達のジュディちゃんです)のところから頂きました。

秋映はしっかりと硬い果肉で甘みに対して十分な酸味もあり、バランスの取れた甘酸っぱい味です。果皮の色は独特の濃い赤色です。今回は秋映とともに長野県の「りんご三兄弟」の呼ばれているシナノスイートも頂きました。今月末から来月には名月や高徳も出てくるでしょう。楽しみな季節です。


秋映も、紅玉ほどではありませんが、結構酸味がありますのでアップルパイに向いているかもしれません。ただ、紅玉と比べると高いのが玉にキズです。紅玉は煮ると柔らかくなって煮くずれしやすいのですが、秋映は果肉が硬いので、煮くずれせずに硬めの食感のアップルパイが出来るかもしれません。一度試してみようかと思います。

2021/10/06

故佃公彦さん

皆さんは佃公彦さんという漫画家をご存じでしょうか?もう10年以上前に亡くなられましたが「ちびっこ紳士」や「ほのぼのおじさん」など、タイトル通りの温かいほのぼのとした作風の漫画を主に新聞に連載されており、私も大ファンでした。 

私は高校時代にアマチュア無線の免許を取り、大学に入ってから無線をやっていました。アマチュア無線は、交信をするとその記念にお互いにQSLカードと言う交信証を交換します。ありきたりのデザインではオリジナリティが出ないので、私は佃公彦さんに手紙を書いて、私のQSLカードに是非「ほのぼのおじさん」のイラストを使わせてほしいと厚かましいお願いをしました。しばらくたってから奥様の代筆でしたが、丁寧なご了承のお返事をいただきました。それで作ったのがこのカードです。


その後、会社に勤めている時に、いろいろなご縁があって佃公彦さんと直接お会いする機会がありました。その時にこのカードの話をしましたら「急がないんだったら時間のある時に、ちゃんとしたのを描いてあげるよ」と言われました。実は家内もアマチュア無線の免許を持っており、結婚してからは二人でやっておりましたので、二人共通で使えるカードにするために「家族全員の入ったイラストをお願いします」と言って、ご親切に甘えることにしました。そのイラストを使って作ったカードがこれです。


無料で良いとのことでしたので、気持ちとしてこの辺の名産品を送りましたら、お返しに子供たちが遊べるブロックを送ってくれまして、かえって恐縮してしまいました。もう無線はやめましたが、佃先生のご親切は忘れません。原画は宝物として大切にとってあります。


補足説明ですが、無線局名の頭から3つ目の数字はそのアマチュア無線局のある地域を表します。大学時代は仙台でしたので東北地方の「7」、結婚してからはここ那須塩原(旧西那須野)ですので関東地方の「1」です。

2021/10/03

チロ(その59):なかがわ水遊園に行ってきました

緊急事態宣言が解除になって初めての日曜日です。娘も休みで天気も良かったので、お弁当を持って、チロを連れてなかがわ水遊園に行ってきました。休憩所の一番混む時間帯を外して1時頃着いたのですが、さすがに子供連れで混んでいて座れるところがありませんでした。皆さん、やっぱり今まで外出を我慢していたのでしょう。少し待って、やっと空いた席に座ってお昼を食べました。
 


その後、散歩に行ったら、濡れるのが大嫌いなチロが、どういう気分の変化か、川に入って遊びだしました。周りで子どもが何人も川に入っていたからかもしれません。水しぶきをあげて川の中を走りまわってました。


















2021/10/01

チロ(その58):台風で低テンション

今日付けで、コロナ対策の緊急事態宣言とまん延防止措置が半年ぶりに全面解除されました。ニュースによると、初日の今日は、待ちわびた人で飲み屋が混み合っていたようです。一方、台風が接近して、千葉県などでは河川の氾濫が発生しているようです。大きな被害に至らないことを祈ります。

栃木県も昨夜から雨が降り続いていますが、幸い雨風ともそれほど強くはありません。しかし雨の嫌いなチロは朝からテンションが低く、ほとんど寝ていました。ただ、夕食後、ソファーでふとんを掛けて横になっていたところにかなり強引にもぐり込んできて、しばらく一緒に寝ていました。普段はいくら呼んでも近寄って来ないのに、呼ばなくてもチロのほうからもぐり込んでくるのは本当に珍しいです。飼い主のご機嫌を取ろうと近寄って来たとは思えません。ソファーも自分のテリトリーだと思っていて、場所を取り返そうと考えて、抗議のために強引にもぐり込んできたのかもしれません。


 

2021/09/30

チロ(その57):大丈夫? 息出来る?

先日の昼間、どういう訳か、クッション2つの間に顔を埋めて寝ていました。呼吸が出来ないのではないかと心配しましたが、気持ち良さそうな寝息が聞こえました。いろいろと煩わしい飼い主からの逃避でしょうか?
 


2021/09/27

ちょっぴり幸せを感じるぶどう

ぶどうを食べようとしたら、変わった形のを見つけました。家内はハート形と言っていますが、私にはお尻の形に見えます。私の心が濁っているのでしょうか?

ぶどうの品種はクイーンニーナです。非常に大粒で、これも長径46mmくらいですので、100円硬貨2枚分以上の大きさがあります。




 

2021/09/24

離れていても、産まれたばかりの孫の状況が良くわかるアプリ

福井の二男のところで7月に孫が産まれました。残念ながらこのご時勢ですので、会いに行くことができません。

しかし、いろいろと便利なスマホのアプリがあります。二男から「ぴよログ」と「みてね」というアプリを入れるように言われて入れました。


「ぴよログ」は、赤ちゃんのミルクを飲んだ量と時間、トイレ、睡眠などがわかります。日記としても使え、毎日どんなことがあったのかもわかります。入力するのが大変じゃないかと心配したのですが、とても簡単に入力できるようになっているようです。個別にも見られますし、週間の状況をまとめても見られます。


あと一つの「みてね」は、スマホで撮った写真をそのままアルバムのようにして、登録したメンバーが見られるアプリです。コメントも入れられますので、メッセージの交換もできます。我々と奥さんのご両親とで結構盛り上がっています。


それに加えて、LINEを使えば無料ビデオ通話ができますので、成長の状況も動画で見られます。こんなことが出来ないかなぁと言うことはほとんどパソコン・スマホでできる便利な世の中になりました。しかしスマホでは、だっこして体温を感じることはできません。早くコロナが収束して会いに行けるようになることを期待します。






2021/09/22

今年もアップルパイ

今年も、家内が「紅玉」をいただきましたので、昨年同様アップルパイを作ってみました。やはり製菓用のリンゴは「紅玉」に限ります。「紅玉」についての蘊蓄は昨年9月29日のブログを参照ください。

今月29日が定期健康診断なのに、栗の渋皮煮やアップルパイ、旬のぶどう、梨、プルーンなど、誘惑がいっぱいです。血糖値と中性脂肪が心配です。



2021/09/21

今日の中秋の名月は8年ぶりの満月です

今日、9月21日は中秋の名月です。
 
中秋の名月とは秋分日(2021年は9月23日)より前の、一番近い新月を1日目として、その15日目の月のことです。要は旧暦8月15日のお月さまです。しかし、新月の瞬間が旧暦8月1日のどの時刻になるかによって24時間の差があり、また月の公転軌道が楕円のため、新月から満月になる日数が13.9日から15.6日と大きく変化するので、旧暦の15日が満月になるとは限りません。

過去7年間はずっと中秋の名月は満月ではありませんでした(とは言っても、見かけ上はほぼ満月ですが)。今年は8年ぶりに満月の中秋の名月です。今後は、2022年・2023年は満月ですが、その後はずっと満月からずれて、その次に満月と重なるのは2030年です。


まあ、そういう堅苦しい話は抜きにして、中秋の名月は一年中で最もきれいに見える月とされています。今日は幸い天候に恵まれて、きれいなお月さまが見られるようです。

それにしても、我が家でも子どもが小さい頃はだんごをお供えしたりススキを飾ったりしてお月見をしましたが、お月見をしなくなって何年になるでしょうか。今日は、お供え・お飾りをしなくても、きれいなお月さまをながめるとしましょう。




中秋の名月が満月とは限らないことについての詳しい説明は、以下のウエブサイトを参照ください。



【追記】
月が出始めた頃は雲が出ていたのですが、少したったら雲が晴れてきれいな満月が見られました。我が家の庭から22時40分に撮った写真です。いつもの通り、コンパクトデジカメで撮りました。

我が家の庭から撮影した中秋の名月


2021/09/19

赤とんぼが飛んでいます

ここ数日、雨模様の日が続いていましたが、今日はすっきり台風一過の秋晴れです。晴れたら早速赤とんぼが飛び出しました。赤とんぼも最近は少なくなったような気がしますが、今日は庭の中を結構飛んでいます。秋を感じます。

庭の赤とんぼ1

庭の赤とんぼ2

庭の赤とんぼ3





 

2021/09/13

キンモクセイがもうほぼ満開です

我が家の庭のキンモクセイは、数日前から香りを届けてくれていましたが、今日はもうほぼ満開です。昨年の満開は10月に入ってからでしたので、昨年より半月以上早いです。お盆の時期からの異常な涼しさ(寒さ?)が影響したのでしょうか? 




2021/09/10

渋皮煮

今日スーパーで栗を売っているのを見つけましたので、早速買って来て、今年も渋皮煮を作りました。

渋皮煮は結構手間がかかります。特に鬼皮を剥くのが大変で、剥く時に渋皮にキズを入れてしまうと、煮ているうちに、そこから渋皮が剥がれてしまい、程度がひどければ煮崩れしてしまいます。鬼皮を剥く方法・道具はいろいろありますが、何種類か試して、3年前からは爪切りで有名な諏訪田製作所の「栗の皮むき鋏」とダイソーの「栗皮ピーラー」を使っています。



実際に剥く時は、鬼皮を柔らかくするためにお湯で4~5分煮て、そのままでは熱くて手で持てないので、それを水に入れて冷やしてから、この皮むき鋏で剥きます。とても便利なのですが、注意しないと渋皮まで削ってしまいます。下のザラザラの部分(座と言うらしいです)がうまく剥けない時は、右側の栗皮ピーラーを使うと剥きやすいです。しかし剥きにくいものはザラザラ部分と渋皮が密着していますので、渋皮まで一緒に剥けてしまうことがあるので要注意です。注意して注意してやっても、私の腕ではきれいに剥けるのは6~7割程度です。まあ、少しくらい渋皮にキズが入っても、出来上がりの外観が悪くなるだけで、食べる分には十分おいしいのですが、やはりプライドに係わります。

鬼皮を剥き終わったら、渋皮のあく抜きのために、重曹を入れた水で煮て茹でこぼすのを3回繰り返し、その後、水で煮て茹でこぼしてから、最後に砂糖を入れて煮詰めます。茹でこぼしの回数を増やすほど、渋皮の色が薄くなり、仕上がりがきれいになりますが、回数を増やすほど渋皮の剥がれと煮崩れが多くなりますので、私は重曹水3回、水1回にしています。これですと色はかなり濃いですが、あくは十分に抜けていて、えぐみは全く感じません。とてもおいしいのですが、血糖値が上がりそうなので食べ過ぎには要注意です。



 

2021/09/08

かつお節

かつお節削り器の写真
かつお節ですが、私が子供の頃は今のように削って袋詰めになっている、いわゆる削り節は数少なく、自宅で掻く(削る)のが当たり前でした。お味噌汁用に、おひたし用にと毎日母が掻いていました。


我々が結婚して所帯を持ってからは、我が家では当たり前のように袋詰めの削り節を使っていました。しかし十数年前にあるお店でかつお節削り器を見つけて衝動的に買ってしまい、それ以来ずっと使い続けています。


かつお節は一応有名どころの本枯れ節を使っていますが、意外と経済的です。我が家の前のスーパーでは、サバ節などとの混合削り節が100g当たり300~400円くらい、袋詰め削り節の主力の荒節の削り節が600~800円くらいです。荒節にカビ付けをして熟成させた本枯れ節の削り節は1000~1200円くらいとちょっと高くなります。私が使っている本枯れ節のかつお節は100g当たり900円程度ですので、袋詰めの削り節より少し安いです。これで削りたての味と香りを堪能できるのですから大満足です。もちろんこれよりはるかに値段の高い超高級品もありますが、私はこのレベルで十分楽しんでいます。


数年前に那珂湊のおさかな市場でこの半額くらいのかつお節(一応国産の本枯れ節)を見つけて買ってきましたが、味そのものの前に、とても削りにくくて使うのをあきらめたことがありました。やはり値段の極端に安いのはそれなりの理由があるのだと思いました。


チロもかつお節が大好きです。室内でフリーになっている時に、かつお節を削っている音を聞くと駆けてきてお裾分けを要求します。食べたくても、おりこうに「待て」ができます。暑くて食欲が落ちている時に、いつものドッグフードにかつお節をかけてあげると、うまくいくと完食してくれます。うまくいかないとトッピングしたかつお節だけを食べて終りにしてしまいます。


2021/09/03

チロ(その56):あご乗せ

チロは平らな所にも寝ますが、あごをちょっと高いところに乗せて寝るのも好きです。チロ用マットの縁やソファーの肘掛け、飼い主の膝など、あごを乗せるところには事欠きません。





あごを高くしたほうが寝やすいのかと思うと、そうでもないようです。こんな格好でも平気で熟睡しています。




2021/08/31

雨と飴。「あめ⤵」、「あめ⤴」?

家内が、発表会で演奏予定だった曲を29日にホームページにアップしてから、ちょっと気にしています。

演奏がうまくいかなかったところがあるのも一因なのですが、一番最初の説明でしゃべった「城ヶ島の雨による幻想曲です」の「雨」のアクセントが気になるのだそうです。もともと語尾のイントネーションに特徴のある純粋栃木弁で育ってきて、普段はアクセントなども気にせず喋っており、かつ(本人いわく)活舌もあまり良くないのに、何か今回は気にしています。


私が調べたところでは多分日本語特有のアクセントのせいではないかと思います。「雨」のアクセントは「あ」、「飴」のアクセントは「め」なので、それは合っています。しかし日本語のアクセントは英語のアクセントのように「強い音」ではなく「高い音」なのです。アクセントと言うよりイントネーションです。ですから正しくは強さを変えるのではなく「あめ」と下げるのですが、それを英語のアクセントのように「あ」を強く言っているから、不自然に聞こえて気になるのではないかと思います。もともと純粋栃木弁で育ったのですから、あまり細かいことを気にしなくてもいいように思います。と言うわけで、アップしたのは修正せずにそのままとします。


蛇足ですが、歌の中に出てくる「利休鼠」とは色名の一つで、抹茶の緑色と侘び茶の雰囲気を連想して名前のつけられた利休色といわれる灰色がかった黄緑色に、鼠色が加わったものです。千利休が好んでいた色と言うわけではないそうです。下のような色ですが、ディスプレイによって見え方が少し異なるでしょう。




最近使っている柴犬のイラストは(株)マインドウェイブの「しばんばん」のLINEスタンプを、承諾を得て模写して使わせていただいています。